平成20年度第2回柏市社会教育委員会議録

1 開催日時

平成20年12月3日(水曜日)午後1時から午後3時00分

2 開催場所

柏市大島田48-1 柏市役所沼南庁舎 5階 501会議室

3 出席者

(委員)

斉藤議長、鴫原副議長、阿部委員、木村委員、服部委員、乾委員、酒井委員、谷口委員、石地委員、小林委員

(事務局)

河合教育長、玉村生涯学習部長、猿渡次長、柴田生涯学習課長(沼南視聴覚ライブラリー所長)、友野文化課長、成島図書館長、吉田副主幹

4 内容

(1)教育長あいさつ

(2)柏市社会教育委員会議長あいさつ

(3)協議事項

・新中央図書館の概要について(説明)

・こども図書館の概要につて(説明及び現地視察)

・柏市郷土資料展示室について(説明及び現地視察)

・その他

5 会議概要(要旨)

協議事項に関する資料について事務局から説明し、委員から意見を伺った後、「こども図書館」及び「柏市郷土資料展示室」を視察。再度、会議室に戻り、委員から施設についての質問及び感想等を聞いた。その際の質問及び感想は、次のとおり

委員: 新中央図書館の事業費の内訳と年間の運営経費について、説明をお願いします。

事務局: 再開発ビルの床を取得する費用と、内装工事の工事費だとか、いろいろな電算システムを組むためのシステム、それから備品、調度品ですね。それから図書、資料です。また、年間の運営経費というお尋ねですが、今度新しい図書館になりますと、面積も増えますし、蔵書も増えるということになれば、さらに増えると思うのですね。

委員: 新たに図書の購入数は5万冊ということですが、雑誌や漫画も含めてたくさんの蔵書があると思いますが展示方法はどのように展示する予定

ですか。

事務局: 今年度と来年度の運営計画を、その中で今、委員おっしゃったようなことも含めて、検討のテーマになってまいります。

委員: 市民のかたを選定委員の中に入れて、専門家と違った観点から選定委員にすることは有りますか。

事務局: その辺は今後の検討課題にさせていただきたいと思いますし、現時点では司書の専属的な仕事なのかなというようには考えております。

委員: これは指定管理にする予定なのですか。直轄にする予定なのですか。

事務局: 一応今の段階では指定管理者ということも検討の中に入っておりますし、場合によってはそれを中心に検討しながらもろもろの課題を抽出していきたいと考えております。

委員: これは一長一短ありますので、それぞれまたお考えいただければいいだろうと思います。もう一つ伺いたいのは、先ほど「つなぐ」というキーワードで三つジャンルが分かれているのですが、わたしこの中に一つぜひ入れておいてほしいのは、「学校教育とつなぐ」という文言をどこかに入れておいていただくといいかなという感じがするのです。

事務局: ご指摘のとおりだと思います。現に学校図書館といいますか、学校との連携も、現在も施策の中で進めておりますし、新中央図書館が完成されたときにも当然そのようなことも念頭に置いていきたいと思います。

三つの「つなぐ」のほかに追加することは難しいのですが、「学校教育とつなぐ」事については、主旨についてどこかに入れてまいります。

委員: こども図書館のほうに伺わせていただきました時、音楽の演奏のボランティアの方が来てくださっている日だったのですね。お母さんと子供たちが一緒に手をたたいて歌ったり踊ったり、子供たちと楽しく過ごしていらっしゃる。すごく広々としたフロアで、とても清潔な空間で安全面も考慮された所でこのような交流ができるというのは、新しい時代の図書館だなというのをすごく感じました。

委員: 柏市郷土資料展示室は、博物館になっているのですか。

事務局: 博物館にはなっておりません。

委員: 郷土資料展示室の見学者の現状については。

事務局: 現状ですけれども、現在までオープンして11月末で約100日です。オープン当初、夏でしたので、小・中学生も結構おいでいただきました。そのような関係で1日当たりの平均人数はかなり高くなっております。9、10、11月の平均が約1日当たり34、5名です。ですから、はっきり申し上げまして、沼南地域のこの場所で1日34、5名がおいでいただけているのはいい数字なのかなと思っています。

今後の課題といたしまして、やはり何回も同じ人に来ていただくということが大事なことではないかなと思います。そのために広報等の宣伝も当然ですし、口コミでの宣伝も大事なのかなと思っています。

それから、こちらにおいでいただいている方の住所地といいますか範囲ですけれども、大部分の方は市内の方が多いです。しかし、さいたま市、千葉市というのがあります。それからあとは、この近辺で我孫子、取手、野田、茨城からも来ております。7割ぐらいが市内で、3割ぐらいが近隣の市町村というような状況であります。

委員: 空間の中で子供を育てるという、こども図書館の中で、とてもいい体験をさせていただいたなと思っております。この中央図書館の新しい考え方の中でも、0歳から育てていくという視点もあってもいいのかな。お母さんはおつかいがてら子どもを連れながら、柏の駅まで出かけてくる、その中で一緒に遊ぶ。子供スペースだと今回はあまりないわけですけれども、そのようなところも大事にしながら作っていただけるといいなと思っております。

今わたしの学校の空きスペースがありますので、閲覧と調べ学習を別々にしているのですね。子供たちがやりいいようなスペースとか、お話し会を設けたり、空間は子供を育てるというためにたくさん取っていったほうがいいのではないかと思います。

事務局: 次回の会議は、3月下旬ぐらいということで考えております。日程につきましては、調整をさせていただき、ご連絡をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

6 傍聴

0人

7 次回開催日時

平成21年3月下旬