平成27年度第4回柏市スポーツ推進審議会会議録

1 開催日時

平成27年11月11日(水曜日)午後7時~8時30分

2 開催場所

柏市中央体育館管理棟2階 会議室

住所 柏市柏下73

3 出席者

(委員)13名
林委員、長谷川委員、野呂委員、内藤委員、井上委員、吉川委員、佐藤委員、大濱委員、猪口委員、阿部委員、入江委員、大平委員、武井委員

(事務局)6名
藤江生涯学習部長、小貫スポーツ課長、加藤副参事、橋爪統括リーダー、大浦施設担当リーダー、金子推進担当リーダー

4 議題

(1)会長挨拶

5 協議事項

(1)第2期柏市スポーツ推進計画案について

6 議事(要旨)

第2期柏市スポーツ推進計画案(第3章、第4章)事務局より説明を行う。その際に出た主な意見は次のとおり。

  • 委員
    第2期柏市スポーツ推進計画案第3章、第4章(以下、推進計画)を中心に協議していく。この計画は、10年先を見越した計画であり,次の見直しは5年後となる。意見等はないか。
  • 委員

    活動団体において練習場所に親とともに来た子どもが、親のスポーツをしている姿を見て応援している光景を目にする。そうすることで、子どもがスポーツに興味を持ち、学校のクラブ活動を行っていると聞く。小さい頃からスポーツを実施している姿を見せる機会や場所が必要と考える。

  • 委員

    視点を変えて、障がい者へのスポーツ面で何か無いか。

  • 委員

障がい者スポーツの方には、スポーツに触れる機会を増やすことを重視している。また、障がい者に対しては、総合型地域スポーツクラブの中にイベントなどを加え提供していきたい。推進計画の基本施策3において、スポーツボランティアの育成における各種講習会開催や登録制度の検討は、5年後の東京オリンピック・パラリンピックに向けてのボランティア育成につながると考えられる。現在笹川スポーツ財団では、「日本スポーツボランティアネットワーク」が構築されている。この先のスポーツボランティア育成を見越し、このような財団を利用・活用することも考えられる。

  • 委員

推進計画の基本施策4において、施設面では、公共スポーツ施設も民間スポーツ施設も有効に活用してもらい、健康づくりに生かして欲しいと考える。

  • 委員

    推進計画の基本施策3において、現在の中・高生が5年後にオリンピックを迎えることを考慮して、国際大会や全国大会、関東大会等に出場した選手を本市に招き、練習や指導をしてもらうことで、子ども達の育成や励みになると考える。また、本市出身選手として本市に戻ってこられる環境や場の整備が必要と思われる。

  • 委員

    本市出身の選手に依頼し、指導をしてもらうことについては、競技種目により実際に本市でも育成を兼ねて実施している。本市出身の選手に依頼する場合は、個々の顧問よりイベント時に来られる選手を手配しているのが現状である。たくさんのデータやリストがあるわけでなく、単発的な活動になっている。

  • 委員

    推進計画の基本施策5において、情報発信のツールとして様々なものがあるが、中高年層には、ネットなどのツールを利用することが困難な人たちもいる。そこで、ネットなどのツールの活用が苦手な方に向けて、情報収集できる技術を身につけるサポート体制が必要になると考える。 

  • 委員

    推進計画全体にかかわることであるが、推進計画の中に関係各部署や協会、団体等を掲載しておくことで、より充実した計画となりスムーズに実施できるものとなる。また、柏市出身の選手・指導者をデータバンク化、もしくは登録制にしてスポーツコーディネーターを置くことにより、活用・活動がしやすくなると思われる。

  • 委員

    健康づくり推進委員の立場より、推進計画の重点目標であるスポーツにおける健康づくりにおいて、体を動かすことや将来に向けての運動が多く盛り込まれている計画である。また、推進計画を実施していくには、スポーツ推進委員や社会福祉協議会等協力することが大切である。

  • 委員

    基本施策5の情報の充実については、関係各署や外部とのつながりを各分野の専門性を生かし協力し発信していくことが大切である。

  • 委員

    推進計画全体にかかわることであるが、推進計画の中に、短期的、中期的、長期的な目標などの時間設定の記載を盛り込み、具体化していくことが必要に思われる。

  • 委員

    情報の発信については、 発信する場所が学校を通して行うことが多く、限定されてしまい広がっていかない。情報の発信は、スポーツ課だけでなく、自治会や各部署と連携すれば様々な活動を広く届けられると考える。

  • 委員

    推進計画の中で審議会が、推進計画とどのようなかかわり方を持ち、どのような役割を担ったのかを計画に盛り込んだほうが良いと考える。また、実際は難しいが、審議会委員が審議にかかわる活動を見に行ったり、活動している人の声を聞きに行ったりする機会があればよかったと考える。審議委員は、5年後の見直し時に機会があれば現場を視察することで、違った見方で課題が見え、実感の湧く計画になると思われる。

  • 委員

    推進計画策定に携わり、市民の健康づくりや子どもの体力面、親子での運動実施率の向上を重視していることが分かった。推進計画策定後には子ども部会を作り、関係サークルと意見交換していきたい。また、定期的に持続できる取組みを実施して欲しい。

  • 事務局

    推進計画については、委員の意見を一つでも多く取り入れられるように策定してきた。また、関係部署や時間的展望については、取り入れたほうが、より良い計画となっていくと思われるが、他部署や関係団体について了承を得ないと記載することは難しい。時間的展望については、概ね5年を目安として見直しを図ることとしたい。そして、審議会の位置付けについては、教育長のあいさつ等に反映させていきたい。最後に今回の推進計画は、限られた時間の中で協議してきたが、次回見直し時には、準備期間を設け対応していきたい。

  • 委員

    今後の推進計画と審議会のスケジュールは、どのようになっているか。

  • 事務局

12月中旬から1ヶ月間パブリックコメントとして、ホームページ等で公開し市民から意見を募集する。来年1月下旬に、市民の意見とそれに対する市の考え方を審議会にて協議しまとめていく。1月下旬から2月上旬に審議会でまとめたものをホームページに公開する。2月に来年度スケジュールについて協議していきたい。

7 その他

  • スマイルクラブより柏の葉コミュニティー体育館での親子参加型イベントの報告
  • 家庭婦人スポーツ協会よりトップアスリート教室の報告
  • 高田小学校でのラグビースクールの報告

8 傍聴

(1)傍聴者

なし

9 その他

(1)次回日程

平成28年1月27日