平成26年度第1回柏市水道事業運営審議会議事録

1 開催日時

平成26年8月21日(木曜日)

2 開催場所

水道部庁舎2階大会議室

3 出席者

  • 委員(14名)
    中島委員、中村委員、山田委員、玉野井委員、北村委員、堀田委員、三木委員、三好委員、小宮山委員、塩沢委員、杉山委員、吉田委員、豊嶋委員、大平委員
  • 事務局
    酒井水道事業管理者、青山次長兼総務課長、内田配水課長、清水浄水課長、添田総務課副参事、浅井給水課副参事

4 議題等

  1. 水道部の現状と本年度の事業説明
  2. 平成25年度水道事業会計決算状況の説明
  3. 水道ビジョン策定の進め方
  4. その他

5 議事(要旨)

(1)水道部の現状と本年度の事業説明について

(委員)防災備品について、賞味期限が切れたらどうなるのか?
(事務局)期限が近くなったものについてふるさと協議会に分けたり水道部の柏まつり出展で利用するなどを検討中である。

(委員)耐震化について、いつごろ達成できるのか?
(事務局)全ての水道管を新しくすると50年ほどかかるが、全てを終えるころには最初に替えた管がまた古くなるというように、常に更新事業は行っていくものなので、いつ終わるという明確な答えはない。ただ、配水池については既に70%のところまできているので、もうすぐ100%になる見込み。

(委員)経年化管路率について、本当に危ない管の率がわかる指標などがあると良いと思うが、我々は何を参考に水道ビジョンの策定を進めていけばよいか?
(事務局)そういった指標は現在ないので、管路の地盤調査によって、管路更新の優先度を決めていければと思う。

(委員)水道管はどのくらいの震度まで耐えられるのか?
(事務局)東日本大震災にも耐えられたので震度6くらいまでは大丈夫と見込んでいるが、そういった指標があるわけではないのではっきりとは言えない。地盤の強度によっても異なると思われる。

(委員)労務単価の見直し等で予算取りの心配はあるか?
(事務局)苦しい状況ではあるが、改定された労務費で積算している。

(委員)情報の収集と発信についてはどう考えているか?
(事務局)非常に大事と考えており、インターネットだけでなく、ネット弱者に対しても近隣センター等の掲示板や広報車などからしっかりと情報発信していきたい。

(2)平成25年度水道事業会計決算状況の説明について

(委員)職員数は確かに減っているが、その分の業務委託している委託料についてはどうなっているのか?
(事務局)委託の仕方を研究し、長期の契約や包括委託を行う等して委託料全体が増えないようにしていく。

(3)水道ビジョンの策定の進め方について

(委員)人口減少や高齢化を頭に入れながらビジョン策定を進めていかなければいけないと思うが?
(事務局)国全体で見ると人口は減少しているが柏市に絞って見ると人口は増加傾向にあるので、水道も市の指針に則り10年計画を練っていく予定。併せて節水傾向にある現状への対策を練らなければいけないと考えている。
(委員)現行のものとこれから策定する水道ビジョンについて、1番大きな違い(課題)は何か?
(事務局)給水収益の減少が一番の課題と思われる。設備投資の資金が減少する中で設備の老朽化の需要が増すのがとても悩ましいところ。ここが現行のものとの一番の違いと考えられる。

(4)その他意見

  • 審議会開催前に資料を早めにいただきたい。

6 傍聴者

なし