平成29年度第4回柏市地域公共交通活性化協議会会議録
1 開催日
平成30年1月18日(木曜日)午前10時~11時45分
2 場 所
柏市南部クリーンセンター 3階ホール
3 出席者
(1) 委員(代理出席含め20名)
藤井委員(会長)、麻生委員、飯田委員、飯塚(辰)委員、飯塚(正)委員、石戸氏(松丸委員代理出席)、小川委員、蒲澤氏(竹内委員代理出席)、君島委員、齊藤委員、重久氏(中嶋委員代理出席)、染谷委員、竹浪委員、東條委員、南條委員、伏野委員、宮島委員、宮部委員、吉崎委員、米本委員
(2) 事務局
交通政策課 内田課長、片山副参事、大山副主幹、石堀主事、中川主事
(3) 傍聴者数
4人
4 議 事
(1) 地域公共交通網形成計画(素案)について
事務局より資料1、資料2の1~3章の説明
(委員A)
- 交通空白地域の図は、記載されていないのか。
(事務局)
- 地域公共交通網形成計画(素案)に記載されていないため追記する。
(委員A)
- 48ページの下図にも記載されているフィーダー交通の運行本数について、図では、現状は運行本数が少なく、将来は運行本数が増加することを示唆している。しかし、前回の地域公共交通活性化協議会における指摘と対応案では、フィーダー交通の運行本数を減らす方針と記載されており、図と矛盾している。
(事務局)
- フィーダー交通のバス路線全てにおいて同様の対応を行うのではなく、居住誘導区域を運行するフィーダー交通、居住誘導区域等から外れた地域を運行するフィーダー交通と、それぞれの地域の実態に合わせて、供給不足の路線は運行本数を増やし、供給過多の路線は運行本数を減らすことを検討する。
(委員B)
- 47及び48ページ「課題及び計画の方向性」には、観光の視点を加えた方が良い。柏市には手賀沼があるものの、手賀沼まで向かうバスの運行本数は少ない。
(事務局)
- 手賀沼周辺の観光振興については、地域公共交通網形成計画(素案)に取り入れられるか検討する。
事務局より資料2の4章の説明
(委員B)
- 56ページの交通空白地域における公共交通の導入について、中央地域には高齢者が多いという説明があった。施策概要として病院等にアクセスする公共交通という記述があるが、病院だけでなく、イオンやモラージュ柏など、高齢者の地域包括支援センターが開設されている商業施設にもアクセスできれば、路線の利用者が一層増えるのではないか。
(事務局)
- 設定したルート上にはスーパーやコンビニなどの買物施設が立地している。
- 今後、実証運行を行う中でルート設定が適切かを見極めていかなければならない。
(会長)
- 今回のルート設定に当たっては、横移動の需要が想定されたため、その移動を補完するように設定された。今後は実証運行を進めていき、さらに次の施策としてサービスレベルを上げていく検討になると思う。
- ただし、コミュニティバスは路線が長くなるほど利用しにくくなるため、どういう対象者にどのように移動してもらうのかを、丁寧に実証運行の中で検討する必要がある。
事務局より資料2の5章の説明
(委員C)
- 交通空白地域における公共交通の導入に関して、モデル地区で実施した施策が短期の期間内で良い結果が見られた場合、平成35年度以降に始める他地区での検討を、平成34年度までに前倒しするといった柔軟な対応をして頂きたい。
(事務局)
- 柏市としては、これまでは行政主体の施策がメインであったが、今後は地域住民主体で、地域の交通を検討していきたいと考えている。検討を行っていく中で、中長期の施策を前倒しして、短期の期間中に実施する可能性もある。
(委員C)
- 76ページに関して、鉄道の乗車人数を維持するという目標を設定するのであれば、鉄道の運行本数を減らさないための施策も必要ではないか。
(事務局)
- 運行本数については鉄道事業者との調整が必要であるため、今後の検討事項とさせていただきたい。
(委員D)
- 75ページにバスマップの配布に関する記載があるが、どのように配布する予定か。
(事務局)
- 現在は新しく転入する方に市役所や支所でバスマップを配布している。新たに沼南地域のアリオでの配布や、警察や免許センターと連携して免許返納する方にバスマップを渡すことを考えている他、自動車教習所に通う教習生に対して配布することも考えている。
- バスマップの裏側には、お出かけマップや子育て支援の情報を記載しており、子育て中の市民などにも見てもらえるように工夫している。周知方法も含めて、記載内容や表現を見直していきたい。
(会長)
- 地域公共交通網形成計画(素案)について、意見があれば事務局に書面等で提出して頂きたい。
(2) 今後のスケジュールについて
事務局より資料3、4の説明
意見なし