平成20年度第1回柏市立図書館協議会会議録

1 開催日時

平成20年5月21日(水曜日) 午前10時~正午

2 開催場所

柏市立図書館本館 第2会議室

3 出席者

(委 員)

嵩原会長、尾河副会長、

神藤委員、平川委員、中川委員、岡田委員、関根委員、森委員、馬場委員、

宮本委員、前之園委員

(事務局)

成島図書館長、小舘専門監、諏訪部主幹

安藤副主幹、小池田副主幹、牧野副主幹

4 議 事(要旨)

(1)事務局人事異動報告

(2)事務局から資料に基づき19年度事業報告及び20年度事業計画の説明。

―質疑―

【委員】個人登録数が少ないと思うが、ネット予約を開始したことによって新規の方が増えたということはあるか。

【事務局】既に利用者だった方が登録したものと新規登録の方がネット予約を同時登録したものの双方があり、特に目立った増加はなかった。

【会長】便利に予約できるで、とりあえず押さえておこうといった予約が増えたりはしていないのか。

【委員】統計にあるリクエスト数というものは、購入依頼だけなのか。分館だと簡単に受け付けてくれて非常に便利、といった市民の感想を聞いたこともあるが、リクエストすれば何でも購入してもらえるということか。

【事務局】リクエスト・カードは基本的には一旦お預かりすることとなっている。購入の場合はカード提出のみだが、所蔵のあるものも無いものもカウントしている。

【委員】リクエストの%がここまでなら購入、といった基準はあるのか。

【事務局】予約がなくとも購入したいと考えているものもかなりの比率である。

【会長】リクエストの基本的にすべて応じるべきではないか、リクエストの多い図書館は駄目だ、という意見もあるが、現実を知らない言葉だし、もっと市民を信頼していい。

【委員】高額なものは市内の大学図書館を紹介したりすることもあるのか。

【事務局】現在、県内での相互貸借などで対応している。

【委員】分館が多いのか個人登録者数比率が類似団体と比べて低い原因は何だと思うか。問題はハード面なのか、ソフト面なのか。都市傾向なのか。

【事務局】新中央図書館ができれば、今利用していない層が増えてくれることを期待している。

【会長】『日本の図書館』の数値の捉え方に差異があるということもあるが、古いデータがそのまま累計されているため登録件数が多くなっている例もある。また、市外の利用者も登録できるので、この登録者数というものはよく考えなければならないし、統計数値は、他の数値と併せて考える必要がある。

(3)協議事項

ア 図書館の運営理念・運営方針(案)について

【事務局】柏市らしさを打ち出したものにしたかったが、普遍的なものにならざるを得なかった。

【委員】利用する市民の立場から言えば、”すばやく”、”迅速に”といった言葉があると絞まるのではないか。

【委員】これは新しく定められるものなのか。

【事務局】今まで定められていなかった。選書などの際にも拠りどころとなると考えている。

【委員】2に、子ども・高齢者が特に取上げられているが、今は若い世代が苦しんでいる。すべての市民が豊かに暮らせることが大事なのではないか。

【事務局】理念で「だれでも」とし、方針では、児童・高齢者・勤労者と、特に施策展開を考えている部分が出ている。子ども読書活動推進計画では「子ども」を18歳までと捉え、図書館では施策を進めている。

【委員】18歳までを図書館が考えているということならば良い。

イ こども図書館について

【事務局】

・工事写真をもとに状況報告。

・開館イベント、開館後の事業についての検討状況報告。

【委員】臨時でもよいので、“こども図書館行きバス”を追々走らせることを検討してほしいものだ。

【事務局】PRについても検討したい。

【委員】折込広告はできないのか。

【事務局】広告は高価なので難しい。広報、地域の新聞等への働きかけはする。

【委員】ケーブルテレビで報道してもらうのはどうか。費用はかからないし、結構PRになる。

【委員】幼稚園ではよく様々なパンフレットを持ち帰ってくるので、ちらしを作成してはどうか。そこにPR出来れば、その下の世代にも伝わる。

【委員】月曜休館は不動なのか。小学校の代休日は月曜が多い。すぐには無理だとは思うが、子ども達が行く場がないので、今後検討して欲しい。

【事務局】他では月曜開館する図書館も出始めているが、柏では祝日開館も始まり、現状ではかなり難しい。

ウ 研修視察について

・日程・場所を検討

5傍 聴

傍聴者 0名

以上