平成26年度第1回柏市社会教育委員会議録

1 開催日時

平成26年6月30日(月曜日)午後1時30分~午後3時30分

2 開催場所

柏市役所沼南庁舎 501会議室

3 出席者

(委員)

石井委員、塚田委員、川鍋委員、木村委員、為成委員、相田委員、村田委員、染谷委員、宮田委員、池沢委員、清水委員

(事務局)

藤江生涯学習部長、小城生涯学習部次長兼生涯学習課長、関口副主幹、飯田主査、萠抜生涯学習専門指導員

4 内容

  1. 開会 
  2. 生涯学習部長挨拶
  3. 社会教育委員会議長挨拶
  4. 委員及び事務局職員紹介 
  5. 報告事項
    • 平成25年度生涯学習部各課・館・所主要事務事業概要について
  6. 協議事項
    • 「大学及び民間事業者との連携方策について」
      ~現代的課題解決・青少年健全育成・家庭教育支援を軸に~
  7. 閉会

5 会議概要(要旨)

(1)協議事項

事務局より、社会教育委員が企画・運営する講座(案)について、(前回の社会教育委員会議より)これまでの流れについて説明。

  • (議長)昨年度、社会教育委員会議を通して、柏市の問題など多く出され、“色々考慮しながら、もう少し動く方向ではどうか”という流れがでてきた。そこで、本日、社会教育委員が企画・運営する講座(案)についてお示ししたい。1コマから4コマまで繋がるということが、この企画講座の特徴である。本日の会議終了予定時間までに、1~3コマについてのご意見をまとめ、また、アンケート調査用紙(案)についても、ご意見を伺いたい。本日、配布している資料については、あくまで“案”であり、お気づきの点があれば、話し合いの中で変更していきたい。また、この会議の終了後、萠抜生涯学習専門指導員を中心に、教育ミニ集会に関して話し合いを予定しているので、参加可能な方はお願いしたい。前回の社会教育委員会議時に、グループのコーデイネーター役として、村田委員を指名させていただいた。4月に入り、私も含め3~4回事前打ち合わせをしてきた。村田委員からもお話をいただきたい。
  • (委員)これまでかなりの量で話し合いを行なってきたが、当初の案より二転三転し現在に至っている。当初は、それぞれのテーマである、高齢社会、世代間交流、地域との繋がり、という大きなテーマの中で、それぞれ1コマ毎に募集をかけ、完結したところで最後にまとめを行い、一つのものに繋げたいところであったが、事業主催者(中央公民館)等の協議により、現在の形に変わった。一つのテーマにまとめ上げるということが大変難しく、再度、ここで皆さんと教育ミニ集会を含めた四つの中の繋がりをもう一度各グループで話し合いいただき、この講座に相応しいテーマを皆さんで考えられたらと思う。その辺も含め、ご協議をお願いしたい。4コマ目の教育ミニ集会については、萠抜生涯学習専門指導員より説明をお願いしたい。
  • (指導員)教育ミニ集会とは、千葉県の各小中学校で行なっているものである。目的としては、地域の協力を得ながらやっていかなくてはいけないということ。これまでの傾向では保護者の方が多く、地域への呼びかけ(町会長、学校評議委員、民生委員等に声掛け)はしていたがニーズが少なかった。どうしても保護者との繋がりが強く、地域までなかなか広がらないという課題があった。今回、この企画・運営講座の話を聞き、この講座を受けた方が「自分たちが学んだことを地域の中に活かしていきたい、しかし活かせる場が無い」という時に、教育ミニ集会に参加いただければ、学んだことが活かせるのではないか。また、受講した方が今後、学校のために活動してくれれば学校としても非常にありがたく、お互いに良い関係だと思う。そういう面では、学校も地域にどんどん入っていき、密接な関係を築ければ良い機会になるのではないかと考えている。
  • (議長)これより、グループ討議を。記入用紙に意見をまとめ、各リーダーに発表をお願いしたい。                                                     

