平成19年度第1回柏市公民館運営審議会会議録

1 開催日時

平成19年6月27日(水曜日)午後3時30分~午後5時

2 開催場所

柏市大島田48-1

柏市沼南庁舎 2階 大会議室

3 出席者

(委員)齋藤委員長、神藤委員、増田委員、乾委員、青木委員、酒井委員、宮武委員、白石委員、吉田委員、関山委員  計10人

(事務局) 齋藤中央公民館長、海老原沼南公民館長、石戸副主幹、枝川副主幹 計4人

4 委嘱状交付

5 教育委員長あいさつ

6 委員及び事務局職員紹介

7 公民館運営審議会委員長・副委員長の選出

8 議題

(1)平成18年度中央公民館・沼南公民館事業実施報告

(2)平成19年度中央公民館・沼南公民館の基本方針

(3)平成19年度中央公民館・沼南公民館事業計画

(4)その他

平成19年度公民館運営審議会日程(案)

9 会議の概要

委嘱状交付を行い、委員及び職員の自己紹介をして委員長・副委員長の選出し、その後議事に入った。会議の概要は次のとおりである。

事務局:委嘱状交付を行います。【名簿順で最初の人には、委嘱状を部長が読み上げて、部長は委嘱状を教育長に手渡す。教育長はそれを本人に交付。それ以降は以下同文で対応】

事務局:教育長あいさつお願いします。

教育長:本日は、大変お忙しい中お集まりいただき有難うございます。また、この度、公民館運営審議会委員をお引き受け下さいまして有難うございます。団塊世代のリタイヤが始まり社会教育が非常に重要視されてきました。公民館を使う方が広がってきています。社会教育の事業が拡充され、施設も使い安いようにしていかなければと考えます。そういう意味では、委員のみなさんはご理解ある方ですので中央、沼南公民館の主催事業や市民研修などの公民館運営のあり方をみなさんからご意見をいただければ有り難いと思います。宜しくお願いします。

・委員及び事務局職員紹介

事務局:委員長及び副委員長の選出をお願いします。

委員:事務局一任します。

事務局:公民館運営審議会委員長に教育学、社会学に造詣が深く、前当審議会の会長や、社会教育委員会の委員を経験されております齋藤委員にお願い出来ればと考えております。また、公民館運営審議会副委員長には中央公民館フェスティバル実行委員長でもあり、前当審議会の委員でもございます増田委員にお願い出来ればと考えております。いかがでしょうか。

委員:意義なし

事務局:意義なしとのことですので、お二人方にお願いしたいと存じます。それでは、斎藤委員長、増田副委員長にご挨拶をお願い致します。

斎藤委員長:みなさんのご推挙をいただきまして、微力ではありますが公民館の発展のために尽力をつくして参りますので宜しくお願いします。

増田副委員長:私は、中央公民館が出来てから長年通ってお勉強をさせていただいております。私のライフスタイルはそこから成り立っていると思っています。所属している団体も高齢化してきておりますが、日々学習しております。そういう意味でも公民館は関心がありますので宜しくお願いします。

事務局:有難うございました。それでは、議事に入りたいと思います。これ以降は斎藤委員長に議長をお願いいたします。

斉藤委員長:これから議事に入るわけでございますが、本日の議題は、(1)平成18年度中央公民館・沼南公民館の事業実施報告(2)平成19年度中央公民館・沼南公民館の基本方針(3)平成19年度中央公民館・沼南公民館の事業計画についての以上3点でございます。それでは議事に入ります。(1)の平成18年度中央公民館・沼南公民館の事業実施報告を中央公民館長及び沼南公民館長さんからお願いします。

