平成26年度第1回柏市文化振興審議会会議録

1.開催日時

平成26年7月14日(月曜日)午後2時00分~午後4時00分

2.開催場所

沼南庁舎5階 501会議室

3.出席者

(委員)

小室圭子会長、田中勇二副会長、乾靖子委員、亀岡浩美委員、香島ひで子委員、鈴木典子委員、駒井仁南子委員、飯森豊水委員

(事務局)

河原健教育長、藤江美紀雄生涯学習部長、小宮山文化課長、安藤主査、向田主事、石谷主事補

4.内容

開会

教育長挨拶

会長挨拶 

報告事項

  1. 平成26年度芸術文化事業について

審議事項

  1. D街区移転後の柏市民ギャラリーについて

閉会

 5.会議概要

報告事項

(1)平成26年度芸術文化事業について 

配布資料1に基づき、事務局より報告を行った。

意見は以下のとおり。

(委員)旧吉田家住宅土間コンサートに行ったのだが、とてもいい雰囲気で気持ちがよかった。親子での演奏があり、暖かいコンサートだった。様々なコラボレーションがあれば、土間コンサートファンが増えていくのではないか。

 審議事項

 (1)D街区移転後の柏市民ギャラリーについて

配布資料の審議事項1に基づき、事務局より説明を行った。

意見・質問事項は以下のとおり。

(会長)内装に関して意見はあるか。

(委員)自分が所属するJOBANアートライン柏では柏で活躍している作家や柏市にゆかりのある作家の展示会や、柏にゆかりのあるコレクターの所蔵作品の展示を行っている。そのなかで立体作品、映像作品、トークショーを行うことが増えてきているので、映像を投影できるスクリーンなどの装置や椅子を配置し、様々な用途に使用できるようにするのはどうか。

(事務局)椅子や展示台については必要性を感じているので、設置数などを検討中。スクリーンなどの映像を映し出すものも検討していきたい。またトークショーについても、同じフロアの会議室を活用するなど、今以上に活用の幅が広がるように思う。

(委員)ダンスや音楽等、様々な分野のものを行えるよう規約を緩くしてほしい。閉じられたスペースではなく、他の階や空きスペースも利用し、ビル全体でイベントを開催できるようするのも面白いのではないか。

(委員)お話会や人形劇の公演等で市民ギャラリーを使用できると嬉しい。

(委員)多目的なものとして作ってしまうと中途半端になってしまう可能性があることも留意しなければならない。

(事務局)市民ギャラリーでの音出しに関しては、他の施設との調整が必要。ミュージアムコンサートをやっているところもあるので、展示と音楽の融合ができるか検討していきたい。

(委員)美術館のように、市民ギャラリーに入るまでに気持ちが落ち着くような静かな空間があるといい。

(委員)市民ギャラリーにくる人がまた来たいと思えるようにしていく必要がある。そのためには、使用する団体がしっかりとしたコンセプトを持ち、運営していかなくてはならない。規約を厳しくし、市民ギャラリー独自の個性を出したほうがいいのではないか。

(委員)ギャラリーと銘打つのであれば、ダンスや音楽等を行わず、ギャラリーに徹したほうがいいのではないか。ダンスや音楽を行いたいのであれば、他の施設を利用すればいいと思う。

(会長)使用料について意見はないか。

(委員)国の助成金等で会場代を賄っている団体もあると思うので、使用料を上げてしまうのは不安もある。その一方であまり使用料を下げてしまうと、誰でも申し込めてしまい、ギャラリーの質の部分で問題が出てきてしまうという懸念もある。 

(会長)市民ギャラリー全般で意見はあるか。

(委員)柏市で持っているギャラリーなのにも関わらず日程を見ると柏市主催のものがあまりない。柏市として市民と一体となった展覧会等が増加すれば、市民ギャラリーとしての意味合いが出てくるのではないか。

(委員)備品を含め、全体のデザインにも気を配ったフロアになったらいいと思う。

その他

(委員)柏市郷土資料展示室を多くの方にご覧いただきたい。子どもを呼び込むために、小中学生を郷土資料展示室に招待するのも面白いと思う。

(委員)沼南公民館が近隣センターになると、教育委員会から地域づくり推進部に管轄が変わってしまい、沼南近隣対象の施設になってしまうという懸念がある。そうなると文化振興の面でどうなるか不安。

6.傍聴人

3人

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