平成21年第12回柏市学校適正配置審議会会議録
1 開催日時
平成21年4月23日(木曜日) 午前10時~正午
2 開催場所
柏市柏五丁目10番1号 柏市役所第二庁舎5階第3委員会室
3 出席者
(委員)
北川会長、寺嶋副会長、藤井委員、河嶌委員、津金委員、中村委員、伊東委員、青木委員(8名)
(事務局)
河合教育長、野中学校教育部長、藤江学校教育部次長、佐藤副参事、田村副参事、米元副主幹、中村主査
(他検討チーム等10名)
4 議題
- 第11回柏市学校適正配置審議会の会議録について
- 答申素案
5 議事(要旨)
議題に関する資料について修正部分を中心に事務局から説明をし、審議項目である「答申素案」に関する項目ついて、会長の進行により、審議を行った。その際の、主な意見は次のとおり
○「第1章 市立小中学校の現状について」
- 教育環境の現状に校舎の老朽化があるが、将来的に適正配置を進める場合に、校舎の建て替えと一体して進めると住民の理解も得やすい。建て替えと適正配置を併せて進めていく可能性もあるのではないか。
○「第2章 小中学校及び中学校の適正配置等についての基本的な考えかた」
- 「市内を同一基準で設定する」が簡潔すぎて意味が分かりにくい。表現上の問題があるのではないか。
- 学級規模を12~18学級と設定した以上、「市内を同一基準で設定する」という基準の設定は要らないのではないか。
- 実質的に学校規模を定めた以上、可及的に適正配置を進めていくということである。地域それぞれの問題を加味した上で、それでも「市内同一の基準とした」というそこに至る経緯を表しておいたほうがいいのではないか。
- 市民にとって分かり易い表記にして欲しい。
○「第3章 市立小中学校の適正規模・適正配置の実現に向けた対応策」
- 「小規模校への方策」の主な意見の中で「対象となる学校の通学区域を~適正規模化を図る。」は意味が分からないので、表現を直した方が分かり易いのではないか。
- 学区外就学は基本的に認めず,個々の状況に応じた対応ではなかったか。
- 平成9年の国の通知により、教室不足のある一部の学校を除き、弾力的に学区外就学を認めている。
- 小規模校であるために別の学校に簡単に子供達が移ってしまうと、学校自体がなくなってしまうことになる。通学区域を変更しても、学区外就学を認めてしまえば意味がなくなってしまうので、学区外就学の弾力的運用を見直すことが出来るのかが大きな問題となるのではないか。
- 「適正規模・適正配置を推進する際の留意事項」の「小学校と中学校の通学区域の関係について」は、必要かどうか。
- 通学区域を調整することなので第5章に含めた方がいいのではないか。
- 「小学校と中学校の通学区域の関係について」は、各項目に関連はしていても、審議の主題としてではなかったと思う。
- 実施計画をたてる時に、小学校と中学校との関連について、こういう論議をしたという記録にとどめるということで良いのではないか。
- 「適正規模や適正配置を推進した過程で生じる課題について」の主な意見で、一部分かりにくい部分があるので表現を直した方が良いのではないか。
○「第4章 北部整備における新設校の配置のあり方」
- 新設校、既存校という表現が分かりにくいので整理が必要ではないか。
- 東地区3校、2校というのが分かりにくい。
- 東地区については、新設、既存合わせて小学校数としては3校ということであったが、今後この地域の学校の小規模化が進んだ場合に、将来的には小学校数2校ということも考えられるのではないかということだった。表現について検討が必要ではないか。
- 定義を決めているのであって、新設が必要かどうかということではない。
- 今ある既存校数を維持するならば、新設にあたってはという表現は適切ではないのでは。
- 既存校、新設校というのではなく、この地域には3校だということが必要なのではないか。
- 「新設する場合も含めて学校数は3校とする」とした表現の方が良いのではないか。
- 北部整備なのか北部区画整理地域なのか表記は整合性を図った方が良いのではないか。
○「第5章 市全域の通学区域の考えかた」
- 第3章の「小学校と中学校の通学区域の関係について」は、第5章の2とする。
- 資料編の誤字、脱字(記載もれ)を確認、修正して欲しい。
○その他
- 全体で、文字色の違いや字句の誤り等があるので修正して欲しい。
次回は、【答申案】として審議を進めていきたい。
6 傍聴
(1) 傍聴者
1名
(2) 傍聴の状況
傍聴要領に反する行為は、見受けられなかった。
7 次回開催日時(予定)
平成21年6月下旬に開催予定