スポーツ振興審議会会議録

1 開催日時

平成22年6月30日(木曜日) 午後3時~午後5時

2 開催場所

柏市大島田48-1
柏市役所 沼南庁舎5階501会議室

3 出席者

(委員)10名

藤原会長、綿谷副会長、佐藤委員、山上委員、笠野委員、中塚委員、宮里委員、花島委員、大濱委員、井上委員

(事務局)6名

窪井生涯学習部長、関スポーツ課長、海老原副参事、小池統括リーダー、安室施設担当リーダー、川口振興担当リーダー

4 議題

(1) 平成21年度事業報告
(2) 平成22年度事業計画(案)
(3) 柏市スポーツ振興計画の見直しについて

5  議事(要旨)

第1号議案 平成21年度事業報告

平成21年度審議会の報告及び、スポーツ課主催事業について資料に基づき事務局から説明した。

特に質疑等なし。

第2号議案 平成22年度事業計画(案)

平成22年度審議会の計画(案)、スポーツ課主催行事予定、予算概要、補助金事業及びスポーツ団体概要について、資料に基づき事務局から説明した。

質疑等

質問 平成22年度の計画にある巡回教室とは具体的にどのようなことをするのか。

応答 従来の教室は、場所を設定し、市民の方に参集していただき開催をしていたが、市内の小学校に出向き、授業の一環として開催するもので、たくさんの子どもたちにスポーツに触れていただこうとするもの。

質問 今年は国体の開催があるが、審議会としての関わりはあるのか。

応答 審議会委員の立場としての関わりは特に予定していない。

意見 各競技の教室等が関係団体に委ねられているが、行政としては完全に手放すことはせずに、集客に繋がる広報は、しっかりと協力して欲しい。

以上の審議により、第2号議案は、原案どおり承認された。

第3号議案 柏市スポーツ振興計画の見直しについて

計画の見直しに関する要旨及び基本施策と重点プロジェクトの進捗状況について資料に基づき事務局から説明した。

意見等

・今年度実施予定の市民アンケートに、高齢者のスポーツについての項目を取り入れた方が良い。

・行政で実施する健康体操等の施策は、非常に良いものが多いが短期間で終了してしまう。市民の希望は、「継続的に体を動かせる。」こと。是非そのような施策を検討して欲しい。

・ウォーキングやグラウンド・ゴルフなど、中高年を主としたスポーツは自然と人が集まるように,「やる気」を向上させる施策を検討するべき。

・各種のスポーツ施策が実施されているようだが、参加型ばかりなので、その場に出向けない人へのケアが十分にできていない。

・以前は、町会等で運動会などの行事に対して、市から助成金が支給されていたが、現在はなくなってしまった。行事をするには経費がかかるので、助成があるととても助かる。

・計画の内容を短期間で全て実施することは非常に困難なため高齢者や子どもの施策にターゲットを絞ることで、動機付けから継続に繋げられるのではないか。

・重点プロジェクトの子どもの施策に、学校体育が含まれていない。入れるべきではないか。

・子どものうちからスポーツに親しんでいる人は、大人になっても、挨拶などの礼儀がしっかりしている。幼少期からスポーツに触れることは,先輩や大人から学ぶことが非常に多く、人間形成にも繋がる。

・子ども会が減少している。以前は地域での運動会などが活発に行われていた。子どもと地域の関わり方の重要性を考えれば減少は望むものではない。

・子どもがスポーツをすれば、親や祖父母がスポーツに携わることになる。親子や3世代の施策が有効なのではないか。

・今年開催されているサッカーワールドカップでの国民の一体感は素晴らしいものがある。しかし。都内では一部のサポーターが暴徒化するなど、サポーターのマナーの悪さが目立っている。基本施策「みる」スポーツの中に、『観戦マナーの向上』についての項目を追加して欲しい。

以上の審議により、3点についてまとめた。

(1) 計画については、子ども及び高齢者のスポーツをターゲットとして、今後の計画実行を設定した方がよい。
(2) 学校体育についても、スポーツとの繋がりが深いため、計画に組み入れた方が良い。
(3) 親子や三世代の施策を実施することで、子どもを上手に活用した大人のスポーツ実施率の向上を図る。

(補足)
(2)については、学校教育施策との整合性を精査し検討する。

6 傍聴

(1) 傍聴者
2人

(2) 傍聴の状況
傍聴要領に反する行為は、見受けられなかった。

7 次回開催

平成22年12月(予定)