平成23年度第2回柏市スポーツ推進審議会会議録

 1 開催日時

平成24年3月22日(木曜日) 午後3時~午後4時30分

2 開催場所

柏市役所 沼南庁舎501会議室

住所 柏市大島田48-1

3 出席者

(委員)9名

藤原会長、綿谷副会長、井上委員、大濱委員、柿久保委員、佐藤委員、中塚委員、宮里委員、花島委員

(事務局)6名

草野生涯学習部長、小貫スポーツ課長、海老原副参事、高橋施設担当リーダー、 川口振興担当リーダー、振興担当板橋

4 議題

(1) 柏市スポーツ振興計画の見直し(案)について

(2) 柏市スポーツ施設整備のあり方(案)について

5 議事

(1) 第1号議案 柏市スポーツ振興計画の見直し(案)について

資料に基づき、柏市スポーツ振興計画の見直しにより変更があった部分について、事務局から説明し、意見を求めた。

(委 員)見直しにより高齢者のスポーツ参加について記載されたが、高齢者とは何歳ぐらいからを想定しているのか?
(事務局)全国的にデータ収集などを行う体力テストでは65歳からを高齢者としており、柏市スポーツ振興計画でも65歳を境に考えている。
(委 員)中学校の部活などで、指導者の不足が問題になっている。地域での受け皿づくりなどの取り組みについて計画の中で定義してもらいたい。
(事務局)計画の基本施策で『スポーツリーダーの育成』という括りがあり、その中で『競技スポーツ指導者の確保』として掲載されてはおりますが、なかなか地域での受け皿づくりは構築までに至っておらず、今後の検討課題であると認識しております。
(委 員)基本施策の実施時期で、『中長期』と『当面』との記載があるが、どういった定義なのか。また、実施するまでの年数をある程度記載したほうが良いのではないか。
(事務局)『中長期』は、本計画が終了した後も継続して検討することも視野に入れており、『当面』とは、できるだけ本計画の期間内で実施していきたいと考えております。また、年数の表現については検討させていただきます。
(委 員)今回の見直しでは、医師会との関わりが記載されているが、どのような施策に関わるのか。
(事務局)高齢化に備えた運動不足の解消や介護の予防には、スポーツが果たす役割は非常に大きいですが、運動による腰痛やひざの痛みなどスポーツ障害予防という観点とも密接に関わっております。これらはやはり、お医者さんの専門的な知識が必要となってきますので、こういったところから医師会との連携協力をとり、運動不足の解消やスポーツ障害の予防のための取り組みについての御意見を伺い、パンフレットの作成やセミナーの開催など柏市のスポーツ施策に活かしたいと考えております。
(委 員)スポーツ観戦マナーの向上について追加されたが、スポーツ観戦だけでなく、スポーツを通じた子ども達の人格形成やマナー向上についても掲載いただきたい。
(事務局)青少年のスポーツによる人格形成については、改正されたスポーツ基本法の前文にも記載されており、本計画の見直しに伴い、基本施策『多様な参加ができる「する」スポーツの充実』の『市民スポーツ大会・イベントの開催』でも追記させていただきました。しかしながら、記載する場所や表現方法について、今一度検討させていただきます。
(委 員)大会や教室、クラブの活動など、なかなかどこで何をやっているのかわからない。地域での活動のPRをぜひ行ってもらいたい。
(事務局)情報提供は非常に重要であり、本計画の中でも重点プロジェクトに記載されている。PR活動については、今後どういった形でできるか検討します。

委員からの意見を元に再度見直しを行い、次回の審議会で提示することとなった。

 (2) 第2号議案 柏市スポーツ施設整備のあり方(案)について

資料に基づき、柏市スポーツ施設整備のあり方(案)について、事務局から説明し、意見を求めた。

(委 員)スポーツ推進計画の中では、学校体育施設の利用を検討しているが、近隣センターの体育館も、地域のスポーツ団体に使ってもらうよう推進するようお願いしたい。
(事務局)近隣センターの体育館も、担当課が違うが同じスポーツ施設である。有効な活用ができるよう部署間の連携を取り、今回の『柏市スポーツ施設整備のあり方』に記載するよう検討します。
(委 員)柏市の利用料金は非常に格安であると感じる。修繕を行なって、きれいになったタイミングなどで値上げを行なうべきではなかったのか。出費を増やすだけでなく、収入を増やすことも必要。
(事務局)料金改定は、見直しの時期に来ており、合併後の旧沼南町との格差の是正など適正化を図ります。

その他の意見

  • 今はウォーキングなどが盛んなので、ウォーキングマップ等のソフト面の充実も必要。 
  • 施設の利用時間単位が、合併後2時間単位になり、お昼の時間帯が無駄になっているのではないか? 
  • 施設のバリアフリー化は非常に重要な問題である。 素案では屋内屋外、夜間日中問わず一律の料金だが問題は無いか。

委員の意見を踏まえ、継続審議することとした。

7 傍聴

(1) 傍聴者

1名

(2) 傍聴の状況

傍聴要領に反する行為は、見受けられなかった。

8 次回開催

平成24年6月(予定)