中央公民館長:それでは説明に入らせていただきます。資料の説明に入る前に初めての方もいらっしゃいますので、確認の意味を含めて柏市中央公民館の概要につきまして触れさせていただきます。既にみなさまはご承知のことと存じますが、特に齋藤委員長におきましては社会教育、生涯学習の専門家でいらっしやいますので、もし、足りないところがありましたら付け加えていただければと思います。公民館は社会教育法の中で、はっきりと位置付けされております。社会教育は教育基本法の中で、又、教育の基本に関する法令等については日本国憲法を受けております。そして、教育基本法における社会教育の考え方は、教育基本法第7条(社会教育)2.で、国及び地方公共団体は、図書館、博物館、公民館等の施設の設置、学校の利用その他適当な方法によって、教育の目的の実現に努めなければならないとあります。それらを受けて、社会教育法(昭和24年6、10施行)は教育基本法(昭和22年施行)の精神にのっとり定められています。そして,公民館は社会教育法、第5章公民館の項目で(目的)第20条から(公民館類似施設)第42条のなかで位置付けされております。柏市公民館条例(昭和39年4月1日施行)第4条 社会教育法第29条第1項の規定により、公民館に公民館運営審議会をおきます。委員の任期は2年。委員の定数は15人以内です。設置の趣旨は、公民館における各種の事業の企画実施にあたり市民の代表から意見を聞き事業に反映させます。所管事項は公民館における各種の事業の企画実施につき調査審議します。公開、非公開については公開です。以上のことから、委員の皆様方におかれましては、より市民に親しまれる、より使い易い、より市民から喜ばれる公民館となりますよう審議の程よろしくお願い申し上げます。続きまして平成17年度~18年度の公民館運営審議会の審議概要を申し上げます。平成17年の旧柏・沼南の合併にて両公民館の整合性が課題となり、開館時間が9時~21時、休館日が年末年始となり、そして使用手続きが二ヶ月前から前日までと両公民館の整合性を図ることが出来ました。しかしながら、使用料の納付日が柏は施設利用日、沼南は使用許可を受けた日となり使用時間の区分は貸し出し時間帯の整合性は図られておりません。これらにつきましては、条例の改正も必要となり抜本的な見直しともなりますので引き続き審議をお願いしたいと存知ます。また、予約システムの導入につきましては、時代の趨勢と市民の利便性の向上を図ることで方向付けをいただきましたが諸般の事情にて予算措置の目処が立ちませんでした。今後も予算システムに変わる方法も含め検討し機会あるごとに実現に向けて参りますので委員の皆様のお力をいただきたいと存知ます。次に平成18年度の事業報告でございます。資料の2ページから5ページまでが柏中央公民館で、資料6・7ページが沼南公民館の事業報告です。柏市中央公民館の実施状況ですが各種分野の講座、教室等を82実施しています。

資料の末に事業のチラシを添付しています。1Pのほのぼの子育てセミナーは家庭教育で、2Pの親子ふれあい広場は宮武委員の所属されている柏子どもの文化連絡会の協力で実施しました。3Pの青少年教育の夏休み子ども体験広場はNP0法人パートナーとうかつの協力で実施しました。4Pの高齢者教育のかたくり学級は、麗澤大学の協力で実施しました。5Pの成人教育の市民自主企画講座はエアローム柏の団体が実施しました。各種教育事業の実施回数は292回、前年比128%、延べ時間数は784時間・前年比132%、受講者数7、678人、前年比113%でした。特別教室の実施回数は217回・前年比112%、延べ時間数404.5時間、前年比96.3%、受講者数は3、421人・前年比118%でした。以上が中央公民館の事業報告です。

斉藤委員長:沼南公民館長お願いします。

沼南公民館長:資料の6P・7Pの沼南公民館学級・講座事業報告書に基づき説明します。事業全体は7分野24事業です。青少年教育事業は主に夏休みを中心に小学生及び親を対象に単発な事業を展開しました。参加人数は延べ141名です。成人教育事業は趣味的講座と教養的講座を実施し参加人数は延べ354名でした。次に女性教育・家庭教育・高齢者教育はセミナー形式で各30名程度で実施しました。これらのセミナー関係につきましては講座終了後も引き続き自主的活動に繋がるように育成しています。総合教育事業のオープンカレッジは6回開催し、参加人数は延べ787名でした。大ホール500人収容で実施しましたがオープンカレッジはなかなか人数が集まらない状況でした。実は今日、19年度の開講式がありましたがPRに力を入れましたので昨年度より参加者が良いかと思います。次に公民館まつりですが昨年の6月2日・3日・4日と開催しました。参加団体が57団体、来場者数は2500人でした。次に、沼南ミュージック・フェスティバルは2月25日に開催しました。音楽を中心とするグループの参加で実施しました。以下、団体・グループ育成事業は今後も継続して行く予定です。特に利用団体が120余りありますので、利用者の団体の声を懇談会等で収集しながら公民館の運営改善に努めて行きまたい所存です。

斉藤委員長:有難うございました。両公民館の利用人数は13、000人位でした。職員は大変なご苦労なことと思います。18年度の事業実施報告で何か質問・感想がありますか?

