平成26年度第1回柏市スポーツ推進審議会会議録

1 開催日時

平成26年7月3日(木曜日)午後3時~午後4時30分

2 開催場所

柏市役所 沼南庁舎大会議室
住所 柏市大島田48-1

3 出席者

(委員)14名
藤原委員、阿部委員、桑原委員、佐藤(信)委員、野呂委員、花島委員、 井上委員、内藤委員、吉場委員、佐藤(紀)委員、猪口委員、原瀬委員、石崎委員、松戸委員

(事務局)5名
藤江生涯学習部長、小貫スポーツ課長、黒須副参事、大浦施設担当リーダー、板橋推進担当リーダー

4 協議事項

(1)子どもの体力向上に係る効果的な施策について

前回(平成25年度第3回柏市スポーツ推進審議会)、同議題により今後の子どもの体力向上に関して各委員より意見を求めた。今回はその意見をまとめ、今後の施策の方向性などを事務局より説明し意見を求めた。

  • 委員
    外部から専門的な指導者を招き、学校の先生も技術を習得する機会があるとよいのではないか?
  • 委員
    これらの施策を学校でやるとなると、現状では厳しい。イベントなどを開催しながらその中で目標に向け取り組むことがよいと思われる。
  • 委員
    体育を日常化しなければ子どもの体力向上には繋がらない。家族で運動を楽しめるような施策と、そういったことを指導できる指導者を育てる必要がある。
  • 委員
    生涯学習部だけでなく関連部門との連携やコンビネーションが大切である。
  • 委員
    地域の活動で子ども達に運動を教える場合、多くは親や普通の人が指導しているが、本来は正しい指導を行える指導者が必要だと思う。指導者の育成も行っていかなければならない。
  • 委員
    高齢者が元気で色々なところで運動をやっているのでそこに子どもを巻き込んでいくことも大事だと思う。
  • 委員
    親子での体力づくりに関する施策の他に、子どもの体力不足の現状、体力づくりに関するパンフレットなどを産婦人科などに置いて、親の意識改革を行うことも必要ではないか?
  • 委員
    公園などではボール遊び禁止になっており、子どもの遊び場がなくなっている。これも投げる力が弱くなる原因の一つなのではないか?運動を行う施策以外にも、こういったところを何とかできれば体力向上に繋がるのではないか?
  • 委員
    運動は、継続しないと効果が現れない。ただ同じことを続けるのではなく、色々なことを体験してもらって、運動を楽しいと感じられるようにして少しでも長く継続してもらえるようにすることも必要ではないか?
  • 委員
    こういった施策はすぐに効果が現れるものではなく、審議会で評価検討を繰り返しながら継続して実行する必要がある。何らかの成果が出てきたと5年後10年後に振り返った時に思えるような施策を審議会として提案していく必要がある。
  • 委員
    継続して事業を行う場合、事業内容の検討や評価のためにデータの蓄積も必要となる。教育研究所では未就学児の体力に関する調査として、市内の幼稚園児を対象に体力測定やアンケートを実施している。この調査は本年度で終了すると伺っている。非常に貴重なデータであることから、スポーツ課で継続してはどうか。また、その研究に関わった方や関係団体を招いた部会を設置し、そこで時間をかけて評価研究して行くことを検討してもらいたい。
  • 事務局
    親子や地域などのキーワードをもとに、就学前の幼児を対象とした事業展開が必要と思われる。また実施する上で数値による検証が行えることは非常に重要と考える。教育研究所で実施している調査の継続や担当部署など、教育委員会内部で検討していきたい。

委員からの意見は来年度策定する第2期柏市スポーツ推進計画の中へ反映させることとなった。

(2)柏市スポーツ推進計画策定に係るアンケート調査について

事務局から、以下について説明した。

  • アンケート対象及び実施時期
  • アンケート内容
    • 委員
      成人のアンケート対象が20歳以上2000人となっているが、年齢構成、性別については調整しているか?
    • 事務局
      前回は無作為抽出で行っている。
    • 委員
      無作為抽出でも偏ってしまう場合があるので、年齢層や性別についてはある程度コントロールしたほうがよい。
    • 事務局
      調整し抽出します。

アンケートの調査項目については、基本的に前回と同様とすることとなった。

5 傍聴

なし