平成29年度第5回柏市地域公共交通活性化協議会会議録
1 開催日
平成30年3月20日(火曜日)午前10時~11時30分
2 場所
柏市役所本庁舎第5、6委員会室
3 出席者
(1)委員(代理出席含め21名)
藤井委員(会長)、麻生委員、飯田委員、飯塚(辰)委員、飯塚(正)委員、小川委員、蒲澤氏(佐藤委員代理出席)、君島委員、齊藤委員、酒巻保健福祉部次長(宮島委員代理)、鈴木委員、染谷委員、東條委員、中嶋委員、成田委員、南條委員、伏野委員、松丸委員、宮部委員、吉崎委員、米本委員、
(2)アドバイザー
塩ノ谷氏、小瀧氏、蟹江氏
(3)事務局
交通政策課 内田課長、片山副参事、大山副主幹、石堀主事、中川主事
(4)傍聴者数
10人
4 議事(要旨)
(1)開会あいさつ
(内田課長)
- 計画素案をもとにパブリックコメントを3月8日まで実施した。その結果、約60名から意見が提出された。本日パブリックコメントの意見を踏まえて最終的な計画書を提示する予定であったが、意見が多数あったことと、内容についても精査が必要と考えている。本日はパブリックコメントの内容について紹介し、一部、計画書を見直したらどうかということを説明させていただく。年度を明けて皆様に集まっていただき、この計画について諮りたいと考えている。
(2)地域公共交通網形成計画について
計画(案)に関する意見について
事務局より資料2、3の説明
(南條委員)
- 資料1の20ページ、公共交通空白不便地域を抽出する1.と2.が「かつ」なのか「もしくは」なのか。立地適正化計画の居住誘導区域内でなければあり得ないということなのか。
(事務局)
- 「かつ」である。立地適正化計画を踏まえて定義している。
(南條委員)
- 立地適正化計画の範囲だけを見るのではないスタンスもあったほうがよいのではないか。この定義のところはもう少し工夫したほうがよい。
(事務局)
- 不便地域の定義については、最終的なとりまとめに向けて検討していく。
(藤井会長)
- 将来の20年を見越した案と現状の不便は切り分けておいたほうがよいというのが今の意見だと思う。
(塩ノ谷アドバイザー)
- 資料1の70ページ、高齢者の移動支援について、資料を見ると割引制度を意識しているように捉えてしまうが、ソフト面の施策も含めてということであれば、それがわかるような形に記載してもらえないか。
(事務局)
- 東武バスの「ラブリーパス」を紹介しているため割引制度だけのように見られてしまうというのは指摘のとおりである。割引以外のほかの事例を紹介するなど、施策の内容を整理した上で、「さまざまなサービス」が計画書を見る方にわかるように修正したいと考えている。
(藤井会長)
- 安全・安心などのサービス面も含めた移動支援という意味合いで修正してもらいたい。
事務局より資料5の説明
(成田委員)
- 資料4に地域と年齢を列記された理由があるのか。
- 一般の路線バスと混在する形で今後コミュニティ交通を検討する中で、道路運送法や地域公共交通会議のガイドラインなどを見ると、例えば100円バスは一般路線に影響しないような形で運行するのが大前提であると聞いている。今後検討していく際には年齢、性別、用途も整理して検討すると市民のニーズに的確に対応できるのではないか。
(事務局)
- 住所については具体的な地域でどういった要望があるというところがよりわかるように、年齢については、どういった年齢層にターゲットを絞っていけばいいのかというところを把握するために示した。
- 地域のニーズも含めて計画には反映させていかなければいけないということは十分認識している。
- 仮にコミュニティ交通をやるという話になったときには路線バスとの整合性は十分図って検討すべきということは認識している。今後もそういう方向で進めたい。
(藤井会長)
- 将来計画として進めていく中で、民業のバス事業とコミュニティバスをどう整合させていくかは大事な問題である。事務局では検討を継続していただきたい。
(3)平成30年度収支予算(案)について
事務局より資料4の説明
(成田委員)
- 計画の印刷製本費について、市民に配布するチラシも含まれているのか。それとも地域公共交通活性化協議会
の予算とは別に市の一般会計の中で考えているのか。
(事務局)
- 製本費とは別に、概要書は市が自前で作成したいと考えている。
案についてアドバイザーを除く全員の承認を得 た。
(4)その他
事務局より来年度の予定について説明
意見なし
資料
資料1_地域公共交通網形成計画(案)(PDF形式 18,170キロバイト)
資料2 前回協議会における意見と対応(PDF形式 68キロバイト)
資料3 計画素案に対する委員及びアドバイザーからの意見と対応(PDF形式 166キロバイト)