乾委員:利用団体が増えると様々なことでギクシャクしてきますが、年々重ねる懇談会等で顔が見えてきますので公民館と団体等の繋がりや交流が出来て良い関係になってきています。

斉藤委員長:何かご質問がありませんか。

では、無いようでしたら資料の2番目の平成19年度柏市中央公民館・沼南公民館の基本方針の報告をお願いします。中央公民館からお願いします。

中央公民館長:資料のP8の基本方針ですが中央公民館は、現代的課題や課題解決等に重点を置いた講座を展開を目指すとともに学習グループとのネットワークづくりやIT講習支援ボランティア等の人材育成に努め市民との協働関係を構築し、地域づくり・まちづくりを推進するために各種事業の充実を図ります。次に19年度主要事業ですが(1)の高度情報化社会における情報弱者をつくらないことと、パソコンで生活を豊かにする目的で市民ボランティア等を積極的に活用してIT講座を開催します。(2) 団塊世代対象事業として地域社会にどのようにかかわっていくのかを一緒に考える高齢者教室や男性を取り入れた食育講座等を開催します。 (3) 少子化の進む中、社会生活の原点である家族の絆、家族愛、地域のつながりか大切であることから親子科学教室・親子星座教室・親子ふれあい広場等を開催します。(4) 中央公民館フェスティバルを公民館利用サークルが実行委員会を組織し相互にて連携を図りながら開催します。今年も39団体の参加があり既に5月に実行委員会を組織して現在進めています。利用者の増加とサークル活動の活性化を図ります。(5)中央公民館、沼南公民館の公民館活動の紹介や各種サークル等の活動を紹介し利用者の促進を図る目的で館報「であいの広場」を発行します。このような主要事業を受けて事業計画を進めて参ります。

斉藤委員長:それでは3番の事業計画と合わせて説明をお願いします。

中央公民館長:資料11Pと12Pの事業計画を説明します。青少年教育の子ども広場の募集は160人です。昨年も270人とかなりの参加がありました。その他には親子科学教室・親子星空教室等があります。次に成人教育ですが日本語教室は昼夜開催しています。昨年は1回の講座で約10人位の参加でしたが理由はわかりませんが現在は平均17人の参加があり増えています。次に市民自主企画講座ですが現在3団体の応募があり審査・選考を済ませほぼ決定しております。女性教育につきましては現在検討中です。家庭教育事業は親子ふれあい広場を6月23日に実施しましたが10回講座で32組の親子が参加しております。実際には56組の応募があり抽選をした状況です。高齢者教育はかたくり学級を開催します。次に総合教育のパソコン講座は新しいパソコン機器の入れ替え工事及び視聴覚室の冷房工事を実施した為4月~6月までは開催していません。パソコンは今年一番新しい機種を入れました。また、夏は30度近い温度が上がるため冷房機器を増設しました。7月から事業を開始します。尚、特別教室開放事業は平成16年度~18年度、国の補助金を受け実行委員会組織で実施して参りましたが国の放課後プラン事業に移行し所管も生涯学習課となりました。最後になりますが両公民館を管理運営する費用ですが平成19年度の予算額をお知らせします。両公民館の総費用額は122、147千円で、柏が80、518千円(65.9%)、沼南が41、629千円(34.1%)です。その主な経費といたしましては公民館の管理運営に要する経費で光熱水費及び清掃設備保守点検・エレベーター・空調・消防設備等の委託料が主な費用です。その内の光熱水費は33、841千円(27.7%)です。事業費は、先ほど計画の中で申し上げました各種事業に要する経費としまして9、970千円(8.2%)内柏が8、181千円(82.1%)沼南が1、789千円(17.9%)です。事業計画に関しましては以上です。

