平成22年度第1回柏市通学区域審議会会議録

1 開催日時

 平成23年1月11日(火曜日)午前10時30分~午前11時30分

2 開催場所

  • 柏市大島田48番地1
  • 柏市沼南庁舎5階大会議室

3 出席者

(委員)

岩佐会長、為成副会長、助川委員、小松委員、芳賀委員、小川委員、松下委員、城川委員、富樫委員、柿久保委員、冨澤委員、檜森委員、荻谷委員、渡辺委員、石井委員
 

(事務局)

河合教育長、野中学校教育部長、藤江学校教育部次長、山本学校教育課長、大久保学校施設課長、佐藤学校企画室長、菅原統括リーダー、飯尾副主幹、中村主査、飼沼主事

4 議題

(1)風早北部小学校の現況について(報告)
(2)柏北部中央地区新設小学校の通学区域について(諮問)
(3)その他

5 議事(要旨)

議題に関する資料について事務局から説明をし,審議事項である「柏北部中央地区新設小学校の通学区域について」諮問書を提出し、そのことに関する項目について会長の進行により審議を行った。

(1)風早北部小学校の現況について(報告)

・風早北部小においては教室不足が懸念されているが、柏市は指定校制度をとっており、通学区域内の学齢児童はすべて受け入れる。平成24年度以降も児童数は増加していくので、基本的には、校舎建設等により対応していく計画である。なお、近接する小学校への学区外就学に関する説明会はこれまで3回開催しており、そこではスクールバスの運行、コミュニティバスの時間とルートの変更、通学路の安全の確保等の要望が出された。

・(要望)風早北部小学校への通学のためのバスは沼南庁舎のロータリーへ入ってくるが、児童の交通安全指導のための先生方の負担が大きいので、先生方の負担が軽減される措置を取って欲しい。

(2)柏北部中央地区新設小学校の通学区域について(諮問)

・区画整理事業地内であること、現在田中小学校の通学区域であること、既存又は新設の大きな道路を境界線とする3点の方針により、将来的な児童数推計値と建設予定の教室数を踏まえて通学区域案の作成をしている。

・若柴町会から要望書を受け取っている。若柴町会の国道より西側区域は概ね新設小学校の通学区域案に含まれている。

・(質問1)柏第四小学校の通学区域(地図上1.)を新設小学校の通学区域とすることはできないか。

・(回答1)柏第四小学校の通学区域(地図上1.)を新設小学校の通学区域とすると、児童数が多いため新設小学校の教室が将来的に不足する見込みである。

・(質問2)柏第四小学校の通学区域(地図上1.)の児童の多くは国道を渡り松葉第一小学校へ学区外就学をしている。当該地区が新設小学校の通学区域になれば、国道を渡らなくても済むのではないか。

・(回答2)柏第四小学校の通学区域(地図上1.)については、区画整理事業地内であること、田中小学校の通学区域であるという原則にあてはまらないため、又、新設小学校の教室数の関係で新設小学校の通学区域には入れていない。

・(質問3)国道16号より西側区域(地図上2.、3.)は現在田中小学校の通学区域だが、田中小学校に通学するには国道を渡らなければならないので、新設小学校の通学区域とすることはできないか。

・(回答3)国道16号より西側区域(地図上2.、3.)は将来マンションや戸建住宅が建設され児童が増加する可能性がある。この地域を新設小学校の通学区域に含めると、新設小学校の教室が不足する懸念がある。また国道を渡る歩道橋ができる予定である。当該地域の児童が増加し田中小学校の教室が不足した場合は周辺の既存小学校への通学区域の変更等で対応する。

・(質問4)柏たなか駅周辺は田中小学校の通学区域だが、今後児童の増加が見込まれるので、田中北小学校の通学区域とすることはできないか。

・(回答4)柏たなか駅周辺の児童が増加した場合は、通学区域の変更等で対応していく。

・(質問5)新設小学校へ学区外就学することはできるのか。

・(回答5)新設小学校への学区外就学は認めない方針である。

・(要望)付帯事項として、通学路の安全面の確保をお願いしたい。

(3)答申書について

・答申書の案は事務局から各委員に送付する。各委員からの意見をとりまとめ、次回の通学区域審議会において答申書を教育委員会に提出する。

6 傍聴

(1) 傍聴者

19名

(2) 傍聴の状況

 傍聴要領に反する行為は、見受けられなかった。

7 次回開催日時

平成23年2月9日午後2時

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