平成18年度第5回柏市通学区域審議会会議録

1 開催日時

平成19年2月20日(水曜日)午後2時00分~午後5時

2 開催場所

柏市柏5丁目10番1号

柏市役所第2庁舎5階 第5・6委員会室

3 出席者

(委員)

森川会長、落合副会長、平子委員、小泉委員、高松委員、高市委員、宮川委員、須賀委員、星川委員、青柳委員、岩原委員、浅野委員、野崎委員、中田委員、水上委員、為成委員、内堀委員、伊藤委員(18名)

(事務局)

教育長、学校教育部長、玉村参事、河原学校教育課長、安蒜学校安全対策室長、佐藤統括リーダー、西村

4 公開・非公開の別

公開

5 傍聴者

23名

6 議題

1.報告事項

(1)柏市通学区域審議会第4回会議の結果について
(2)柏第一小学校通学区域変更に関する関係者の意見

2.審議事項

(1)柏第一小学校の通学区域の見直しについて

7 会議の概要

(1)報告事項として上記6(1)第4回会議の会議経過を説明し会議録として決定した。
(2)報告事項上記6(2)柏第一小学校通学区域変更に関する関係者の意見の説明を行なった。
(3)審議事項として柏第一小学校の通学区域の見直しについて審議、意見交換を行い、審議会として通学区域を見直す区域、受け入れ校、変更期日、対象者についての基本的な意見の集約を行ない基本方針を決定した。
(4)中高層共同住宅の通学区域の変更について、報告を行った。
(5)本審議事項は審議を継続し次回は新年度に開催することとした。

8 主な意見

◎第一小学校の教育環境の改善について

(委員) 町会関係での信号機設置希望はなかなか許可がおりない。二小の場合の経緯をお話し願いたい。

(事務局) 審議会の答申をいただいた後、学校や地域に説明会を開いた。その中で通学路について心配する声が寄せられ、信号設置について関係の新富町会、町会長、関係する旭小学校、二小のPTA、教育委員会、市の道路建設の関係課が要望を行ってきた。

(委員) 公聴会を開いてほしいとの要望がある。二小の場合は開催していないが、地域の意見を聞いて、答申を行うことはできないか。

(委員) 公聴会の位置づけはどこにあるのか。

(委員) 地域の意見を聞いて、審議の結果に反映をさせることが必要かと思う。それと5歳以下の方々の保護者に説明はされていない状態だと思う。そういった方の声も把握をしておくというのが理由です。

(委員) 教育委員会に寄せられた意見等のまとめが提示されている。具体的に、公聴会をどういう形で開くというご提案か。

(委員) 私達が直接答えるのは不可能だと思う。教育委員会のほうが情報を持っている。例えば事前に代表の方の意見を頂いて、話をするとか、予め質問を出してもらって、私達が同席し、教育委員会が答えるという方法もとれるのではないか。

(事務局) 教育委員会としてはPTA主催の会合などでは、現在審議されている内容しか、質疑に答えていない。細かい質問もあったが、審議中なので二小ではこういう形で進めたと答えるにとどめた。教育委員会主催で審議会に報告するという形であれば何らかの方法は可能かと思う。二小の場合は決定した後、繰り返し説明会を開催した。

(委員) 公聴会という言葉にこだわる必要は無いが、意見を直接伺う機会を作ったほうがいい。又、歩道橋や地下道に関しては、実際学区変更だけでなく、住民の方が使うということも充分考えられる、今から働きかけるのが妥当ではないかと思うが。

(事務局) 変更の地域等について、審議会として方向付けをして、その地域の方々から最終決定前に、付帯事項に入れてほしいような意見を聴取というような方法はあるかと思う。答申はまだだが方向性が決まった段階で説明や意見を聞くという手順である程度絞られた範囲なら可能だと考える。

(委員) 公聴会として、聞く範囲は今此処に提案された地域で考えるのか、全部を含んで聞きたいのか。

(委員) 出来れば全体の話を聞いてほしい。現段階で事務局案で出たので、当然絞り込まれた話をしなければいけないが、それも含め地域的な課題と併せ、教育委員会への要望も色々出ると思う。今後の通学区域審議会でやる問題も出てくると思う。

今後のも含めて聞きたいが、それが無理なら、最低限この案に沿って聞くというので仕方がないかなと思う部分がある。

(委員) 柏一小では、説明会が二度ほど行なわれたが、このようなPTA会長主催説明会のときに意見を伺い、こういう場で反映されればと思う。

(委員) 会長から意見集約ないしは結論の方向付けをしたいとの意向があり事務局の提案があった。

(事務局) 意見聴取を行なう結論であれば、それに従って進めるが、漠然と意見を聞くのでなく、委員がいわれたように、事務局案を充分吟味していただき、ある程度絞っていただき、関係の人たちにこういう目的でこういう形で意見がほしいと説明出来るし、時期の設定や対象の絞込みが出来る。漠然とした意見聴取ですと、聴取した意見がそれでまた充分なのかということや、そのときは都合が悪かったとか、聴く会を開くことで、様々な反響や想定外の混乱も考えられる。

(委員) 通学路の安全性、通学路の点検の部分について審議会として伺い改善しなければならない点を浮き彫りにしたい。二点目は変更する地域を決定したときの運用の方法についての問題、二小のやり方を説明をされてこられたが、中学校区の話、それから今後の説明の進め方、教育委員会の進め方、お知らせの仕方などについて提案したい。

(委員) 在学児童と新入生の取り扱いもまだ話し合っていない。子供達や保護者は不安がっているので審議をお願いしたい。

(委員) とりあえずこの案が出てきて、皆さんのご意見を伺うということ、事務局案に対し住民の皆さんの意見をお聞きする。審議会としてほぼこの方向でいくということを今話をされている。

(会長) 事務局案の1、2についてご意見をいただく中で公聴会の必要性があるとの希望なのでそれを優先して取り上げたが、審議会としてはある程度まとめる時期に達しています。1、2については事務局提案でよいですか。

なお、四小に変更された場合には中学校は柏中学校から柏五中に変わると言うことを含めた提案です。

(事務局) 私どもの提案について、ぜひ議論を深めていただきたい。

その上で、結論を出すのにはこのエリアの意見を聞きたいということなら意見を聞きますし、別のエリアが妥当ではないか、であるからその別のエリアの意見を聞いてほしいということなら聞き様がある。公聴会、意見聴取の会について大変議論していただいたが、私どもの提案の妥当性について吟味をお願いします。

9 審議会での確認事項

(1)柏第一小学校の通学区域を見直す区域について

柏市旭町2丁目及び柏市柏の国道6号線の北側の区域の通学区域を変更する。併せて中学校の通学区域も変更する。

(2)受け入れ校について

柏市旭町2丁目については柏市立旭東小学校とする。
柏市柏の国道6号線の北側の区域については、小学校は柏市立柏第四小学校、中学校は柏中学校から柏第五中学校とする。

(3)通学区域の変更を実施する期日について

平成19年度に決定し、平成21年度からの実施とする。

(4)対象の児童生徒について

指定校変更期日における全在籍児童生徒を対象とする。ただし、在学する児童に配慮し、柏第二小学校の事例を踏まえて、付帯事項として弾力的運用を検討する。