平成18年度第4回柏市通学区域審議会会議録

1 開催日時

平成18年11月14日(水曜日)午後3時30分~午後5時

2 開催場所

柏市大島田48番地1 柏市役所沼南庁舎5階 501会議室

3 出席者

(委員) 森川会長、落合副会長、平子委員、小泉委員、高松委員、中村委員、宮川委員、須賀委員、星川委員、青柳委員、岩原委員、浅野委員、野崎委員、中田委員、水上委員、為成委員、(16名)

(事務局)  教育長、学校教育部長、玉村参事、河原学校教育課長、安蒜学校安全対策室長、佐藤統括リーダー、前甸統括リーダー及び西村

4 公開・非公開の別

公開

5 傍聴者

1名

6 議題

1.報告事項

  • 柏市通学区域審議会第3回会議の結果について

2.審議事項

  • 中高層共同住宅の通学区域の変更についての答申案の作成
  • 柏第一小学校の通学区域の見直しについて

7 会議の概要

報告事項として(1)第3回会議の会議経過を説明し会議録として決定した。

次に、審議事項として中高層共同住宅の通学区域の変更についての答申案の作成について審議し、答申書を作成した。次に柏第一小学校の通学区域の見直しについて、現地視察の感想の発表と前回に引き続き意見交換を行った。

次に、中高層共同住宅の対応について審議会から柏市教育委員会への答申を行った。

次に、今回の中高層共同住宅に関する答申を受けて、現在建設中の事案について、今後の柏市教育委員会の取り扱いとして通学区域を変更する手続きを進めることを報告した。

8 主な意見

○答申案の作成について

(委員)関係者への十分な周知をという、この関係者は何を念頭にして関係者というふうにされているのでしょうか。

(事務局)販売建築関係業者及び購入予定者それからその地域及び関係学校保護者というあたりを考えています。

(委員)本日から発効するということなんですか。

(事務局)通学区域の変更には教育委員会規則の変更が必要ですので、教育委員会議の決議を経て規則を改正します。

○柏第1小学校の通学区域の変更について(視察の感想)

(委員)柏一小と柏四小の環境の違いが随分はっきりしているというのが実感です。子供たちの置かれる環境というものも考えなければいけないなと強く感じました。

(委員)変更するには、ちょっと時間をかけて,早急じゃなくて時間をかけてほしい。

(委員)昨年行った二小と今回比べてみまして、二小までひどいという状態ではないなというふうに正直感じたのが印象です。まあぎりぎり何とかなる範囲であるのかなと言う所までは時間的な余裕をとってあげたほうが良いのではないかなと言うのが私の感想です。

(委員)一小、旭東小、四小の現状を見ますと、やはり密度といいますか、差がありますのでそういうものを踏まえてじっくり検討していくのがいいのではないかなと思います。

(委員)特に昼休みの子供たちの様子で遊びが制限されながら活動している風景を見てあらためて、大変驚きました。

(委員)受け入れる側としては、色々な面を整えながら、努力していきたいという風に思っております。

(委員)校舎の教室数にはもう本当に限りがありますので。ただ周りの交通状況というのを、今日は見ていただいて色々判断していただければと思います。

(委員)一小の現状を見てああすごいなというのが印象です。旭東小、四小をみてやはりだいぶ違うなという感じがしました。やはり柏一小の今の現状というのはきちんと対応していかなくてはいけないなと思っています。

(委員)とても環境の違いに驚いたんですが、一小の子供たちに人が多くて嫌だということを感じなかったことが救いでよかったと思います。あと、中学校区が変わるということは検討していかなくてはいけないと感じています。

(委員)環境の違いに驚いた、というのは、私の学校は南部の方なので、街の中にある学校がすごく、国道を二つも渡るのかとか考えるととてもびっくりしました。それから中学校区も変わるということも難しくなると思いました。

(委員)今までは地図上で審議していただけだったので、今日視察して実際に色々見て、やはり国道を二つ渡るというのは大変なことだと思いました。地域の方々の意見も大切だと思いますけれども、やはり子供の安全面を第一に考えて色々審議していきたいと思いました。

(委員)柏一小の子供たちが気の毒なくらいに教室問題、児童の増加問題は何とかしなければいけないと痛感しました。今までは何とかなるというような考えでしたが今日確かに昼休みの子供の状況を見て、本当に何とかしなければいけないと、柏市全体のことを考えて地域で調整していかなければいけないという考えになりました。

(委員)一人でも多くの児童の皆さんが良いようにということを第1の条件として変更できたらいいなと思います。

(委員)伝統、歴史のある一小を拝見し、又四小はそれでも50年ということでその違いですね、同じ公立の柏の学校でありながら、環境条件が違うということを痛感しました。適切な対応が必要な時期に来ていると感じました。

○柏第1小学校の通学区域の変更について(審議)

(委員)4番目の案ですが、小中を通じて学校行事の中心地域と端的にまとめられておりますが、この地域は行事等長い形で累積された非常に繋がりのあるあけぼのの地域と明原の地域の一体感のある地域と考えれば、文章だけではないそういうことも把握しておく必要があると思っています。

(委員)もっと現実を考えて頂きたい。たとえば2、3を四小へ移すと今度は四小がパンク状態になると思うんですね、そういうことを考えられているのかどうかが疑問になると同時に、案として出す場合に、地域の人たちも一緒に考えていこうというようなものを出していただけると、助かります。たとえば4に関しては、委員会に対する不信感を持っています。柏中を見ながらなぜ三中に行かなければならないんだと。住民の感情を逆なでするような案ではなくてもうちょっと住民の人たちが、一緒に考えて行きましょうと言うような案を出していただけると助かります。

(事務局)一小の周辺で通学路的には可能なエリアを平等に提案させていただいて、審議の中で最終的にこれがよろしいだろうというような案を提案させていただくような形をとらせていただければと思っています。

(委員)一番上の提案が現実的だなと言うふうに思います。

(委員)1、2、3、4の中で、まあ4は無理だとは思いますが、その中で検討していくと考えているんですが、それと町会を割ることはないという内規みたいなのは有りますか。

(事務局)学校と地元町会は色々な面で密接に協力して活動がされていますから、できるだけ町会は割らないように進めているんですが規則上その町会と学区はまったく同じではありませんので市内各地にはたくさん町会が分かれているような所がございます。

(委員)区域を決めてから実施期日を決めるということでよろしいんですか。

(委員)案に出てきたような先の方々には何らかの形でコンタクトをとりたいという希望があるんですが、対象区域になった場合のさまざまな予想される影響というものに対する不安感をどういう形で払拭できるかというのを考えられれば考えていただきたい。