令和元年度第4回柏市建築審査会会議録

1 開催日時

令和元年10月23日(水曜日)午後2時から午後2時50分まで

2 開催場所

柏市役所 分庁舎2 第1・2会議室

3 出席者

  • 委員
    柳澤会長、山本会長代理、石川委員、金子委員、後藤委員、髙橋委員、釼 委員
  • 説明員
    建築指導課 平久課長、齊藤副主幹、井上主任、麻生主事、遠藤主事補
  • 事務局
    開発事業調整課 鮫田課長、永倉副参事、山中副主幹

4 議題

案件第1号
建築基準法第43条第2項第2号の許可
案件第2号
建築基準法第43条第2項第2号の許可

5 議事(要旨)

案件第1号については、事務局及び説明員から、案件の内容を説明した後審議を行い、審議の結果、当該建築許可について同意することに決した。
主な質疑応答審議内容は、以下のとおり

  • 金子委員
    今回の空地部分の同意状況一覧について、空地入口部分の所有者2名から同意が得られていない理由はなんですか。
  • 説明員
    空地入口部分の所有者2名については、所有地が建築基準法の「道路」である柏市道に接道しているため、同意が得られていない状況です。
  • 髙橋委員
    今回の空地に対する2方向避難の確保として、避難通路幅員60cmの担保性は確保されているのですか。
  • 説明員
    担保性の確保については、神社の総代等に空地の避難通路として、同意をいただいていることで、担保性が確保されていると考えております。
  • 柳澤委員
    今回の申請地前面の空地のセットバックは、いつ頃完了する予定ですか。
  • 説明員
    今回の申請建築物の建築工事が完了するまでには、空地のセットバックが完了する予定です。

案件第2号について、事務局及び説明員から、案件の内容を説明した後審議を行い、審議の結果、当該建築許可について同意することに決した。
主な質疑応答審議内容は、以下のとおり

  • 髙橋委員
    今回の空地について、造成された経緯や空地の所有者及び維持管理について説明してください。
  • 説明員
    今回の空地の造成経緯については、昭和46年に柏市道から35mまでを建築基準法の位置指定道路として築造されました。その同時期に、その奥約20mの残地について、幅員4mの通路を中心から各自の土地持分として造成し、現在のような建ち並び状況になったようです。
    そして、平成5年頃空地の関係宅地において、建替えを計画したところ、建築基準法の「道路」扱いでないため建替えができない旨、建築主等から柏市に建替えの相談があり、柏市として協議した結果、建替え等の救済を実施してきた経緯があります。
    なお、空地の維持管理については、土地所有者等が実施することになっております。
  • 後藤委員
    今回の空地に接するプロパンガス置き場について、設置された経緯や危険性等の有無について教えてください。
  • 説明員
    プロパンガス置き場については、位置指定道路部分を含めた全10戸分用の集中プロパンガス供給用として、設置された経緯のようです。
    また、危険性等については、日常の維持管理等をプロパンガス事業者が適正に実施しているため、特に日常の危険性等は無いようです。
  • 石川説明員

プロパンガス置き場について、消防署からの指摘や指導等は無いのですか。

  • 説明員
    許可申請については、消防署長の消防同意を得ており、その同意の内容では、特に指摘や指導等はありませんでした。
  • 髙橋委員
    プロパンガス置き場について、さらなる安全性確保のため、プロパンガスに囲いを設ける等の許可条件を加えることは可能ですか。
  • 説明員
    許可の条件を加えることはできません。しかし、申請者側にさらなる安全性確保の実施について、伝えたいと思いますが、申請地は位置指定道路部分を含めた全10戸で実行していく内容となるため、今回の申請者だけの意思では、実効性については難しいと思われます。

6 傍聴

傍聴者 0人

7 次回開催予定日

令和元年11月28日(木曜日)午後2時から