斉藤委員長:引き続き沼南公民館お願いします。

沼南公民館長:資料9頁の平成19年度沼南公民館の基本方針と11頁・12頁の事業計画を説明します。沼南地域の生涯学習活動の場としてコミュニティ及び憩いの場としての公民館の果たす役割の重要性に鑑み社会情勢に対応しうる心豊かな人間形成を目指し、各種講座や公演会、展示会等の多様な学習の場と機会を提供します。また、地域住民の連帯を深め優しさと活力に満ちた健康で豊かな地域づくりに貢献できるように努めます。これらを実現するために公民館まつりを実施して利用者と地域が一体となれるような活動をして参ります。次に重点施策ですが(1)として利用者の生の声を収集し、より身近な社会教育施設としての役割を果たすと共に各関係機関及び団体との連携協調により生涯学習の推進に努めます。(2)として利用団体・学習グループ等の自主学習活動を支援すると共に芸術文化の推進に努めます。(3)として各年齢層に合わせた各種講座等を開催すると共に広報活動及び展示活動を推進し住民の学習意欲の向上に努めます。(4)として公民館職員の研修を積極的に推進しその資質向上を図ります。これらを受けて11頁12頁の事業を実施します。内容的には18年度と骨格的には同じです。その中で19年度を重点的に実施するのは14頁の高齢者教育の(仮称)団塊世代対策事業の第二の生活設計づくりです。公民館は、現在でも60歳代後半から70歳代の方の利用者が本当に多いです。現在、学習課題を生活設計づくりとして、どういう内容のカリキュラムをやって行くか検討しています。次のオープンカレッジは6回開催する予定で市民問わず市外の方を取り入れて多くの方が自由に参加出来ることを売り物にしています。今日も実施しておりまして150人の方の来館がありました。オープンセミナーは大学でも重視されているところですが、なかなか参加者が少ないのが現状です。そこで、利用者の中から事業運営推進に協力していただける方24名と一緒に事業のPRに務めています。この方達は事業の中でも講師の紹介や受付も行っています。次に公民館まつりですが6月1日から3日及び10日の4日間に実施しました。6月1日から3日で3、300人の参加がありました。昨年度の2、500人から大きく増加しております。それから10日の民謡・民舞、囲碁、将棋の3部門の大会は350名程度の参加がありました。今年が第2回目で反省点はありますが、ここにいらっしゃる乾委員・酒井委員が実行委員長、副委員長として4日間はじめ、その前から公民館職員と一緒にやってきました。明日、次年度に向けてまつりの反省会を開催します。次に市民自主企画講座ですが現在2団体程が調整に入っております。正式決定までには未だ時間がかかりますが公民館をベースに活動されている団体が自主的に講座を提案されています。以上です。

斉藤委員:何かご質問やご意見がありますか?

西原委員:柏の外れの西原に住んでいる者ですが公民館の認知度が低いので事業の種類や所在地を広報かしわ等で周知をお願いします。また、両公民館の基本方針が若干違うようですが柏は市民との協働事業で実施すると言い、沼南は市民の活動をバックアップをするんだと言い、幾分消極的に感じますが整合性は取れないものですか。

沼南公民館長:確かに相違点があります。基本的な考えで合併前の経緯で沼南公民館は昭和53年に建設されてから長い間、地域の住民に密接に関わってきました。整合性は大事ですが利用者の意識や利用者がどのような事を望んでいるか、経緯、場所で多少異なることは仕方がないと思います。

斉藤委員長:各公民館の事業計画が違うことは当然ですが基本方針だけは一本化であるべきかと思います。柏市の基本方針に基づき2館が事業を展開して行くべきと思います。

酒井委員:7頁のシニアのためのパソコン講座ですが18人定員に51人の応募がありました。沼南公民館では抽選に漏れた方の救済措置として月曜日の休館日に2回実施しました。市民は非常にパソコンに関心が強いが、ただし機器が古いのでボランティアの先生も指導しながらイライラしているのが現状です。ところで中央公民館では今回、新しい機器を購入したそうですが沼南は少し遅れた気がします。

沼南公民館長:市財政の生涯学習部の一般予算には限りがあります。来年度とは言えませんが予算要求を繰り返して行く努力をして行きます。

斉藤委員長:パソコン講座の申込が多かったことですが、その後の手当てとして公平性ということで落選した方へ優先的に救済したことは良かったと思います。

宮武委員:これからパソコン講座は抽選に漏れた方を優先的にする方式にして欲しいです。

乾委員:公民館まつりを実施して周知の難しさを強く感じました。ポスターはじめチラシ作成には魅力のある募集や工夫が必要です。沼南は沢山チラシを配布しても交通の便が悪いので参加者が少ない状況です。

沼南公民館長:他の行政部門でも市民から不公正があると良くお聞きしますが特に市としてはそういう事はありません。広報につきましては以前月3回発行から月2回発行に切り替えた時のことですが、月3回ですと記事に穴が空きます。月2回にすると、なかなか良い企画があっても機械的に必要な記事を載せなくてはならないことも生じます。今回のオープンカレジの件ですが沼南地区の小中学校と南部地区、全部の近隣センター、県民プラザ、我孫子市のアビスタさんに配布しました。今後も内容はじめ、人を引き付けるチラシの工夫の努力をして行きます。

増田委員:私は中央公民館が近いので良く利用します。今、若い方は車を使いますので沼南公民館の方が使い安いこともあります。事業計画を見ますと沼南公民館の方が趣味講座はじめ幅広く開催されています。今、中央公民館は講座が少なく公民館の存在を知らない方もいますので少し寂しく感じています。もう少し講座を多く開催して市民が公民館へ足を運ぶようにして頂たいと思います。沼南公民館は利用者団体との懇談会を開催しています。多くの団体との交流会も出来ますので柏中央公民館も必要かと思います。みんなが足を運べる公民館にして頂きたいと思います。

