平成24年度第2回柏市社会教育委員会議録(視察報告)
1 日時
平成24年10月22日(月曜日) 午前10時30分~午後0時20分
2 視察場所
- 柏市立酒井根小学校(柏市酒井根19-2)
3 出席者
(委員) 齋藤議長、大瀬副議長、馬場委員、伊藤委員、福田委員、木村委員、川鍋委員、進藤委員、沢田委員、乾委員、山口委員
(事務局) 教育長(途中退席)、生涯学習部長、生涯学習課長、大場生涯学習専門指導員、水野担当リーダー、渡会主査
4 内容
行事名
酒井根小「みんなの子育て広場」(教育ミニ集会)
テーマ
- 「親としてどうしてる? こんなとき」(グループワーク)
参加者
- 酒井根小保護者32名 及び 社会教育委員11名
- 「みんなの子育て広場」支援コーディネーター3名(うち1名社会教育委員兼務)
詳細
酒井根小保護者が、テーマごとにグループワークを行った。参加者からは、家庭教育の実践に関する様々な意見や方法が出された。各家庭のあり様を学びあう中で、家庭教育についての気づきを見い出し、各家庭で参考にできるよう内容の発表を行った。 社会教育委員は、それぞれのグループに分かれて入り、親や祖父母、子育て実践者の立場で参加し、積極的に意見が交わされた。
(1)グループワークテーマ
基本テーマ
「楽しんでますか?家族の会話」
グループ別テーマ
- 「おこづかい・テレビ・ゲーム」
- 「片付け・家庭学習・生活リズム(寝る時間)」
- 「(食べ物の)好き嫌い・あいさつ・交通ルール」から、それぞれ1つ選。
(2)形態
- 茶話会形式
- 発表者が各グループの話合いのまとめを発表
- 大場生涯学習専門指導員が全体のまとめ
(3)視察後に出された主な意見
- 各グループから出された内容についての正しい回答はなく、今回話し合われた内容そのものが、参加した人が子育てについての悩みの提案者であり回答者を担っている。これは「みんなの子育て広場」の基本である。
- 課題については、各家庭で子どもと話し合ってルールづくりから入るのも一つの方法である。
- 進行係と発表者の選出があったが、自主的に手を上げて決まったグループ、そうでなくジャンケン等で決めたグループが半々であったが、母親自身がこうした役割を体験することも立派な子育て(母親の自己表現)の一面である。
- 今回のような、保護者同士が家庭教育についての課題を提示し、保護者同士で意見交換できる機会を増やすべきである。