平成28年度第1回柏市文化振興審議会会議録

1.開催日時

平成28年9月20日(木曜日)午後3時~4時40分

2.開催場所

沼南庁舎5階 501会議室

3.出席者

(委員)

田中勇二委員(会長)、飯森豊水委員(副会長)、鈴木將勝委員、乾靖子委員、亀岡浩美委員、日比谷伸子委員、香島ひで子委員、堀良慶委員、風澤俊一委員

(事務局)

河嶌貞教育長、篠原忠良生涯学習部長、小宮山勉文化課長、横山左千江主査、向田紀美代主事、石谷若葉主事、古瀬康平主事補

4.内容

  1. 開会
  2. 教育長挨拶
  3. 会長挨拶
  4. 事務局職員紹介
  5. 報告事項  
    1. 平成27年度芸術文化事業について  
    2. 平成28年度芸術文化事業について
  6. その他
  7. 閉会

 5.会議概要

1.平成27年度芸術文化事業について

配布資料1に基づき、事務局より報告を行った。

(委員)その年の入場者数・参加者数は資料で分かるが、例年の行っている事業の、過去と比較をしてどのくらい増減したかなど、推移を示す資料を作っていただきたい。新規事業の「版画教室」と「としょかんdeコンサート」、積極的な企画・構想・集客があって、とても良い。他の事業についての文化課としての評価をお伺いしたい。

 (事務局)推移を示す資料については、用意するようにする。全体的な評価としては、これまでPRが足りていなかったことを意識して、これまでの広報・ホームページと、TwitterなどのSNSを活用して行ったことにより反響があったと考える。

2.平成28年度芸術文化事業について

配布資料2に基づき、事務局より報告を行った。

(委員)今回、柏市民ギャラリー新装開館を記念して3つの企画をしていて、現在第2弾までが終わっている。来客数も多く、大成功といえるだろう。この大成功に導いた、ノウハウ・工夫したところ・苦労したことをお伺いしたい。

(事務局)通常は、柏市主催の企画展を隔年で行っている。しかし、今年度はパレット柏のオープン1年目であり、パレット柏と柏市民ギャラリーの認知度を上げることを目的に、メディアに取り上げてもらえるよう、1年のうちに3回企画展示を行う企画をした。予算要求がとおり、この3回の企画には1,200万円がかかっていて、この費用は基金で賄っている。この費用は、ガラスケースや美術品保険などの費用で、充実した展示のため必要不可欠なものである。現在2つの企画展示が終了しているが、予算がつき、かつ、メディアに取り上げられたことが成功した要因になっている。苦労した点は、関連団体や個人に地道な調整を取りに行ったことである。

(委員)第四次柏市文化振興計画の中で、「音楽の街かしわの創出」を一番の重点項目にした。しかし平成27年度から比べて音楽関係の事業数が減っている。これから事業数を増やすことは可能か。

(事務局)今年度は柏市民ギャラリーの新装開館企画展などで、いくつかの事業が行えない状況にあった。行えなかったものに関しては、来年度再開を見込んでいる。事業数を増やすことは可能である。現在、学生時代に音楽に打ち込んでいて大人になってから音楽をやらなくなってしまったり機会が減ってしまった方向けの音楽イベントの企画をしている。また、旧吉田家住宅で行っている「土間コンサート」のような、アウトリーチコンサートも企画していく。

(委員)次の世代を育てることができるものであるため、「としょかんdeコンサート」など毎年継続してほしい。音楽活動を再開した人やこれから再開したい人が活動できる受け皿が必要だ。

(委員)市の中には働きながらも時間を作って音楽を続けている人もいる。「柏の葉ららぽーとミュージックふぇすた」も含め、いろんなところでピックアップしたり、練習会場の提供や大型楽器などの支援をしてもらいたい。長い活動ができるように行政が目を向けて、音楽の街柏の創出事業関連イベントをしていただきたい。

(委員)アウトリーチコンサートを行う際には、ただ演奏者に普段どおり演奏してもらうのではなく、オリジナルティのある曲や演奏を行うよう求めたり企画を立てるのはいかがだろうか。そのように実施していけば観客の裾野を広げることができるだろう。音楽活動を再開した人やこれから再開したい人が活動への受け皿について。生涯にわたって芸術に携われるような企画が市でできないか考えていきたい。

 その他

(委員)兼ねてより柏市美術家協会を立ち上げたいと思っていて、まずは賛同を得られる方を集めたいと考えている。この柏市美術家協会は、柏の作家さんたちの横のつながりをつくり「柏市美術展」を開催することが目標である。

(委員)柏市所蔵の美術品を公共施設に設置するなどして、広く市民に公開して欲しい。

(委員)広報のやり方を工夫してはいかがだろうか。柏市のホームページの文化課のページを見てもあまり面白くない。FacebookなどのSNSの活用などを検討していただきたい。

6.傍聴人

0人

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