平成25年度第1回柏市公民館運営審議会会議録

 開催日時

平成25年6月28日(金曜日)午後3時~午後4時45分

 開催場所

柏市大島田48-1

柏市役所沼南庁舎 501会議室

 出席者

委員

藤原議長、乾副議長、渡邉委員、百委員、小林委員、青木委員、神田委員、染谷委員、田中委員、畑中委員、関山委員、大塚委員

事務局

草野生涯学習部長、海老原中央公民館長、百瀬沼南公民館長、中央公民館枝川管理担当リーダー、同早川事業担当リーダー、沼南公民館柿崎管理担当リーダー、同中島事業担当リーダー、生涯学習課飯田主査

 内容

  1. 委嘱状交付
  2. 生涯学習部長挨拶
  3. 委員自己紹介・事務局自己紹介
  4. 公民館運営審議会議長挨拶
  5. 議題

  (1)第2次柏市生涯学習推進計画(再改定版)

  (2)平成24年度中央公民館・沼南公民館の事業報告

  (3)平成25年度中央公民館・沼南公民館の事業計画

  1. その他

 

会議概要(要旨)

議題

(1)第2次柏市生涯学習推進計画(再改訂版)について

○生涯学習課から説明

質疑応答

○委員:親育ちというのは?

○生涯学習課:家庭教育力の向上を図って親のチカラを育てていこうというところが親育ちという言葉の意味になっている。

○委員:柏市生涯学習推進計画は27年度で終了する計画で、それを再改定版という事で重点化方針について総合計画の中でどうゆう具合で持ち上がったわけか。

○生涯学習課:再改定版は軌道修正というか、目標とか、軌道方針は変更してないが、さらに色々な社会情勢を踏まえた上で、行政が行なうべき生涯学習支援は何かということを、明確にしていったところが再改定版になります。

○議長:修正というよりは、加筆、更に内容を充実させたと言う意味合いか。

○生涯学習課:当初の目標はそのまま。重点的に行政が行なっていく支援というのを更に明確にした。

○議長:ひとつ、私のほうから言葉の意味を共通理解をさせていただきたい。現代的課題という言葉がたくさん出てくるが、具体的にそれを説明していただきたい。

○生涯学習課:現代的課題は、具体的には、福祉、子育て、防犯防災、放射性物質の問題を含む環境、あるいは就労といったところを考えているが、社会情勢の変化に伴い発生してくる課題と考える。現代的とは、この時々によって課題というものは変ってくるため、地域とか、発展的に生まれてくる課題についても、現代的課題と考えている。

○議長:課題を解決する一つの場として公民館がやっているということですね。

 

(2)平成24年度中央公民館・沼南公民館事業報告について

○中央公民館・沼南公民館担当から説明

質疑応答

○委員:個々の事業については非常に良く行なっているが、その中で応募者の多いケースで当然すべての人が出られないケースがあると思がそうゆう方の対応は。

○事務局:高齢者向けのかたくり学級の講座では、これは市内の史跡とか自然とかに触れながら柏市のよさを知ることが狙いである。この講座は、バスで異動するので定員が決まってしまい、大変人気のある講座なので定員をオーバーしてお叱りのお電話をいただいている。次回の講座に申込みくださいと回答している。

○事務局:すべて電話予約。先着順という事で、女性セミナーとか成人対象事業などの人気事業については9時からの電話受付で30分ほどで満杯になってしまい、その後の方について申しわけないがお断りしている。その辺の反省を踏まえて今年度については、○月○日~○月○日まで電話で受付をして、抽選で当選者の方にはハガキで通知する。

○委員:先ほど公民館活動では何か問題があると言ったが、応募をしたりということを最大限大事にしていただきたい。パソコンなどをやる場合台数とかで制限がある場合は、しょうがないが、極力、多少皆さんに使わせていただけたらと思う。高齢者などは気持ちが消極的になってきて、その中で出たいという意思表示をできるだけ考慮してほしい。今回がダメなら来年は参加していただくとかそのよう努力をしていただきたい。参加された方に対しては、それを町会や地元に帰って皆さんに還元するようなことを、行政から注文をつけても良いではないか。参加者の数は柏市民のほんの一部です。そこにとどめないよう、地元の皆さんに広めていただきたい。それが公民館活動の一部なんです。

