平成27年度第1回柏市立図書館協議会会議録
1 開催日時
平成27年6月30日(火曜日)午後3時~5時
2 開催場所
柏市立図書館本館第2会議室(柏市柏5丁目8‐12)
3 出席者
- 委員
松本会長、井上副会長、金子委員、中島委員、田川委員、川島委員、渡辺委員、竹島委員、橘委員、田辺委員、白井委員、薄隅委員 - 事務局
藤江生涯学習部長、長妻図書館長、諏訪部副参事、小池副参事、岩井専門監
4 議事(要旨)
- 委嘱状交付
- 生涯学習部長挨拶
- 委員自己紹介
- 会長・副会長選出
- 会長・副会長挨拶
- 議事
- 平成27年度の検討内容について 事務局から、検討事項として次の1.2.の2点を提示し、協議を依頼。平成27年度の協議会での検討事項とすることで了承を得た。
委員からの主な意見は次のとおり。
1.ヤングアダルトサービスについて- 学校図書館でヤングアダルトの本を選書するのは、現物を読んでいないと難しいと感じている。生徒の要求に追いついていかないと、生徒も離れてしまう。指導員も選書の勉強会をしようという話をしている。
- 図書館にヤングアダルトのコーナーがあったり、ヤングアダルト向けのブックリストを作成してもらえるとよい。
- ブックスタートを開始した世代が今14歳となっているが、その世代の調査も必要ではないか。
- 子どもに本を薦めるには、親が先に読むべきではないか。ヤングアダルトを薦めるには内容も知るべきである。
- 親の世代も読んでいるが、ヤングアダルトは、大人にも気軽で読みやすいものも多い。マンガに近いものもあるが、いいことも言っている。映画化された本も身近で手に取りやすい。
- 文部科学省の調査では、本を読まない高校生が多いというが、本を読む高校生は身近に本があり、家庭で本を読む習慣があるという分析もある。柏市は、分館がすぐそばにある環境を生かして読書に触れる機会を作るべきではないか。
- 世代によって読むものも感想も違ってくるが、読書会とのコラボができるとよい。
- 案内図がどこにあるのかわかりにくい。
- 児童のコーナーの案内は、子どもの目線より高めになっている。
- 本館の入口にイラストで地図を大きく貼ってほしい。
- 美観も大切だが、ちゃんと見えるか、見やすいかが大事。例えば、灰色に白抜きだと高齢者には見にくい場合がある。
- 図書館見学ツアーや、イベントで図書館の「宝探し」のようにものがあっても面白いのではないか。
- 柏には外国人も多いが、図書館がこの場所にあるというのも知らない人が多い。駅からの表示なども含め、特に中国人・韓国人が多いので中国語・韓国語の案内も必要ではないか。
- 全員で図書館内を歩いてアンケートをとるなどして改善を進めてほしい。
- 平成27年度柏市教育行政重点化方針について
生涯学習部長及び事務局から、図書館サービス充実のための施策について説明。
委員からの主な意見は次のとおり。- この地域には歴史がないとよく言われているが、地域本も、読みやすくすれば売れると思う。どんな地域にも特色がある。周辺の地域の特色に特化したものを揃えて、新しい住民に知らせていくことが大事である。
- 計画を作るための資料集めは苦労すると思うが、例えば、児童数が減っているなど現在の特色も調べてほしい。
- 平成27年度の検討内容について 事務局から、検討事項として次の1.2.の2点を提示し、協議を依頼。平成27年度の協議会での検討事項とすることで了承を得た。
7. 報告事項
- 平成26年度主要事業報告
- 郷土行政資料のあり方について
8.その他
- 「教育委員会月報5月号」(文部科学省)に掲載された柏市立図書館こども図書館の取組みについて
- 「学びづくりフロンティアプロジェクト」について
5 傍聴
傍聴者 0人
次回開催予定
平成27年10月