A、B、C グループに分かれて、グループワーク。

【発表】 

  • (Aグループ)協議の結果、テーマの名前が一部変わった。趣旨内容に関しては、「スマホを用いて異世代間の交流を促進する」。何が違うかというと、スマホ自体をコミュ二ケーションツールとするのでは無く、講座の時間、スマホを使うことを一種のコミュ二ケーションのものにし、その場で学生さんと交流を図っていきたいという考え方に変更した。学生さんと受講生とのコミュニケーション体験。具体的には、1講座の2時間、学生さんに来てもらう。内容は、ネット環境の注意点・適正などを学生さんに伝えながら、スマホのメリット・デメリットについて、メーカーさんより説明を30分、残りの90分をグループ分けした受講生・学生さんで互いに教え合う。どちらかといえば、学生さんの方が教えることが多いと思うが、交流が目的であるので。
  • (Bグループ)テーマは、「異世代間のコミュ二ケーションのあり方」、このままで大丈夫かと思う。趣旨・内容に関しては、地域の人が求めているものは何か。生きがいとなることを見つけていく必要がある。地域の中には、達人や知恵の財産を持っている方が多いが、地域や学校に情報が発信されてこない。また、退職した方が地域との係わりを持とうとしてこないことが多いのではないかと考える。地域交流の世話役の跡継ぎがいないという、現状問題対策として、地域とどう係わって良いかが上手く掴めていないと思う。コミュ二ケーションと安らぎは大事、という方向に持っていければ良いと思う。原因を考えてみたが、小さい頃に係わりを持てていないため、老後になっても係わりを持てないのではないだろうか。子ども会の活動が減ったり、地域の活動が減っていることも同様に感じる。地域に人同士が係わりを持つ機会をどうしていったら良いかという事を中心に、異世代間の“縁”作りも含め、“無縁”でなく仲良くしていければという方向に、内容をもっていければと思う。
  • (Cグループ)「異世代間のコミュ二ケーション講座」という大きな冠の中で考えると、「相続トラブルは事前準備で解消」では少し掛け離れており、繋がりづらいテーマだというところから、話し合いを始めた。コミュ二ケーションというキーワードで色々考えた際、親子でも最終的な終活という大きな括りの中で、自分の様々な思いをコミュ二ケーションの一つとし、今から話しを残しておく時代になりましたよと。コミュ二ケーションを図りながら話す機会を設けてはどうかという形で、次の講座へも繋がるようにと考えた。少し柔らかい講座名として、「コミュ二ケーションを大切にする終活のすすめ」にしたい。相続トラブル事前準備と言うと、骨肉の争いで難しい話かなと思われてしまいそうで、講座が初回でつまずいてしまっては、次にも繋がらないと考えるため、柔らかくしたいと思う。講師の方のご意見も伺いながら決めたい

(議長)続いて、アンケート調査(案)に関するご意見について。

  • (Aグループ)「異世代間のコミュ二ケーション講座」アンケート調査ー Q5とQ6の間に、「ご自身が地域で活動されているものがありましたら、ご記入くだい」と、入れてはどうか。どんな方が、どんな活動をしているのか、情報が欲しいと思った。Q6の「7.子どもや孫との係わり方」については、孫となると限定されてしまうため、この場合は、「地域の子ども達との係わり方」ではどうか。下段の「裏面もあります」とあるが、小さく書いてあると見ない方もいるので、矢印等を入れ、強調してはどうか。 「教育ミニ集会」アンケート調査ー Q3の「1.学校関係者」では漠然としているため、具体的に学校職員・氏名など入れた方が良いと思う。青少協等も含まれると思うが。「3.地元地域の方」も漠然としているので、ここを「7.その他」と同様に、ご自身で記入できるようにしてはどうか。最後に、Q6を作成し、「この会に参加し、どのように感じられたか」の感想を聞いてはどうか。 
  • (Cグループ)お住まいの地域、柏市○○町くらいは書いてもらえば、次回に開催する場所の参考になるのではないかと思った。

(議長)今出た意見を事務局でまとめ、主催者側(中央公民館)へ。その結果は、事務局から全委員へお知らせを行なう。

その後、各リーダーが事務局と連絡調整をするように。(今後の社会教育委員会議の予定を説明)

事務局より、今後の平成26年度社会教育委員関係会議及び研修会予定を説明。

  (2)報告事項

平成26年度生涯学習部各課・館・所主要事務事業概要について報告した。 

6 傍聴

0人