平成19年度第1回柏市学校適正配置審議会会議録
1 開催日時
平成20年2月26日(火曜日) 午後2時00分~午後4時00分
2 開催場所
柏市役所第二庁舎5階第5、第6委員会室
3 出席委員
北川会長、寺嶋副会長、藤井委員、貞廣委員、河嶌委員、津金委員、中村委員、伊東委員、青木委員(9名)
4 委員及び傍聴人以外の出席者
(事務局)矢上教育長、河原学校教育部長、玉村学校教育部次長、野中学校教育課長、佐藤統括リーダー、教育総務課齋藤主任、中村
5 傍聴者
3名
6 議題
(1) 委員委嘱
(2) 柏市の小中学校の現状について
7 会議の概要
はじめに、委員を委嘱し、各委員自己紹介を行った。次に、会長、副会長を選任し、事務局から柏市の財政状況、小中学校の現状について説明をした後、自由討議を行った。その際の、主な意見は次のとおり
・柏第六小学校の児童数が減少している。何とかして欲しい。
・問題が複雑、多面的にわたっており、学校ごとに非常に事情が異なる。学校選択の一つの問題をとってみても、学区を決めてもそこに子供達が入学しないという形が当然ある。教育委員会として公立学校の改革等でどういう取り組みをしてきたかよく分からないが、単純に適正配置の問題だけでいくのかどうか。
・学校の配置を学校だけの問題として考えるのか。街づくり、都市計画とどの程度連携しているのか。
・柏市の教育プランで、小規模校に特色をもたせ、子供達を集めることが出来る可能性はある。単に適正配置の問題ではなく、こういった教育の問題は、審議会で取り上げなくていいということか。
・審議会の位置付けとして、適正配置や規模の基準的なものを全市的に考えていくのか。それとも具体的に今困っている過大規模校と過小規模校に対応するためのプランを考えていくのか。
・教育基本振興計画のアウトラインを教えていただけると、そこから関連付けて、適正配置の問題を考えられる。
・地域によってかなり違うが、学校の配置の問題というのは、配置のあり様と規模の問題と一体で考えないと分からない。規模と配置の状況が分かる地図があると少し整理が出来る。
・規模の問題を重点的に議論するのか。全市的な考え方から個別の問題を考えていくという方向性をとるなら、まず規模の問題を考えた後に、柏市全体の学区のあり方を考えて、その後に、個別事情を考慮しつつ考えていく、というような方向を取ったほう柏市全体の問題になるのでは。
・個別の問題を審議しているといつまでも先に進まない。市としての基準を出し、全市的な利益であるというような方向にまとめていくべきだ。市民皆が納得できるような原則を固めていくというのがこの審議会の役割でないか。
・柏市としての小中学校の適正規模というものをある程度定め、それをもとに、学区の再編について話し合いをしていければよい。
・どこの学校に行っても安心して、安全に、同じ教育が受けられるのが望ましい。
・現在は児童生徒がいても、また数年後には、減少してくる。学校だけの機能で建設するのではなく、複合施設として建設してはどうか。そういったことも考えていかないと最終的な結論は出ないのでは。
・経済効率性から、既存施設の必要性について選択していかないと老朽化した学校の建て替えができない。既存学校の配置、適正な規模を想定し必要があれば統廃合も含め考えた方が、教育のレベル、質は維持されるのではないか。
次回は、教育委員会からの諮問を受け、小中学校の適正規模について審議を行うこととした。
8 次回開催日時(予定)
平成20年5月21日(水曜日) 午後2時から午後4時