平成24年度第3回柏市スポーツ推進審議会会議録
1 開催日時
平成25年1月30日(水曜日)午後3時~4時45分
2 開催場所
柏市役所 沼南庁舎大会議室
住所 柏市大島田48-1
3 出席者
(委員)9名
藤原会長、綿谷副会長、井上委員、荒木委員、柿久保委員、佐藤委員、宮里委員、大浜委員、花島委員
(事務局)9名
草野生涯学習部長、小貫スポーツ課長、黒須統括リーダー、小池統括リーダー、高橋施設担当リーダー、施設担当大浦、吉永、川口振興担当リーダー、振興担当板橋
4 議題
(1) 柏市スポーツ振興基金の運用について
(2) スポーツ施設利用料金の改定について(諮問事項)
5 議事
(1) 第1号議案
柏市スポーツ振興基金の運用について、資料に基づき事務局から説明し意見を求めた。
(委員)今後、統合される基金は寄付者が使途を指定できるとのことだが、今までの分についてはスポーツ推進の事業に使用することは担保されるのか?
(事務局)これまでのスポーツ振興基金への寄付金とその利子については、スポーツ振興事業に還元されていきます。この部分をどのように活用していくかについて御意見を頂きたい。
(委員)統合される基金とはどういうものか?
(事務局)市全体の施設整備基金となり、スポーツ施設も含め市の施設の改修や建替えに活用されると聞いている。
(委員)今まで、スポーツ振興基金の活用として実施されていた奨励金事業などは継続されるのか?
(事務局)一般財源をもとに継続していく。
(委員)スポーツ振興基金はどのように使っていくのか?ただ使うだけではすぐに無くなってしまう。
(委員)毎年どれくらい使うのかなどの目処を付けているのか?計画を立てないとそのまま放置されかねない。
(委員)指導者育成事業など事業案として上げられているものは具体的にはどういったことを行なうのか?
(事務局)具体的な事業案や運用計画は今後作成する必要があると考えている。
(委員)大きな大会などに募金箱を設置するなど、基金を募る必要もある。
(委員)大会の参加料などに小額ながら含める形もある。
(委員)県体育協会では物を販売してその中に含める形をとっている。
(委員)PR活動をして、スポーツ基金の知名度を上げることも必要。
(事務局)使うだけでなく、新たに集めることも必要と考える。主旨をしっかり説明しながらお願いできるよう考えたい。
各委員からの意見をもとに再度事務局で検討し、次回以降に審議することとなった。
(2) 第2号議案
スポーツ施設利用料金の改定について、資料に基づき事務局から説明し意見を求めた。
(委員)受益者負担率を50パーセントにするため、改定率を50パーセント とした値上げでは逆に利用者が激減して、収入が減ってしまう恐れはないか?
(委員)値上げにより指定管理委託料が削減できるとのことだが、料金を上げて削減するのではなく、料金原価を下げることで料金の上げ幅を抑えることができるのではないか?
(委員)料金原価にはどのようなものが含まれているのか詳しく知りたい。
(委員)コストを下げることがまったく考慮されていない。
(事務局)料金原価には職員の人件費、公債費の利子、予約システムのリース料などとなっており、一番大きなものは工事費である。コストを下げる方法としてPPSを進めている。修繕費については適正に対応していく。
(委員)5年に1回の値上げではなく、もう少し小刻みに値上げすることはできないか?
(委員)改定率30パーセントぐらいで2回ぐらいに分けて値上げしてはと思う。
(事務局)本日示した料金改定表は、市の方針である受益者負担率50パーセントに近づけるため、改定率を最大の50パーセントとしてシミュレーションしたものである。
(委員)基本的には受益者負担は当然であると考える。
(委員)柏市としてのスポーツ振興のビジョンと使い道を明確にして、何のために値上げするかを説明できれば納得させることができると思う。
(事務局)スポーツ振興のビジョンについては柏市スポーツ推進計画に基づいた対応をしていくべきと考えている。
(委員)今回の改定は旧柏市と旧沼南町の料金格差を無くすことが基本的な考えの一つとなっている。改定率50パーセントとは最大限の範囲なので、上げ幅を考えて受益者負担率50パーセントをいつ達成するかとの検討が必要。
(委員)値上げして委託料が下がりましたではなく、使用者に対してどうなるかという効果が打ち出せればよいと思う。
原価の詳細についての資料と、委員からの意見を参考に値上げに関する複数のシミュレーションを次回審議会で提示することとなった。
6 傍聴
なし
7 次回開催
平成25年2月予定