○事務局:女性セミナーの応募が30分で終わったことは、今年度は、昨年参加された以外の方で計画している。それから地元に戻って広めていただきことで、振り込め詐欺や、高齢者の万引きなど、必ずしも、お年寄りの方が被害者だけじゃなく加害者だということも認識して欲しい。参加者は20数名でしたが、それをここに留めず地域に帰ってお年寄りの仲間に伝えて欲しいとのメッセージも頂いた。

○委員:中央公民館でパソコン講座を数年間ボランティアで実施してきた。親子パソコン教室の評価検証で情報社会でパソコンの操作に慣れ親しむ機会を持っていくというのも大事だが、この親子というのは小学生と親御さん、場合によっては、おじいちゃん、おばあちゃんということもある。それの何がいいかというと小学生も学校でパソコンはやっているのでパソコンには慣れ親しんでいる。ただ、ここで大事なことはお父さん、お母さんと一緒に来るという事で、父が子どもに教え、子どもが母親に教え、そうゆう場面がよくある。つまり、親子のコミュニケーションがとれる。普段お父さんがなかなか子どもと話し合う機会がない。この場所に来て、子どもにパソコンを教え、逆に教えてもらう親子のコミュニケーションが育っている。それから一般のパソコン講座ですが応募率が高いため往復はがきで2回3回出しても当たらない方もいる。人気の高い講座。柏市におけるIT弱者、高齢者や家庭にいる主婦の方のITを少しでもあげようと始めたことだが、実際私が担当してみて、応募されている方は60代の方が殆どで70代の方も。高齢者のためのパソコン講座になっている。その方の意見は一度に教わっても覚えられない。同じ講座をもう一度受けたい。応募しても落ちて受けられない人が結構いる。一度参加してやる気になっても一度受けたら二度目は応募はできない。その辺が、生徒さんのアンケートから、ボケ防止、引きこもり等に役立っている。増尾のほのぼのプラザそこでも最近パソコン講座を実施するようなった。私たちの位置付けがへんだなと思うようになった。介護予防つまりボケ防止の施設でパソコン講座を堂々とやるようになり、公民館講座のパソコン講座は何?。ここは、きちっと整理していかなければならない。生涯学習はただ勉強して頭が良くなればいいんじゃなくて、やっぱりボケ防止などを生涯学習として広く位置づけることが中央公民館のパソコン講座として意義のあるものではないか。皆さんにご理解ご支援いただきたいのは懸案事項で事業仕分け、財政難でパソコン30台の予算の関係ですが2014年春変えていただける契約ができるかどうか非常に不安に思っている。是非、皆さんにご理解いただきたい。

○事務局:パソコン講座ではいつもご協力いただきありがとうございます。パソコン講座は大変人気の講座。パソコンの関係で、来年の春で切れてしまうが、切り替えした場合どのくらいかかるのか調査している。同じように近隣の公民館などの、状況を確認している。社会教育法の中に公民館の目的として実生活に役立つ内容学習とあり、ITとか情報化等あるわけですが、パソコンは普及しているが高齢者を対象としたパソコン講座や親子でふれあいながら色んな物を覚えていくなど担当としては非常に大事だと感じており、金銭面、財政的なこともあるので、公民館運営審議会の中で出た意見なので、今後さらに検討していきたい。

○委員:総合計画事業の中でパソコン講座は、計画に対して応募者が大変多い。評価としては大変人気があると、これを背景に、私としては、継続する方向でいっていただきたい。皆さんのご存知だと思うが、勤労会館にあったパソコン講座は来年3月で廃止、人気が無いので無くなるのは、当然だと思う。ただ、人気があるなら財政的には厳しいかもしれないが、継続の形で考えていただければありがたいと思う。もう一つ、計画数と応募数で突出して人気があるのが高齢者のかたくり学級ですね。体が健康であれば外に出て体験しながらいろいろなものを習得して参加することに意義がありますね。

