平成29年度第1回柏市文化振興審議会会議録
1.開催日時
平成29年6月23日(金曜日)午後2時30分~4時30分
2.開催場所
沼南庁舎5階 501会議室
3.出席者
(委員)
飯森豊水委員(会長)、鈴木將勝委員(副会長)、小竹富士子委員、乾靖子委員、香島ひで子委員、堀良慶委員、手塚ナツ子委員、藤井あき委員
(事務局)
河嶌貞教育長、篠原忠良生涯学習部長、小宮山勉文化課長、横山左千江主査、石谷若葉主事、古瀬康平主事補
4.内容
- 開会
- 教育長挨拶
- 自己紹介
- 会長、副会長挨拶
- 報告事項
- 平成28年度芸術文化事業について
- 平成29年度芸術文化事業について
- 協議事項
今後の柏市の文化振興について - その他
- 閉会
5.会議概要
1.平成28年度芸術文化事業について
配布資料1に基づき、事務局より報告を行った。
(委員)柏市民ギャラリー新装開館記念の企画展示3本はいずれも入場者数がかなり多く、これは快挙である。
(委員)入場者がかなり多かったというが、広報方法を教えてほしい。
(事務局)市内の近隣センターなどの公共施設にチラシを置いた。また、新聞への掲載やテレビのニュースに取り上げられるなど、メディアの協力もあって、入場者数が伸びたと考えられる。
(委員)ネットを使っての情報収集がメインの人も多く、新聞を読まない層への広報も必要。FacebookやTwitterはもちろんだが、柏市のホームページの他に柏市の文化に特化したホームぺージを作るなどの工夫が必要。ただ、文化に興味のない人への広報は難しい。
(事務局)子育てに特化した「はぐはぐ柏」、生涯学習に特化した「らんらんかしわ」と、専用のサイトを運営している課もある。ただ、様々な情報を分散させるよりも市のホームページに集約させるほうがいいと考えている。市のホームページに「歴史・文化・芸術」というページがあるため、そのページを活用していきたい。
2.平成29年度芸術文化事業について
配布資料2に基づき、事務局より報告を行った。
(委員)スマートフォンアプリLINELIVEでの市公式チャンネル「かしわMusicLine」について、配信が事前に分かったりするのか。
(事務局)事前に広報等を用い、告知をするといったことはしていない。ただ、市公式チャンネル「かしわMusicLine」をフォローすると、配信が開始された際にアプリから通知が来るため、その通知によって周知をするということになる。また過去の配信も見られる。
その他
(委員)ぜひ柏市に美術館を建ててほしい。柏市には芹沢銈介や棟方志功などの貴重な美術品を数多く所蔵している。美術館を建てることにより、それら美術品が市民の目に触れる機会も増やせる。
(委員)中核市で美術館がないというのは、文化レベルが低いと思われても仕方のないことである。是非美術館を建て、柏市の文化レベルを上げてほしい。美術館はあまり採算が取れないことが多いが、それでも建設することによって、市民の個人個人が持っている美術品が寄贈される、市民の文化への意識が高まるなど効果があるはずだ。
(委員)柏市は今、音楽に力を入れているが、美術館を建て美術にも力を入れれば文化レベルは上がると思う。
(委員)美術館、博物館などの建設が相次いだ1990年代から国の情勢は変化している。今新たに美術館を建設するのは難しいと思う。今考えるべきことは、柏市に芸術をどう根付かせるかということ。審議委員の皆様が日頃活動されているものをいかに伝え満足してもらえるか、文化活動を外から応援する受け手の人たちをどう盛り上げていくかを考えていきたい。
6.傍聴人
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