平成27年度第2回柏市スポーツ推進審議会会議録

1 開催日時

平成27年8月25日(火曜日)午後7時~午後8時30分

2 開催場所

柏市中央体育館管理棟2階 会議室

住所 柏市柏下73

3 出席者

(委員)14名
林委員、長谷川委員、野呂委員、内藤委員、井上委員、菊池委員、 吉川委員、佐藤委員、大濱委員、猪口委員、阿部委員、入江委員、大平委員、須郷委員

(事務局)6名
藤江生涯学習部長、小貫スポーツ課長、加藤副参事、橋爪統括リーダー、大浦施設担当リーダー、金子推進担当リーダー

4 議題

(1)会長挨拶

5 協議事項

(1)第2期柏市スポーツ推進計画策定における基本施策体系について

6 議事(要旨)

第2期柏市スポーツ推進計画策定にあたり、基本施策体系について事務局より説明を行う。その際に出た主な意見は次のとおり。

  • 委員
    基本施策1を中心に協議をしていく。
  • 委員
    基本施策1において、理念的な部分が足りていない。イベント型のスポーツの推進を行っても、参加者対応になってしまい参加者を増やすことにはつながらないと思われる。また、スポーツ実施率の向上につながるのか疑問である。
  • 事務局
    理念的な考えも踏まえ検討する
  • 委員
    イベントに訪れる人は、興味・関心を持っている人である。より実施率や参加率を上げるには、どのように参加させるのか情報を分かりやすく伝える必要がある。イベントを開催するだけでは、実施率・参加率の向上は見込めないと考えられる
  • 委員
    アンケートを基に考えていくことはどうか。
  • 委員
    アンケートの項目の聞き方について、運動が苦手な方に「どうすれば参加しますか。」など、引き上げることができるような項目の聞き方の検討も必要ではないか。そこから、きっかけづくりの工夫ができると思われる。
  • 委員
    基本施策1は、基本施策5の楽しめるきっかけづくりの情報提供とリンクさせ同時進行していくことが必要と感じている。表現の工夫も必要だが、スポーツや運動が苦手な人たちをやる気にさせるには、情報提供のフィールドを広報かしわや町会、自治会など一般的な生活スタイルに落とし込むことが有効と思われる。
  • 委員
    情報提供の場として、人の出入りが多い駅前の掲示板やスーパー、図書館、近隣センターなどがあると思う。
  • 委員
    他県では、体育館で定期的に各団体でスポーツを行っている。
  • 委員
    情報提供において「どこで何ができるのか」ということが少ないと思われる。情報提供の仕方や内容を見直してみてはどうか。
  • 委員
    スポーツや運動に関する情報提供について、スポーツ課が独立して作り出すことはできないのか。
  • 事務局
    基本施策5の「スポーツ総合情報システムの構築」として、総合的な情報が全部分かるようなシステムが構築できることが理想である。また、情報収集の仕方として、「市民スポーツレポーター制度」なども検討している。
  • 委員
    2020年オリンピック・パラリンピックのパラリンピックの視点で、健常者だけでなく障がい者のことも一緒に考えた地盤作りが必要と感じ、対応する課を一本化して欲しい。
  • 委員
    運動が苦手な人や興味・関心が薄い人へ働きかけるより、運動が好きな人や興味・関心を持っている人に働きかけて、そこからスポーツ、運動の輪を広げていく方が良いと思われる。
    2020年オリンピック・パラリンピックに向けて、運動が苦手な人へ働きかけることに重きを置くのか、運動が好きな人に働きかけて広がりが出ることに重きを置くのか、どちらを重点化するのか。
  • 事務局
    オリンピックについては、市内よりオリンピック選手が出ることを願い、強化策などの手伝いができたらと考えている。また、観ることによりスポーツを実施しようと思う気持ちの醸成へつながることを期待している。
    運動の視点では、体力の向上や健康寿命の延伸につながることが理想である。そのためにも、町会や自治会などの生活の中に、スポーツ・運動を意識してもらえるような取り組みを今回の計画に組み込みたいと考えている。
  • 委員
    地域で「ストレッチ教室」等の活動している中で、高齢者の割合は高い。教室に参加するきっかけは、口コミが一番である。だれかの声掛けが運動のきっかけへの原動力になっている。
  • 委員
    団体でスポーツ活動を行うなかで、口コミで情報を声掛けしているが、年々参加者が減少していることが現状であり課題でもある。
  • 委員
    行政の中で、課と課で横断的な取り組みを行うことは難しいのか。
  • 事務局
    役所内で連携をとりながら対応できたらと考えている。
  • 委員
    スポーツの日常化へ向け、きっかけとなるイベントを開催することや参加へ向けて情報を提供していくことに加えて、基本施策4にある「場所の提供」も重要と考える。
  • 委員
    手賀沼の付近に建物を立て、着替えやイベントができると、多岐にわたり可能性が広がると思われる。
  • 事務局
    次期、総合計画で手賀沼の資源を活用した観光推進を策定していく予定となっている。その中で、スポーツの利用も検討していく。
  • 委員
    定期的に活動を行い、徐々に参加者は増えている。活動内容を充実させれば、何度でも参加してもらえると思われる。
  • 委員
    基本施策1の(2)競技力向上の支援の2.トップアスリートによる講演会、スポーツ教室の開催は、(1)気軽に楽しめる運動・スポーツの充実にまたがるように思われる。競技力向上の支援という視点であれば、表彰制度を設けることが有効と考える。
  • 委員
    トップアスリートによる競技力向上支援の視点では、中学・高校の部活の生徒たちに指導してもらうと有効と考える。
  • 事務局
    2.「トップアスリートによる講演会・スポーツ教室」は、競技実施者を対象に講演会などで、気持ちの醸成、技術の獲得ができるようにと考えている。
    スポーツ技術・スポーツ科学に基づいた快適なトレーニングの方法や指導者向けのスキルアップ等を再考している。
  • 委員
    市内少年サッカーにおける死亡事案について、事故が無いよう安全なスポーツが大切になると考える。
  • 事務局
    これを機に安全対策に一層の注意を払うようにする。

7 傍聴

(1)傍聴者

1名

傍聴要領に反する行為は、見受けられなかった。

7 その他

(1)次回日程

平成27年10月16日