平成30年度第1回柏市公民館運営審議会会議録

1 開催日時

平成30年7月12日(木曜日)午前10時~11時40分

2 開催場所

柏市中央公民館4階 集会室2(柏市柏五丁目8-12)

3 出席者

委員

藤原委員(委員長)、山本委員(副委員長)、松浦委員、桑原委員、小林委員、一瀬委員、神田委員、鈴木委員、河村委員、坂巻委員、菅原委員及び海老原委員

事務局

小貫生涯学習部長、高村生涯学習課長、坂口中央公民館長、中央公民館川亦主査、中央公民館茂山主事、中央公民館高野山生涯学習専門アドバイザー、中央公民館江幡生涯学習専門アドバイザー及び中央公民館村田生涯学習専門アドバイザー

4 議題

  1. 公民館事業の方針

  2. 平成29年度中央公民館事業実施報告

  3. 平成30年度中央公民館事業計画

  4. 意見交換
    ア 教育福祉会館休館中の公民館事業について
    イ 教育福祉会館リニューアル後の公民館のあり方等ついて

会議概要(要旨)

議題1から3について事務局から説明を行った。その際に表明された主な意見は、次のとおり。

(委員)現代課題講座の、旭東小学校とふるさと協議会の花壇づくりについて具体的に教えて欲しい。

(事務局)4、5月で4回実施した。4回のうち3回はガーデニングの基礎を学んだ。講師には、NHK趣味の園芸の山口まり先生をお願いした。4回目の5月に、旭東小学校の栽培飼育委員会の子ども達とセミナーの受講生19名が顔合わせをして、花壇作りを通して命の大切さを学んでいくこととなった。月1回の(栽培飼育)委員会活動は旭東小グリーンボランティアグループとして活動し、ふるさと協議会は、学校と地域をつなぐ中間支援の役割のもと、会長や環境部長も一緒に加わり実施している。お金の面では、ポット苗や肥料を買ったりするのに、ふるさと協議会で今年度1年間で10万円程度ご用意いただいている。地域、学校ともに協力していただいている。

(委員)具体的な活動時間を教えて欲しい。

(事務局)旭東小学校の場合は、委員会活動は月1回、金曜日の6校時目、午後3時15分までとなっている。でも、それだけでは草が生い茂ってしまうので、それ以外でも大人だけで花壇整備、雑草とり、肥料、土作りをしたりといった活動日を設けている。

(委員)とても素敵な講座なので、そういう活動が他の学校と他のふるさと協議会に広がればいいなと思って伺った。

(委員)平成29年度と比較すると区分によっては事業数が減っているところもあるが理由はあるか。

(事務局)1番大きいのは地域づくり事業の中で沼南公民館時代から行っていたオープンカレッジの見直しである。今まで講演会形式で100~200人規模で行っていたが、講演会といってもテーマによって最近人が集まらない。1回だけ話を聞いて次(の学び)につなげるためにはどうしたらいいのか公民館で検討が必要ということで、今年度については計画の中には載せていない。この部分が昨年と比べて減った。また、現代課題講座については、昨年度の計画の段階では8ヶ所程度という数字を載せていたが、地域の実情やニーズを踏まえ、課題解決に向けて丁寧にじっくり取り組んでいかなくてはならないということで、数にこだわらず、どこでできるのかということも探りながら今年度はモデル地域を1、2ヶ所つくっていくことを考えている。あとは基本的には昨年度と同様に進めていきたいと考えている。

意見交換(ア)についてグループワークを行った。内容は次のとおり。

Aグループ

  • 2年間は近くの近隣センター等で講座を行うことによって、そこで楽しみを得て、2年経って中央公民館にまた多くの方が戻ってくるという形にしていけばよいのではないか。
  • 場所については、近隣センター等の施設以外にも、学校体育館などを一時的に利用することは可能なのではないか。

Bグループ

  • 市などの原案を出してもらわないと難しい。
  • 場所について、中心部から遠い所には使えそうな場所があるが、集まることを考えると駅周辺となる。1つは学校も使えるのではないかという話もあがったが、なかなか難しい。近隣センターについても持ち回りという形ではなかなか継続していかないので、話がまとまらなかった。

意見交換(イ)についてグループワークを行った。内容は次のとおり。

Aグループ

  • リニューアル後、各団体が今までどおり中央公民館を使えるのかどうかという不安を解消しなければ、審議会での話し合いは夢物語になってしまう。
  • 中央公民館の存在意義としては、市民の生涯学習の拠点であり、子供から高齢者までのコミュニケーションの場であることを忘れてはならない。
  • また、大切なこととして、公民館は直営であってほしい。

Bグループ

  • 近隣市の公民館の使い方を参考にするとよいのでは。
  • (教育福祉会館は)1、2階が福祉会館で3、4、5階が公民館ということで、2階と3階を境に分かれている。なかなか交流がないので、リニューアル後は交流の場を作って欲しい。そのためには点字や手話にふれる講座を企画するなどして交流の機会をつくり、障害のある方とのふれあい、対応ができる空間にできるとよい。障害者とのふれあいが特別なことではなく、接し方の知識を得る場になってほしい。

5 傍聴

傍聴者 0人