柏市幼児教育振興審議会会議録 平成20年9月4日

1 開催日時

平成20年9月4日(木曜日)  午後3時~午後5時

2 開催場所

柏市篠籠田119番地柏市立教育研究所分室2階研修室

3 出席者

(委 員)木村会長、渡辺副会長、水野委員、坂口委員、村川委員、宮尾委員、溜川委員、武田委員、ユーイング委員、川野委員、鈴木委員、津金委員、阿部委員、玉川委員、岡崎委員

(事務局)藤江児童育成課長、菅井児童センター副主幹、鍋島保育課長、大木保育課専門監、矢上教育長、河原学校教育部長、玉村学校教育部次長、相楽市立かしわ幼稚園長、山田教育研究所長、中村教育研究所統括リーダー、石塚教育研究所指導主事、河野教育研究所事務補助

4 議題

「答申のまとめ」

5 議事(要旨)

答申案作成委員会が作成した「答申案」について会長より報告。その「答申案」を項目順に見直し、「答申」をまとめた。その際に出された主な意見は、次のとおりである。

はじめに(P1,2)

○訂正等なし

第1章 柏市の今後の幼児教育の在り方

【第1節 幼児教育の在り方】(P3~5)

○訂正等なし

【第2節幼児教育の研究・研修の在り方】【第3節特別支援教育の在り方】(P6~9)

○P7の「発達障害者支援整備事業」は、正しくは「体制」という言葉を加えて「発達障害者支援体制整備事業」に、「NPO等」には「法人」を入れて「NPO法人等」とする。

○用語の問題で「個別の支援シート」とあるが、一般のかたがたには分かりにくいのではないか。また、「カルテ」という言葉についても良いイメージを持たないかたがいると思う。

○脚注を付けたり括弧書きで付け加えたりする方法もあるが、返って分かりにくくなってしまうと考えられる。

○紙媒体の物という意味で「記録票」とすると分かりやすいので、「個別の記録票」が良い。

○「支援の必要な人」は「支援の必要な子ども」としなくても良いか。

○「生まれてから成人まで一貫した支援を行う」とあるので「人」のままで良い。

○P8の「健診事業」を普通の「健康診断」と捉える方もいるのではないか。「1歳半健診」「3歳児健診」としなくても良いだろうか。

○これは幼児に関する答申であるため、このままでも分かると思う。

○「障害のある人」という言葉があるが、「特別な支援の必要な人」にしたほうが良い。学校でも「障害児学級」と言わず、「特別支援学級」と言うようになった。

○教育分野では「障害のある人」という言葉を使っていない。ここは「特別支援教育の在り方」の節であるので、特別支援教育で使用している言葉にした方が良い。

○「発達障害」という言葉は問題ないが、ここでは身体的な障害も含まれている。「人」を消して、「障害に対する理解」とすると良い。

【第4節幼稚園・保育園から小学校への滑らかな接続の在り方】(P10,11)

○P11にある「小学校?はてなパンフレット」だけ具体的な名称になっている。10年後には分からない可能性もあるので「就学前児童のいる家庭に小学校生活を紹介するパンフレット」としたら良い。

○ホームページ等を見た時も分かりやすいように、できるだけ専門的な言葉をさけ、特別な用語については注意が必要。

○交流会の例として「お散歩交流」や「生活科」があるが、「キャリア教育」も入れてほしい。

○保育園ではお散歩をするが幼稚園ではしない。「お散歩交流」について、「日常の生活の中での交流」という意味なら別の言葉のほうがいい。

○「お散歩交流・生活科・キャリア教育」の部分がなくても、「様々な機会をとらえて子ども同士の交流を充実」とあるので、十分意味は通じる。

第2章柏市の幼児教育施策の在り方

【第1節教育研究所の事業の在り方】【第2節市立かしわ幼稚園の在り方】(P12~14)

○「幼・保・小」と「・」がある所とない所がある。表記上の使い分けや統一については事務局で見直す。

○P13の【存在意義】については、その内容を見ると、敢えて【存在意義】としなくても良いと思う。

○P14の「負担は安い」という表現は、「負担は少ない」とする。

○1番下の文と下から2番目の文を入れ替えた方が良い。ここで言う「今後の在り方」とは「市立幼稚園の在り方」なので、幼稚園を廃園にするという文を最後に持ってくる。

おわりに(P15)

○訂正等なし

6 傍聴

(1)傍聴者3人

(2)傍聴の状況 傍聴要領に反する行為は、見受けられなかった。

7 次回開催日時(予定)

平成21年2月12日(木曜日) 午後3時~午後4時30分