平成26年度第1回柏市公民館運営審議会会議録

開催日時

平成26年7月10日(木曜日)午後1時30分~午後3時

開催場所

柏市大島田440-1

柏市沼南公民館 第1・2会議室

出席者

委員

藤原委員長、乾副委員長、渡辺委員、小林委員、青木委員、神田委員、染谷委員、田中委員、関山委員、大塚委員

事務局

藤江生涯学習部長、小城生涯学習部次長、海老原中央公民館長、渡耒沼南公民館長、中央公民館事業担当吉岡主査、沼南公民館中島事業担当リーダー、同吉岡副主幹

内容

  1. 開会
    委員紹介
  2. 委員長挨拶
  3. 生涯学習部長挨拶
  4. 議題
    (1)公民館事業の方針について
    (2)平成25年度中央公民館・沼南公民館の事業報告
    (3)平成26年度中央公民館、沼南公民館の事業計画
  5. その他

会議概要(要旨)

議題

(1)公民館事業の方針について

中央公民館から説明

生涯学習推進計画に基づき、地域の課題解決のきっかけになるような支援を目指す。

  1. 地域づくりへの参画支援
  2. 核家族化相談場所、教育の基本、家庭教育
  3. 情報提供

これまでに培ったノウハウを市民に提供し、行動意識変革につなげる。

質疑応答

(委員)公民館と近隣センターの違いについて、資料がまとめられていてよくわかる。ボランティア活動にも発展しており、ありがたい。

(議長)ボランティア支援の具体的な仕組みとは。

(中央公民館)委員も、パソコンボランティア、外国人向け日本語ボランティア講座、仲間づくり講座にもご協力いただいている。パソコンの技術では、ふるさと協議会や、民生委員、健康づくり推進員との関わりの中で応援できないかと考えている。30台のパソコンを有効に使い、幅広い対象を考えるべき。地域に根ざしてがんばる人を応援できるようにしたい。

(2)平成25年度中央公民館・沼南公民館の事業報告

中央公民館から説明

沼南公民館から説明

質疑応答

(委員)人気講座のリピーター率は。高齢者に人気の講座や、応募倍率によっては、新規参加者を優先にすべき。

(委員)パソコン講座の「一回受けたら二度受けられない」という根拠は。受講機会を増やすためか。高齢化する受講者や、パソコンを持たない人などにも満足できる程度に受講できたらよいが。

(委員)ご指摘のように受講した方の不満も聞くが、パソコンを理解してもらうためのきっかけづくりに徹している。受講できない人の不満、周知方法を検討するとともに、広報の方法として、二度受講はダメというのは工夫が必要。

(中央公民館)スキルアップが目的ではない。探訪講座も同様。

(委員)パソコン講座は、沼南公民館でも実施を希望する。中央にはパソコンが多くあるが、沼南には古いパソコンしかない。希望者は多い。

(沼南公民館)パソコンが沼南にはない。配備は厳しい。

(委員)以前は古いパソコンがあった。サークルでは、現在は機械を持ち寄ってやっている。人数が多くなり、いくつかに分かれて少人数でやっている。ニーズはある。

(委員)情報弱者や、身体が動かなくなったときのライフラインとしてのパソコンの使い方など。都内では、高齢者対象のスマホ・インターネット・災害情報の使い方講座などあると聞く。今後取り入れていければよいのでは。中央に30台という格差は。

(委員)パソコンの知識・習熟度は違うはず。需要が多い。高度な技術は必要ないだろうが、基礎コース、中程度の2段階ぐらいを考えていただければと思う。

(3)平成26年度中央公民館、沼南公民館の事業計画

中央公民館から説明

沼南公民館から説明

質疑応答

(委員)パソコンについて補足。中央の報告の10ページ、コースが7種類あり、2度受けられないというのは、7つ受けられる、ということである(同一コースを2度受講できない)。

(委員)アンケートはとってあるか。

→ある。

(委員)沼南公民館まつりの各団体一覧がいい。中央も作成してほしい。

→本日の資料にはないが、作成してある。

こうした内容の資料を市全体に周知してほしい。また、こうしたことには積極的に予算要求してほしい。民間にも習い事はあり、自助努力がある程度必要。

(議長)サークル活動につなげていくしかけづくりが必要。講座名が直球に露骨過ぎないか。

(沼南公民館)ここに掲載したものは、事務事業名による。実際の事業では、ネーミングに工夫し、周知している。

(委員)女性セミナーは、ここ数年趣味講座。それを8回もする必要があるのか。傾聴や、地域のファシリテータ養成など、他にもテーマがあるのでは。

(沼南公民館)女性セミナーは、3年前、それまでは各種プログラムを組んでいた。もともと伝統的にこのあたりには近隣にカルチャー・趣味センターが少ないことから、趣味サークルから寿・女性大学などに専門的、本格的に発展した。

(委員)本来レベルアップがあってもよいのでは。男女共同参画や女性市議と語ろうというような機会も、柏と沼南では温度差がある。行政側でリードし、市民力をあげる努力をしてほしい。

(事務局)市としては、現代的課題解決、生活向上を目指し、沼南地域の特有な理由の混在を理解したうえで、有効な税金の使い方を今後内部調整していく。

(事務局)10年前には、沼南でも男女共同参画事業をやっていた。提案内容を試したい。

(委員)効果の検証に数字が必要。参加のべ人数があげられているが、リピーター数、新規参加人数も知りたい。項目別にカウントできるとよい。

(沼南公民館)2年ほど前から、沼南公民館では、趣味講座を敢えて実施してみようという試みをした。

(委員)以前の女性セミナーは、県の女性センターから所長を招き、必ず一つ何か事業をやりなさい、といわれた。高齢者に弁当を宅配したり、老後の暮らし方を40代からがんばる必要を学んだり。その当時学んだ方はいろんな所でリーダーになっている。頂点になってはいけない、同じ土俵に立ち続ける、というセミナーを。

その他について

(委員)平成26年度に重点目標で新しく取り入れたものはあるか。

(中央公民館)目標に沿った形の事業を実施する。

今年度は公運審を3回開催したい。

傍聴

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