斉藤委員長:私も学生達に公民館を利用したことがあるかどうかを聞いた事がありますが人しかいませんでした。年々公民館を利用する人が減ってきているのが現状です。若い人の呼び込みが必要です。今、グルメの時代なので魅力のある物には参加しますのでキヤッチコピーが大切です。中央公民館は駅に近いので主催事業がやり易いと思います。まつり等は招待状を町会長や個人宛てに出すと参加者が多くなります。

乾委員:オープニングに小学校の吹奏楽を入れましたので、子ども達や親達が多く参加して頂いたので凄く盛り上がりました。また、協賛団体の老人クラブが作ったお弁当を外のテントで販売しました。おもちは高柳のやなぎの会が作りました。やはり、食べ物があると参加者が多く集まり、公民館に初めて来た方もついでに作品展を見学して行きます。まつりなんだから様々な方を巻き込んで楽しくやると、いろいろな事が出来ると思いました。職員全員の参加もありまた、様々な年代層も巻き込もことが出来ましたので今年の公民館まつりは充実しました。

白石委員:若い人は新聞を取っていない人が多いが広報紙は新聞の間にしか入っていないのですか。また、どの位読まれているんですか。

沼南公民館長:広報は三大紙と一部地方紙に折込みをします。尚、新聞が取られていない方には申し出があれば郵送します。また、近隣センターにも部数が少ないけれど置いてあります。経費節減の折、配布物が非常に少なくなっています。広報紙をご覧になっている方は45から50%です。行政情報を知る方法としては広報紙が80%位です。読まれている方が4割5分だとすると人口10万人世帯に4万5千人の方が読まれていないことです。行政情報はお伝えする義務がありますが文字だけでお伝えすることは難しいことです。

増田委員:老人ホームの個室に入っている方も郵送された広報紙を読んでいました。かしわのホームページにも掲載されています。

斉藤委員長:柏市は2館しかないため事業も広報も集中してしまいますが船橋市は25館ありますので分散されます。

吉田委員:基本計画については柏と沼南の特徴が出ています。それぞれの地域性があり、愛着がある事がわかります。今後も特徴を生かした事業を実施されたら良いと思います。

斉藤委員長:今までは公民館が企画・立案され講座対して市民に「いらっしゃいよ」ということでしたが、先程の市民自主企画講座のように市民が企画・運営する講座が良いのではないでしょうか。

宮武委員:沼南まつりは田舎ぽっくって楽しく参加されていて市民がみんな顔見知りで密接な関係が出来ているようです。しかし、中央公民館フェスティバルは実行委員側も知らない団体もいます。

増田委員:そうは思いません。私はみなさんの顔が見えるような気がします。

斉藤委員長:合併した後、この2館が将来的には同じ内容で進んで行くのか。図書館みたいに子ども図書館とか中央図書館とかにするのか。それぞれ特色を持たせて実施して行くのか。もし、今みたいに、沼南は地域性があるからどうしても近くの所に行くのか。そうすると利便性、公共性を兼ねた両方向を持たせた規則になると思います。そうすると規模が違いますから、どうしても片方に人的、物的に大きな方がいい講座が出来るようになります。今後は両館で良い講座・良い講師等の情報交換が必要と思います。これは、今後の課題になると思います。最後に青木委員、何かご意見ございますか。

青木委員:今回は皆さんのご意見を拝聴しました。

斉藤委員長:第1回目の今日は、昨年度の事業報告と今年度の事業計画を熱心に委員のみなさんにご意見を頂きました。次回は、ある程度の方向性が出ると思いますが職員は増やせないという現状もありますし、課題は沢山あると思いますが議題についての審議は終了させて頂きます。今日は有難うございました。

事務局:公民館運営審議会の日程について説明させて頂きます。第2回目の審議会は議案があれば9月に開催する予定です。また、公民館事業の一環として千葉県公民館研究大会が平成19年11月15日(木曜日)市川市行徳文化ホールで行われます。予算措置をしております。詳細については後日ご案内させて頂きます。第3回公民館運営審議会は平成19年2月中旬を予定しております。なお、日時、会場につきましては委員長の日程等調整した上でご案内します。

斉藤委員長:その他、事務局から何か連絡はありますか。

事務局:委員報酬の支払いは本日の会議の分を含めて今後、ご指定の銀行口座に振り込む形を取らせて頂きます。先日、会議資料に同封いたしました口座振込み依頼書を会議終了後、提出して頂きますので宜しくお願いいたします。以上でございます。

斉藤委員長:委員のみなさん有難うございました。本日の会議は終了します。