平成26年度 柏市幼児教育振興審議会会議録
1 開催日時
平成26年9月4日(木曜日)午後3時~午後4時35分
2 開催場所
- 柏市大島田48番地1
- 柏市役所沼南庁舎5階大会議室
3 出席者
(委員)
古橋会長、溜川副会長、川久保委員、櫻井委員、村川委員、入江委員、杉山委員、宮森委員、秋谷委員、鈴木委員、城川委員、山宮委員、木口委員、藤塚委員
(事務局)
成嶋こども部次長兼保育課長、河原教育長、山本学校教育部長、齋藤教育研究所長、杉本教育研究所統括リーダー、金岡教育研究所指導主事
4 議題
-
教育研究所・幼児教育関連事業に関する報告
-
柏市の幼児教育の現状と課題についての協議
5 議事等(要旨)
午後3時、定刻になり開会
議事等に先立ち、教育長の挨拶の後、新任委員委嘱等を行った。
報告
柏市教育研究所の幼児教育の重点施策は「幼保小の連携」と「幼児教育研究研修の充実」であり、昨年度の審議会でのご意見を受けて、事業を展開した。
- 幼保小の連携
- 幼児教育共同研究の充実
協議 (質疑応答及び意見交換の主なものは次のとおり)
- 年長児の保護者対象に行われた「入学までに心がけること」についての講座のおかげで、すごく不安に思っていたことがクリアになり、安心して入学を迎えることができた。
- 柏二小で行われているスタートカリキュラムも保護者にとって、効果的に働いている。
- 入学説明会の待ち時間に『入学体験』を行うという取組は、初めての経験なので、先生方の心配が大きかった。しかし、実際にやってみるとそれほどの負担はなく、入学する子どもにとっての安心感や、子どもの様子を実際に見られるなど、学校にとってもメリットが多かった。
- スタートカリキュラムは、是非、取り入れてみたい。1年生と年長児との交流だけでなく、保護者や地域をどのようにして巻き込んでいくのかがこれからの課題である。
- 子どもや保護者だけでなく、園の職員が小学校の様子をよく理解する必要がある。
- 発達に不安がある子どもに対して、気軽に相談に行く場所がよく分からない。
- 「幼児教育共同研究」は、5年たったところで、一つの節目として11月にイベントを企画している。このイベントをきっかけとして、普段の遊びの中でこの取組を具体的にどのようにして進め、続けていくのかがこれからの大きな課題。
- 小学校に入学してからも在校生と外で一緒に遊ぶことが楽しくて、そのおかげでスムーズに学校になじむことができた。
- 親子で食事に行っても、親はスマートフォンを見て、子どもはゲームをやっている現実がある。言葉遣いの乱暴さにもどうかと感じることがよくある。柏市として、何かできないものか。
- イベントや幼保小の交流は、大変意義があることだとは思うが、そこに参加できないような子どもが参加できるような環境(日常的な学校見学など)があるとよい。
- 幼稚園・保育園に通っていないお子さんのことも考えていく必要がある。
- 接続の問題は、幼保小だけでなく、高等学校と大学との連携にも同様にある。そのため、大学では入学前プログラムや新入生オリエンテーションを丁寧に行っている。体育の問題にしても、初等教育と同じような問題が、大学でも議論されており、教育課程全般の中で同じことが問題となっている。
- PTAの活動にも温度差がある。交流行事等、PTAにも働きかけていきたい。
- 幼稚園では、お迎えの時に保護者と話をすることが多い。働いている方のPTAの参加が難しい。
- 保育園では、お子さんを中心としたものには、保護者の参加率が高い。懇談会などは、担任が一方的に話すのではなく、いろいろと工夫することで、参加を増やしている
6 傍聴
傍聴者 0人
7 次回開催日時(予定)
平成27年9月