平成26年度第3回柏市公民館運営審議会会議録

1 開催日時

平成27年1月27日(火曜日)午後3時から午後4時30分

2 開催場所

沼南保健センター2階第2会議室

3 出席委員

藤原委員長、乾副委員長、渡邉委員、百委員、小林委員、青木委員、神田委員、染谷委員、田中委員、畑中委員、関山委員、大塚委員

4 出席職員

藤江生涯学習部長、鈴木生涯学習部次長兼教育総務課長、小城生涯学習部次長兼生涯学習課長、海老原中央公民館長、渡耒沼南公民館長、中央公民館事業担当吉岡主査、沼南公民館事業担当中島担当リーダー

5 傍聴者

なし

 平成26年度 第3回 公民館運営審議会会議録(要旨)

議題

(1) 報告事項

  1. 平成26年度中央公民館、沼南公民館の事業について
  2. 平成26年度中央公民館、沼南公民館の利用状況について

(2) 審議事項

  1. 沼南公民館の公民館講座・事業の継承方法について

議事内容

(1)報告事項

(事務局)各館長より各館の平成26年度事業概要を報告し意見を求めた。

(委員)趣味的な内容の講座が一部含まれているが、現代的な課題をテーマとした社会の変化に対応する内容とされたい。

(委員)人気の高い講座は抽選とのことだが、抽選に外れる方がないような対処を検討すべきである。

(2)審議事項

(事務局)審議事項の「沼南公民館の公民館講座・事業の継承方法について」を資料(別添)により生涯学習課長及び両館長から説明した。説明項目は次のとおり。

沼南公民館の公民館講座・事業の継承方法について

 1.沼南公民館の近隣センター移行の経過について

 2.沼南公民館の公民館事業について

 3.(仮称)沼南近隣センターで継承する事業

今後の生涯学習事業の展開について

 1.生涯学習の推進方針

 2.地域バランスを考慮した生涯学習拠点の位置づけ

(委員)近隣センターに移行後、生涯学習事業を行うのは他の近隣センターとの関係をどう考えるのか。

(事務局)市内全域の生涯学習事業の展開については資料4ページ「今後の生涯学習事業の展開について」のとおり考えております。地域バランスを考え北部・中央・南部のエリアに分けて、それぞれの拠点づくりを考えている。(仮称)沼南近隣センターは南部エリアの拠点として位置づけているもので、その他の近隣センターにおいても2館程度活用した方法を検討している。

(事務局)沼南公民館では、年間60を超える定期講座やセミナーが開催され、地域の人づくりや多様な自主活動を築いてきた実績がある。また、利用者団体等とのこれまでの話し合いで生涯学習事業を継承する旨の協議をしてきた経過も踏まえて、移行後のこの取扱いを考えている。

(委員)今後、近隣センター2館程度で生涯学習事業を展開するとのことだが、どこの近隣センターか。

(事務局)近隣センターの所管部署と協議していくことになるが、全市的なバランスを踏まえ行う方針である。

(委員長)移行に伴う様々な事業の継承に関しては、近隣センター側も了解していると理解してよいのか。

(事務局)事業継承の担保を得るために、近隣センター所管部署との話し合いを詰めている。

(委員)現在の講座など継承できるのか。

(事務局)先に行った移行に関するパブリックコメントに寄せられたご意見とそれに対する市の考え方の概要を説明。

(事務局)生涯学習課で事業展開するが、人員や予算を確保するべく27年度に事務調整を行い、また、会場を確保するために担当部署との間で何らかの取り決めをしていきたい。

(委員)例えば、アミュゼ柏は中央近隣センターと同じだが、「アミュゼの会議室、アミュゼの音楽室」という呼び方が一般化している。特別な背景がある近隣センターとしていくには、名称を検討する必要があるのではないか。

(委員長)名称については市の考えがありますので、今日の会議では、事業の継承ということについての意見をお願いしたい。

(委員)事業仕分けでは、近隣センターでの生涯学習事業は廃止とされた。公民館と近隣センターは設置目的が異なるため、条例を改正していくのは難しいと思うが、どのように生涯学習課で継承するのか。

(事務局)近隣センターへの移行という、この時期を捉え、生涯学習への取組みを組み立て直し、生涯学習事業の新たな展開ということで検討した。

 事業仕分けでの廃止は、近隣センター主催の生涯学習事業ができないということであり、近隣センターを会場とする事業は可能であると考える。

 この審議会や社会教育委員会議で議論して頂くことや生涯学習推進計画に位置づけることで事業の継続性を担保したい。

(委員)沼南公民館まつりだが、従来の実行委員会方式はどのようになるか。

(事務局)移行後は、地域支援課が主管課となることから、今までどおり進めてもらえるよう事務引継ぎして行く。

(委員)近隣センターになると“ふるさと協議会”が主になると聞くが、どのような運営になるか姿が分かりづらい。

(事務局)ふるさと協議会は、近隣センターを会場に文化祭や地区まつりなど様々なコミュニティ活動を主体的に取り組んでいる。沼南公民館には、文化団体が多く組織力もあるので、沼南公民館まつりを実行委員会方式により実施しています。

 移行後も、実行委員会方式について話し合いをしながら進めて頂きたい。

(委員)自分は永楽台地域ふるさと協議会で活動しているが、連携した取組みが必要であり、早い時期に風早北部地域のふるさと協議会と話し合いを進められたほうがよいと思う。

(委員長)ふるさと協議会とよくすり合わせて、スムーズに移行していただければと思います。移行を進めていくうえで、生涯学習のあり方との関係をどう考えていますか。

(事務局)時代の変化に対応した公民館の在り方、役割を考えている。市内の社会教育施設、大学、民間カルチャーの地域資源、近隣センターで行われている地域の課題解決、活性化の事業との連携による「ネットワーク型」の生涯学習体制の整備を進めていきたい。このことから、移行後も生涯学習事業を行う南部エリアの拠点として位置づけていきたい。

 3 その他として出された意見等

(委員)人を引き付ける核となる魅力がある講座を考えて頂きたい。

(委員)登録団体が減っていることから青少年を巻き込んだ講座の充実に努めて頂きたい。

関連ファイル