平成28年度第3回柏市立図書館協議会会議録

1 開催日時

平成29年1月25日(水曜日)午後3時~5時

2 開催場所

柏市立図書館本館第2会議室(柏市柏5丁目8‐12)

3 出席者

  • 委員

 松本会長、井上副会長、山宮委員、中島委員、田川委員、川島委員、渡辺委員、竹島委員、橘委員、田辺委員、白井委員、薄隅委員

  • 事務局

 篠原生涯学習部長、諏訪部図書館長、小池副参事、後藤主査

4 議事

1 (仮)柏市子ども読書活動推進計画(第三次)について

事務局から、(仮)柏市子ども読書活動推進計画(第三次)について資料を提示・説明し、協議を依頼。委員からの主な意見等は次のとおり。 

  • 「保存書庫スペースの確保」についての記載は、「蔵書の充実」の取組中においてのみか。保存書庫スペースの確保は図書館だけでできることではないので、一つの取組として取り上げたほうがいい。
  • 若い方は皆スマートフォンを持っていて情報のやりとをしているので、それを活用し、読書に係る実体験や社会との関わりの本、読書会の情報等を発信してみてはどうか。時代の流れに対応した方がよい。
  • スマートフォン等の情報は早く広がるが実行にはつながらないので、実際に体験させることが大切でないか。自分が読み聞かせを体験して心地よいと思ったら子どもにしていくものでないか。
  • 子どもたちは学校では読書をするが、それが家庭へつながらない。しかし、中学生のビブリオバトルには家族全員が観覧しに来るので、子どもを上手く活用し、PRすることも大切。
  • ボランティアの活動の中心はおはなし会であるが、このおはなし会を体験型にすると、読み聞かせの良さを理解するのでないか。計画の中にボランティアについての記述があるが、現在、ボランティアは減少、高齢化している。体験型にして若い親御さんが読み聞かせに関心をもち、参加してくれれば、と思う。
  • 今の若い親はとても忙しく、読み聞かせをするどころか、子どもが本を読んでいるのかどうか把握できているかどうかも怪しい。やはり学校や、放課後子ども教室等で本を使った授業をしてほしい。
  • 小学校にもよるが、ボランティア活動がPTA活動のポイントとなるシステムがあり、学校図書館のボランティアをするとPTAの役員免除ということで、人気がある。学校図書館にボランティアに来た父兄は、書架整理をしたり自分も読書したりしており、将来的にも身近に本がある環境を作り出してくれる良いシステムだと思う。
  • 読書活動の成功例や失敗例の提示がされると、これなら取り入れられる等、わかりやすい。例えば、高校生は図書館へは行かないがビブリオバトルは魅力的だと思っているので、ビブリオバトルを実施すれば少なくとも1冊は本を読むとか、リサイクル本市で無料で本をもらえることをとても喜ぶ人がいる等、色々な提示が考えられる。
  • リサイクル本市を常時行い、その情報をPCで発信してはどうか。また、リサイクル本を受け取るためには図書館の利用登録をしなければいけないようにする。リサイクル本市で1万冊弱の本が出るということは、本に魅力を感じている人が大勢いるということ。本に関心を持っていない人が多いと考えるのではなく、本に魅力を感じている人をどう広げるか考えればよい。
  • 我孫子市の青空文庫(リサイクル本コーナー)は、図書館の入口に寄贈本、除籍本、新聞、広告もまぜて常に出している。
  • ブックスタートは1歳半より前にできないか。例えば5ヶ月だとまだ本をめくることもできないので、親が一緒に本を読んでやることになる。ただ読むだけで親も子どもも心が温かくなり穏やかになる。全員ではなくても、母と子の集い等で読書体験できるイベントを開いていけるとよい。
  • 出生時に図書館の利用申請書を渡すことはできないか。0歳児から本を借りられることを知っていてもらうべき。そしてその時に読み聞かせの効果も伝えられるとよい。教育的なことに多くの親は関心を持っている。
  • 計画の指標の目標値の設定については提示の通りでよい。

 2 その他

  • メールアドレスの変更について
  • 今後の行事予定について         

5 傍聴

傍聴者 0人

6 次回開催予定

平成29年3月