令和元年度第1回柏市公民館運営審議会会議録

1 開催日時

令和2年2月7日(金曜日)午後1時30分から3時

2 開催場所

沼南保健センター1階 保健指導室(柏市大島田21-2)

3 出席者

委員

藤原委員(委員長)、山本委員(副委員長)、一ノ瀬委員、今井委員、海老原委員、小林委員、椎名委員、鈴木委員、多賀井委員、長島委員及び永田委員

事務局

小貫生涯学習部長、石田教育総務課長、髙村生涯学習課長、坂口中央公民館長、中央公民館橋本副主幹、中央公民館和島主査、中央公民館石井主任、中央公民館茂山主事、中央公民館村田生涯学習専門アドバイザー、中央公民館江幡生涯学習専門アドバイザー及び中央公民館高野山生涯学習専門アドバイザー

4 会議要旨

審議事項

1 令和元年度中央公民館事業実施報告(中間報告)

2 令和2年度中央公民館事業計画(案)

審議事項1及び2について事務局から説明を行った。その際に表明された主な意見は、次のとおり。

(小林委員)苦情を申し上げたい。配布資料1ページ目の文字が小さすぎる。次回は改善して欲しい。耐震改修工事による休館中、今年度の講座はどこで実施したか。令和2年度事業計画案は令和3年3月末までの計画か。

(館長)今年度の講座開催場所は沼南保健センターが多く、他にも日本語教室の昼の部は中央体育館管理棟会議室で、夜の部は豊四季台近隣センター体育館会議室で、わくわく人形劇まつりは沼南近隣センターで、公民館フェスティバルはパレット柏をオープンスペースを含めて数部屋借りて開催した。地域づくり事業では「発酵食品で健康ライフ」などのセミナーを豊四季台近隣センターで、講演会を柏第六小学校の多目的室を借りて開催した。令和2年度事業計画案はリニューアルオープン後の令和3年3月末までを含めて考えている。ただし、耐震改修工事が11月に完了予定であり、12月に引っ越し及び開館に向けての準備作業を予定しているため、11月及び12月は講座開催が難しくなると考えている。しかし、その後はリニューアルオープンイベントを含めて、新しくなった中央公民館で講座開催できればと考えている。

報告事項

3 リニューアル後の教育福祉会館のあり方について(経過報告)

4 リニューアル後の公民館事業のあり方について(中間報告)

報告事項3及び4について事務局から説明を行った。その際に表明された主な意見は、次のとおり。

(藤原委員長)「リニューアル後の公民館事業のあり方について(中間報告)」は実際にできるのか。具体性がない。例えば、「1今後の公民館講座について(1)地域活動に貢献できる人材の育成」について、どのように地域貢献する人材を育てようとしているのか。また、どこで活かそうとしているのか。誰が育成をするのか。「1(2)地域における公民館講座の展開」について、地域課題の把握はできているか。「1(3)ネットワーク型行政による公民館講座の展開」について、どういうところと連携して、どういう講座をするのか。特に「1(1) 地域活動に貢献できる人材の育成」について具体的に聞かせてもらいたい。

(館長)現在は方針の段階である。これから具体的な部分についてどこから取り組めるのかを、進めながら考えていく。人材育成について、今年度は「かがやきセミナー」のボランティアガイド養成講座を実施し、少しずつ人づくりを進めていこうと考えている。今までの中央公民館講座は学びだけで、その先に繋がらなかった。今後は学習成果を地域活動など先に繋がるように講座を実施していきたい。まずは人づくりを進める。リニューアルオープン後の教育福祉会館で生涯学習に関する事業のスタートに従事してもらう中間支援者を育成していこうと考えている。中央で人づくりをし、地域で活動してもらうようにする。地域での講座展開について、従来は会場を借りて、中央公民館で実施していた講座内容を展開していた。今後は地域のニーズを拾って展開していく。今年度はモデルとして豊四季台近隣センターで現代課題講座「水彩一筆画を楽しむ」、「発酵食品で健康ライフ」、「お笑い一芸百選」を実施した。しかし、まだ地域の課題を拾いきれていない。今後どのような形で実施していくかを試行錯誤しながら進めていく。委員の皆様からもご意見をいただきたいと考えている。

