柏市立柏高等学校第3次教育計画策定委員会会議録

令和元年度第1回柏市立柏高等学校第3次教育計画策定委員会会議録

日時

令和元年5月20日(月曜日)午後3時から午後4時30分

場所

柏市大島田48番地1 柏市役所沼南庁舎5階501会議室

出席者

委員

北垣委員、岡崎委員、塚本委員、横谷委員、河嶌委員、飯田委員、高橋委員、小貫委員、増子委員、高橋委員、石田委員、
内田委員、今井委員、富樫委員

事務局

松澤学校教育課長、杉浦教職員課長、関根学校財務室長、逆井指導課長、加藤児童生徒課長、佐々木教育研究所長、浅野学校施設課長、
中村学校保健課長、岩永指導課統括リーダー、宮本指導課指導主事、新井教職員課統括リーダー、岡崎教職員課管理主事、石田学校教育部参事、
藤木市立柏高校事務長、金子市立柏高校教頭、高井市立柏高校教頭、滝沢市立柏高校教務主任

議題

(1)市立柏高校の現状と課題(報告)

(2)市立柏高校の将来構想について(意見交換)

(3)教育計画の方向性(協議)

議事

附属機関として初めての会議であるため、6名の委員へ委嘱状交付を行い、委員紹介と事務局の自己紹介ののち、次の事項について、報告・協議を行った。

市立柏高校の現状と課題

市立柏高校から、現状と今抱えている課題について報告があり、それに対する質疑応答があった。

  • 入学者選抜における普通の倍率の低迷傾向
  • 学校施設関係の課題
  • 通学の利便性
  • 部活動のイメージが強いが、それにプラスαの魅力が必要である
  • 魅力発信力の弱さ

委員からの質問

◎柏市における今後の中学生の生徒現象についてどのように見込んでいるのか。

(事務局回答)この先15年くらいは大きな変化はないと推測している。

◎新たな魅力として、先生方からどのような意見があったのか。

(学校回答)進学実績や就職実績の向上を図る。柏市と連携を強化する。

市立柏高校の将来構想について(意見交換)

市立柏高校に対する感想や、将来構想、期待することなど、それぞれの立場から意見を伺った。

(北垣委員)主体的に取り組み、考える姿勢を持った生徒を今後育てていかなければならない。

(岡崎委員)県立高校よりも一人一人にかけている教育費は手厚い。県立と同じことをやっていてはこれだけの教育費を継続することは困難である。

(塚本委員)部活動が盛んであることは魅力であるが、学習面で課題がある。そこが解決できれば魅力になるのではないか。

(横谷委員)国際交流のアピールが足りない。部活以外で居場所がある学校になってほしい。

(内田委員)部活動だけでなく、学習面の保証について考えたほうがよい。県立高校ではできないこと、市立だからできることを考えて実践する。

(今井委員)生徒たちから見た市立高校の魅力をとらえる。生徒たちが自分たちの学校を自ら積極的にアピールする。

(企画部長)市立柏高校がこれからも市民の誇りであり続けてほしい。

(高橋委員*財政部長)市内中学校の課題を的確にとらえ、それを高校で解決する方策を考えてはどうか。地元柏を支えてくれる人材を育成してくれる学校であってほしい。

(小貫委員)行政が積極的にアプローチして、市柏へ中学生を導くような施策や事業を探る。

(増子委員)市柏に入学して何ができるようになるのか、何が学べるのかを明確にする。

(高橋委員*学校教育部理事)市柏へ行けば進路がきちんと決まるということが明確になれば強みになる。

(石田委員)積極的に生徒が地域に飛び込んでいき、小中学生との関わりが増えることで生徒自らが魅力を発信することになる。

(河嶌委員)キャリアを形成する力を養う。どの生徒にも3年後があることを意識し、検討を行う。

教育計画の方向性(協議)

教育計画の方向性を決めていくための方策について、事務局から提案があり、協議を行った。

・「市民から望まれる市立高校」を明確にするための調査について事務局からはアンケート実施の提案があった。

(意見)アンケートも一つの手ではあるが、質問項目や質問対象について慎重に検討する必要がある。検証できるデータがとれるかどうか疑問。

(事務局回答)ほかの方法も合わせて再度検討する。

・テーマ別に高校と事務局がワーキンググループを作り、課題解決に向けた検討を行うことについて、事務局から提案があった。

(市立高校)高校では、分掌ごとに課題と解決についてそれぞれ検討を始めている。それを活用してよいか。

(事務局回答)活用してかまわない。委員会事務局でも検討するので、互いの進捗状況を次回の会議において報告する。

傍聴者

なし