平成20年第6回柏市学校適正配置審議会会議録

1 開催日時

平成20年10月2日(木曜日) 午後2時00分~午後4時00分

2 開催場所

柏市柏五丁目10番1号 柏市役所第二庁舎5階第5・6委員会室

3 出席者

(委員)

北川会長、寺嶋副会長、藤井委員、河嶌委員、津金委員、

中村委員、青木委員(7名)

(事務局)

河合教育長、河原学校教育部長、野中学校教育課長、佐藤副参事、田村副参事、中村主任(他検討チーム等11名)

4 議題

(1) 第5回柏市学校適正配置審議会の会議録について

(2) 北部地域における学校のあり方について

5 議事(要旨)

議題に関する資料について事務局から説明をし、「北部地域における学校のあり方」について、会長の進行により審議を行った。その際の、主な意見は次のとおり

・一般的には区画整理事業は遅れるという印象がある。北部地域の開発についても合意形成などを考えると予定がずれ込むことを想定しておく必要があるのではないか。

・指定学区への進学を条件に児童生徒数を推計しているが、市では学区外就学を受け入れているため、現状とは異なる予測となるのではないか。

・新設校は新たな教育内容をもったモデル校ということだが、従来の学校とは異なるコンセプトとなると児童生徒の就学状況が変わってしまう。周囲の学校との調整や保護者への対応が必要になるのではないか。

・新設校は教育内容のモデルということだけでなく、地域の避難施設になるため安全・安心についても配慮することが必要ではないか。

・北部中央地区、東地区の開発によるまちづくりの方向性を確認する必要があるのではないか。

・北部地域の開発による児童生徒数の増加が長期的なものとは考えにくい。数十年後には児童生徒数の減少から統廃合などの問題が出てくるのではないか。新設校も必要ではあるが、別の公共施設への転用なども視野にいれておく必要があるのではないか。

・柏市は他市と比較しても小学校数が非常に多い。増やしていくだけでなく、学校の老朽化も考慮に入れた学校計画を考えていく必要がある。

・学校数を考えていく中で、新しい地域での新しい学校としていくのか、近隣を含めた周辺エリアを一体とした学校としていくのかを議論する必要があるのではないか。

・北部地域の新設する学校数は、他の学校との位置関係や人口の増減状況、北部開発の進捗をみて考えても良いのではないか。

・学校用地があるから学校を建設するということではなく、周辺の学校の状況を見た上で適性に配置していくことが必要である。

・学校が昔からのコミュニティの中心的な役割を担っているケースにおいては、まちの学校として維持していくことも必要ではないか。

・田中中学校に通う小学校の適性規模を考えて、周辺の小学校を配置していくということで良いのではないか。具体的な学校数を決める必要はないと思う。

・田中北、田中、花野井小学校は田中中学校の学区ということからも一体的に考えていくことも可能ではないか。

・北部地域の新設校を考えていく中では、田中北、田中、花野井小学校の各学校の建設年次も考慮に入れて、学区の見直しを考えていく必要があるのではないか。

・各学校の特徴にあわせて児童生徒が他学区へ就学している現状もある。その点も踏まえ、田中北、田中、花野井小学校と新設校を考えていく必要があるのではないか。

・北部東地区については田中北、田中、花野井小学校と新設校で調整を行い、現状の学校数を維持していくことも可能ではないか。状況に応じては再編することも可能ではないか。

・現状の学校数から減少するとなると学区が広範囲となり通学距離が長くなる。交通への配慮が必要になるのではないか。

・田中中学校は古い学校である。老朽化した学校への対応を先送りし、新たに学校を増やしていくことは順序が逆なのではないか。田中中学校をより強い学校にすることが先決ではないか。

次回は、今回の審議内容をもとに再度審議を行い、北部地域の学校のあり方についてまとめることとした。

6 傍聴

(1)傍聴者

4名

(2)傍聴の状況

傍聴要領に反する行為は、見受けられなかった。

7 次回開催日時(予定)

平成20年10月17日(金曜日) 午前10時00分~正午