(藤原委員長)令和3年度の講座を検討するにあたって、ロードマップのようなもの、いつまでに素案を作り、いつまでに中間報告をし、どこと連携するかをどの時期に決めるのかといったことはどうなっているか。

(館長)明確には見えていない。令和2年度中にロードマップを作るようにしたい。来年度は公民館運営審議会(以下、公運審)を3回予定しており、事務局案に対して委員の皆様からご意見をいただきながら固めていきたい。

(小林委員)内容は素晴らしいが、実現できるか心配である。来年度の公運審の3回について、開催時期を決めてほしい。開催時期をもとにロードマップを考えてほしい。そして、公運審での報告内容と委員に求める意見をまとめてほしい。

(椎名委員)抽象的、概念的、理想的である。実現できることが少なくなってしまう危険性がある。

(館長)厳しい意見だからこそ受け止めて、具体的に少しずつでも前に進めて行けるように頑張りたい。小林委員から来年度の開催時期について決めた方がいいとのご意見があったので、現段階で考えている予定を申し上げる。第1回は4月下旬から5月に開催予定。リニューアル後の中央公民館の部屋割り及び使用料の見直しにより、条例の改正が必要となるため、6月議会前に委員の皆様にご承認をいただくことを予定している。第2回は8月頃に開催予定。令和2年度事業実施中間報告、令和3年度事業計画案、リニューアル後の教育福祉会館のあり方の方針案を示す予定である。第3回は2月に開催予定。令和2年度事業実施報告、令和3年度事業計画、リニューアル後の教育福祉会館のあり方の方針を最終報告するために、リニューアルオープン後の中央公民館で開催したいと考えている。

(山本副委員長)日本語教室など代替施設で実施している講座はリニューアル後、中央公民館で実施できるのか。

(館長)新たな中央公民館で実施できる。

(鈴木委員)リニューアルオープン後の中央公民館の素晴らしさをアピールすることが大事。オープンする前に行政と委員とで徹底的に討論して、近隣の公民館で最も良く、利用頻度の高いものにできるようにしていけたらいい。

(多賀井委員)柏市PTA連絡協議会など部屋を使用していた団体はリニューアルオープン後、中央公民館に戻ることはできるのか。

(館長)中央公民館を使用していた団体はリニューアルオープン後も使える。

(鈴木委員)次回の公運審までに各委員に考えてきてもらいたい事項を予め提示した上で、開催した方がいい。各委員の意見を箇条書きにしていくことで内容の濃い審議会になるのではないか。

(館長)来年度の公運審は会議形式だけでなく、グループワーク形式でも実施したいと考えている。気軽にご意見をいただける場を作りたいと考えている。

(海老原委員)新たに中央公民館を利用したい団体はどのような部屋をどの程度確保できるか。

(館長)オープニングセレモニーにあわせて内覧会をしたいと考えている。内覧して、利用したい団体があれば、できる限り利用できるようにしたい。

(永田委員)公民館は高齢者の居場所というイメージが根強い。子育てを終えたり、退職した直後の、高齢者というには若すぎる世代には行きづらい。その世代の方々、特に活動に消極的な男性への中央公民館での活動のアピール方法を考えて欲しい。

(館長)ご意見を是非参考にさせていただく。

(藤原委員長)永田委員のご意見は、これから各地で起こりうる団塊世代問題であり、その世代の方々をどのように取り込んでいって、活躍の場をつくるのかは非常に大切な問題である。現代的課題の一つであるので、行政として考えていただきたい。指定管理者制度の導入は検討しているのか。

(館長)指定管理者制度は検討していない。引き続き直営で考えている。

5 傍聴

傍聴者 0人

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