平成27年度第3回柏市立図書館協議会会議録
1 開催日時
平成28年3月18日(金曜日)午前10時~正午
2 開催場所
柏市立図書館本館第2会議室(柏市柏5丁目8‐12)
3 出席者
- 委員
松本会長、井上副会長、金子委員、中島委員、田川委員、川島委員、渡辺委員、竹島委員、橘委員、田邊委員、白井委員、薄隅委員 - 事務局
藤江生涯学習部長、長妻図書館長、諏訪部副参事、小池副参事、岩井専門監 、佐藤副主幹
4 議事(要旨)
1.議事
本館の館内表示について
事務局から、「柏市立図書館本館における館内表示のあり方について(中間まとめ:アンケート結果から)」について説明し、協議を依頼。委員からの主な意見は次のとおり。
- スマートフォンを活用した館内案内を検討してほしい。
- 本館の次には分館の表示も考えてもらいたい。
- 館内表示仕様の作成はぜひ実施してほしい。表示を替えるまでは地道な作業であるが、館内全体で統一感を出せて、使いやすくなるなど、利便性が高まるので、がんばってやってもらいたい。
- 障がいをお持ちの方や外国人など、図書館を利用するにあたりハンディを持っている方たちに対して配慮した表示についても、項目を設けて載せたほうがよい。
ヤングアダルトサービスについて
事務局から、「柏市立図書館におけるヤングアダルトサービスについて(中間まとめ:アンケート結果から)」について説明し、協議を依頼。委員からの主な意見は次のとおり。
- 高校生も自身の世代を示す「ヤングアダルト」という言葉を知らないので、ヤングアダルトサービスを進めていく上で、名称については十分に検討してから進めてほしい。
- 高校生にとっては、学校図書館が中心で、公共図書館は必要とされていないのでは。その中で、ヤングアダルトサービスを実施していくのであれば、中高生のニーズを把握するだけではなく、積極的にその図書館サービスをPRしていく必要があると考える。
- 学校図書館と市立図書館の連携は年々少しずつ深まっており、これからも連携を続け、学校図書館の不足部分を市立図書館で補っていってもらいたい。
- 小学生までは親や友達と図書館に来るが、中学生になって時間がなくなるとともに、学校図書館で事足りてしまい、公共図書館に足を運ばなくなってしまう。公共図書館には学校図書館にない幅広い分野で本があるので、公共図書館の利用を勧めている。中高生の図書館利用が減ることはあっても、中高生自身の中に図書館の存在がなくならないよう、生涯学習という意味でもおとなになってからも図書館を使えるようにしてほしい。
- ヤングアダルトコーナーについては、中高生に読んでもらうとともに、おとなにも幅を広げてほしい。中高生が何に興味を持っているのかをおとながわかることも大事である。
- 児童文学もそうであるが、おとなが読んだほうがよい本もある。そういう本を読書案内などに取り上げてもらいたい。
(仮称)第三次子ども読書活動推進計画策定の進め方について
事務局から平成28年度に予定している「(仮称)第三次子ども読書活動推進計画」策定の進め方について説明し、協議を依頼。委員からの主な意見は次のとおり。
- 学校図書館の課題として、環境整備、授業支援、選書等があるので、それを計画に取り入れてほしい。
- 計画の実現のためには、前向きな姿勢と努力が大切であり、そうすることで、より良くなっていく可能性がでるもの。次の計画もきちんと考えて取組んでほしい。
2.報告
平成27年度教育行政重点化方針
平成27年度主要事業報告
柏市子ども読書活動推進計画(第二次)主要事業報告
3.その他
図書館サービスのあり方について
次年度の図書館協議会の検討内容のテーマについて
5 傍聴
傍聴者 1人
次回開催予定
平成28年6月