平成24年度第1回柏市立図書館協議会会議録

1 開催日時

 平成24年6月20日(水曜日)午後3時~5時

2 開催場所

 柏市立図書館本館第2会議室(柏市柏5丁目8‐12)

3 出席者

  • 委員
    嵩原会長、前之園副会長、神藤委員、金子委員、中川委員、鈴木委員、関根委員、小島委員、森委員、橘委員、松本委員
  • 事務局
    草野生涯学習部長、中山図書館長、諏訪部副参事、岩井専門監、山口副主幹(企画担当リーダー)、渡辺副主幹(管理担当リーダー)、千田副主幹(奉仕担当リーダー) 、佐藤副主幹、中村副主幹

4 議事(要旨)

 (1)委嘱状交付

 (2)生涯学習部長挨拶

 (3)新任委員自己紹介・職員紹介

 (4)会長挨拶

 (5)報告事項

  1. 平成24年度図書館事業計画
  2. 商用データベースの閲覧等について

 (6)協議事項

  1. 柏市子ども読書活動推進計画(第二次)の策定について
    事務局から説明。「柏市子ども読書活動推進計画(第二次)案」について、計画の概要、パブリックコメントの実施結果及び前回の協議会で示した案からの変更点を説明。協議の上、各委員から賛同を得られた。
  2. 図書館(本館・分館)における施設サービスのあり方について
    事務局から、検討事項として次のものを提示し、協議を依頼。
    ア 電子書籍・電子図書館について
  • カセットテープやCD、DVDが導入されたときと同じようなものを感じる。電子書籍と紙媒体は両立していくと思う。
  • 岩見沢市や生駒市で電子図書館が休止・中止になった経緯は?
    →【事務局】コンテンツが少なく、利用者も少なかったためとのこと。継続するためには評価が必要。
  • 先進地を視察して時代の流れを勉強したい。
  • 便利になるとシステム等もどんどん変わっていく。公共図書館が電子書籍を導入すると、結局経費が非常にかかるのではないか。
  • 今後、生まれた時からコンピュータがあるのが当たり前の世代に移っていく。公共図書館としては電子書籍について検討していかなければならない。
  • 利用者の年代ではヤングアダルトが少ない。底辺を広げるというはっきりした目的があれば、電子図書館もありなのでは。
    イ 施設修繕、事業運営等について
  • 松葉分館、光ヶ丘分館の利用が多いのは範囲が広いからか。
    →【事務局】両分館とも大規模団地がある。また、松葉には大型スーパーの駐車場があることも大きい。布施の利用が少ないのは、一戸建てや農家が多く、人口が少なくて子どもも少ないためと思われる。分館は近隣センタ ーに併設されているので対応に限界があるが、各分館とも同じように人手や経費がかかるので、分館の体制の見直しが必要と考えている。
  • ソフトが良ければ利用が多くなる。柏の葉は街が発展しているのに分館を含め公共施設がない。三井不動産とタイアップするなど、新しい住民への新しいサービスを考えて欲しい。
  1. 図書館ボランティアのあり方について
  • ボランティアが活動しやすい要件は、ロッカー等を含め決まった場所があること、拘束時間があまり長すぎないこと、事前研修がきちんとあること。
  • 分館での催し等について、企画や周知をボランティアをもっと絡めてやっていってはどうか。
  • 障害者への宅配はどうなっているか。
    →【事務局】本館の職員がやっており、ボランティアによる活動は休止状態である。
  • こども図書館では修理が必要な本が山積みになっている。ボランティアにお願いしてはどうか。
    →【事務局】他の分館と違って作業の場所もあり、修理対象の本が多いので、一つの方法として、ボランティアの活用は可能と思われる。
  1. 研修視察先について
    日時は事務局提案のとおり。場所は二つの候補が提案され、事務局に一任となった。

 (7)その他
 特になし

5 傍聴

 傍聴者 0人

6 次回開催予定

 平成24年10月10日(水曜日)に視察研修を行う予定