○事務局:バスの移動があるため定員が決まってしまう。青少年事業以外、誰でも受けられるよう考えて、65歳以上の応募者は多い状況です。

○委員:かたくり学級については、座学が4回で市内探訪が1回ですが、私もやってみてすごい人気でどうやって連れていっても、必ずクレームが来る、考えたのは、近くであれば現地集合にしてしまい、会議室に入るだけの座学の受講生を募集して行なったらどうか、高齢者学級は非常に人気があり、ある程度の年代になると個人でなかなか出歩くことができない世代になってきている。市役所のバスに乗って色々連れて行ってくれるのはありがたい。だから、かたくり学級に行くんだという方がいる。3年連続のリピーターの方は1年お休みをいただく形をとって、なるべく多くの方に平等に参加いただく形を取ってみては。これだけ人気のある講座なので柏とこの近郊では公共交通機関を利用しすれば、行けないこともないので、一度、座学以外の講座については現地集合を考えてはいかがか。

○事務局:狙いとしては相互の交流というところがあり5回の講座を常に班編成をし班長を決めて出欠等をしていただく事に視野を置いたことが狙い。ただたくさんの方が漏れてしまうので、ただいまお話し合ったことも含めまして再度、今後の位置付けに検討していきたい。

 (3)平成25年度中央公民館・沼南公民館の事業計画

○中央公民館・沼南公民館担当から説明

質疑応答

○委員:沼南公民館のオープンカレッジは今年は大ホールではないように聞いたが人気のあるこれを大ホールにしない理由は

○事務局:事業報告の中でもありましたように、第1回は125人で、最後は275人で県内から来館があり新聞に載ってしまったことでも、それぞれ車で沼南公民館自体が交通の便が悪いので一般の車で275台も入ると一般の利用者も車が止められなく講演会に来た方も車が停められなくなり200人以上の講演は厳しいかなと昨年の反省をふまえ今回5回については1回は土曜日曜祝日どれかを取り300人規模で講演会を開催したい。あとの4回については平日の100人規模のオープンカレッジで対応していきたいと計画してます。

○委員:オープンカレッジで何年か一緒にやったが、そのときは、全部大ホールで行なった。公民館とはより多くの方に利用していただくのがとてもいいと思い、身近なところで自由に参加できるオープンカレッジができたらいいと、限定しないで500名入る大ホールで行なうと良いと思う。交通整理したりなんなりでできないか。車のことで問題があるなら近くの方等に呼びかけて車で乗り合わせやもっと注意を呼びかけて改善していく方法を取って、できれば多くの方にオープンカレッジを参加してもらうのがいいかと個人的には思います。

○事務局:確かに乗りあわせは必ず申込みの時に伝えているが、一人一人で車で来てしまうのが現状。大ホールでやることになれば、土曜日曜祝日で沼南支所の駐車場、給食センターの駐車場等を全部押さえて開催しないと200人以上の開催は厳しい。また、警備員も、職員自体が6名7名の世界で事業の方でも2~3名携わると駐車場に正職員を置くわけにはいかないので、今回1回分だけシルバー人材センターに駐車場警備の予算がついたが、5回全部は難しい状態。今後、今回のことを踏まえ今年度やってみて、来年度以降警備員の予算を確保して5回開催できるようなら進めたい。

○委員:オープンカレッジに携わっていた時は、市民参加で市民がサポートしていた。交通整理も全部その委員会で公民館の職員と警備員を配するのではなく自分たちで交通整理をしたり、公民館と市民と協力しながら行なってきた。それが3年前からなくなってしまっている。もう一度、工夫してもっとそれに参加していくことで市民も公民館も実体験ができるんでは・・そういったところも分かるんではないか。それが3年前からなくなって私は惜しいと思っている。

その他

報告事項

中央公民館耐震改修工事について、沼南公民館まつりの報告の資料を配布。

傍聴

0人