平成30年度第3回柏市公民館運営審議会会議録

1 開催日時

平成31年2月4日(月曜日)午前10時~11時30分

2 開催場所

柏市中央公民館4階 集会室1・2(柏市柏五丁目8-12)

3 出席者

委員

藤原委員(委員長)、山本委員(副委員長)、海老原委員、河村委員、神田委員、小林委員及び菅原委員

事務局

小貫生涯学習部長、生涯学習課橋本副参事、坂口中央公民館長、中央公民館橋本副主幹、中央公民館川亦主査、中央公民館茂山主事、中央公民館村田生涯学習専門アドバイザー、中央公民館江幡生涯学習専門アドバイザー及び中央公民館高野山生涯学習専門アドバイザー

4 報告及び審議事項

  1. 平成30年度中央公民館事業報告(中間報告)

  2. 教育福祉会館耐震補強及び大規模改修事業について

  3. 平成31年度中央公民館事業計画(案)

5 会議要旨

報告事項1について事務局から説明を行った。その際に表明された主な意見は、次のとおり。

(神田委員)3月19日実施予定の家庭教育セミナー「子育てハッピーアドバイスと春の寄せ植え」について、いくつぐらいの子供の親を対象にしているか。

(江幡生涯学習専門アドバイザー)小学生の親を対象と考えている。寄せ植えを通して、自尊心と自己肯定感を持つことの大切さ、個性を大事にして育てることをねらいとしている。ただし、親に限らず、子育てに関心のある方も応募の対象としている。

(小林委員)現代課題講座「花育ガーデン講座」について、会場を旭町近隣センターとした経緯と成果を説明して欲しい。

(高野山生涯学習専門アドバイザー)旭町ふるさと協議会と旭東小学校長と旭町近隣センター所長とで話し合いがあった。ふるさと協議会は学校支援をしたいという思いがあり、学校は児童だけで花壇の手入れを十分に行うことができなかったため実現した。小学4年生から6年生まで約20名の栽培飼育委員会とボランティアとで月初めの金曜日に共同作業をしている。1学期は雑草取りばかりであったが、2学期はさつまいもと落花生を収穫できた。旭町近隣センター所長はふるさと協議会と学校との間に入ってコーディネートした。

(小林委員)なぜ中央公民館が関わったのか。

(村田生涯学習専門アドバイザー)生涯学習部と地域づくり推進部とで課題解決をしていく中で、中央公民館がハブとなり、地域支援課のコーディネーター、社会福祉協議会の地域担当、ふるさと協議会の地域づくり推進委員とで各近隣センターのニーズや課題を抽出して、講座が必要な場合に中央公民館が実施する。今回は旭町近隣センター所長から提案があったため、モデルとして実施した。今後については、ふるさと協議会定例会において、生涯学習課から各近隣センター所長とふるさと協議会会長に、近隣センターで生涯学習講座を一緒に展開することについて話をしており、了承を得られている。来年度進めていく。

(神田委員)高野山生涯学習専門アドバイザーの手から離れたり、旭町近隣センター所長が変わっても当該事業は地域で継続されるか。

(高野山生涯学習専門アドバイザー)確約はできないが、継続可能な責任の持ち方をしている。花壇を作るのが目的ではなく、学校支援の糸口を作ることを目的としている。学校支援で大切なことは地域と学校とが話し合いをすることであり、その中間支援をする人が必要となるが、活動を通してその能力が培われていくと考えている。生涯学習での学びの成果を地域の中で展開する、展開に導いていく機会の提供を支援することも大事だと考えている。

(神田委員)学校と地域が結びついて、地域の方々が各学校を支援することは理想的な形である。また、中央公民館が生涯学習講座を実施していく中で、市民が生涯学習を通して地域活動を進めていく流れができれば、市民活動も活発になるのではと期待している。

(藤原委員)こうした連携は継続が難しいと言われているが、一つのモデルケースとしてチャートを作り、どこの地域でも実践できる仕組み作りが必要である。そのために中央公民館が関わっていくことは意義が大きいと考えている。

報告事項2について事務局から説明を行った。その際に表明された主な意見は、次のとおり。

(小林委員)市民が利用できるのは3月31日までか。

(中央公民館長)そのとおり。

審議事項3について事務局から説明を行った。その際に表明された主な意見は、次のとおり。

(小林委員)講座実施は沼南近隣センターや沼南保健センターを中心に考えているか。

(中央公民館長)柏駅周辺の近隣センターは部屋の稼働率が高く、講座実施のための確保が難しい。それでも偏りが出ないように考えていきたい。ただし、執務室が沼南保健センターになるため、現時点で確保している会場については沼南地域が多い傾向にある。

(山本委員)日本語教室について、場所の確保が難しく、昼の部と夜の部とで異なる場所になる。また、どちらも便利な場所ではなく、受講生が来るのかが心配である。講師の間では未だに昼の部と夜の部とで同じ場所で実施できたらという意見が出ている。自転車や徒歩で来館していた講師数名は、場所が遠くなって継続できない方もいる。より良い場所がないかと話が未だに出ている。

(海老原委員)私達でも場所の協力をいただけるところがないかもう一度考えてみる。

(菅原委員)結論から言うと仕方がない。今まで中央公民館で都合よくできていたことを休館中は工夫するしかない。場所が変わることを前向きに考えるしかない。場所が変わることで、今までと違う方が来たりするかもしれない。ところで、平成31年度柏市中央公民館事業計画(案)の中に「見直しを行います。」とあるが、見直しを行う基準がどのようになっているのか見えてこない。

(神田委員)日本語教室の実態を考えると、生活のために日本語を学びたい外国人にとってバス代の支出も厳しいと思われる。以前、藤原委員から大学を会場として使用する提案があったが、大学との連携も考えてみてはどうか。随時情報を集めていくべきである。

(小林委員)パソコン講座は10年前に小学校のパソコンルームでスタートした。場所の候補として学校を考えるのはどうか。また、柏駅前の元そごうの建物も使用できると良い。

(生涯学習部長)日本語教室について、当初、講師の通う方法と受講生の利便性を考慮すると継続が難しいと館長から相談があった。しかし、状況は理解していたが、やめるという選択を考えなかった。まず、場所を確保し、場所に応じた方法で講師の理解をいただいて、継続して欲しいと強くお願いをした。各委員からいただいた意見は、中央公民館の利用団体の意見と本質的に全く同じだと理解している。その上で我々が反省しないといけないことは、お願いと説明に不足があったことである。利用団体と事業に協力いただいている団体に、今後もお願いと説明を根気よく行っていきたい。最後に、スタートはこの形だが、常に他の施設や工夫を考え続けていくこと、情報収集をすること、知恵をお借りすることを続けていきたい。

(藤原委員)休館中に情報を発信し続けていく必要がある。利用団体の活動状況を把握し、成功例を発信することで他の団体の活動の幅も広げることができ、活動に困っている団体には支援を行う必要もある。また、可能であれば公民館運営審議会も関わっていきたい。

6 傍聴

傍聴者 1人

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