平成31年度第1回柏市開発審査会会議録
開催日時
平成31年4月17日(水曜日)午後1時58分から午後2時46分まで
開催場所
柏市役所分庁舎2 2階第1・2会議室
出席者
(開発審査会委員)
佐藤会長、岩岡委員、岡部委員、金成委員、田中委員
(事務局)
都市部 佐藤理事
開発事業調整課 鮫田課長、永倉副参事、大宮副主幹
(処分庁)
宅地課 澤課長、遠藤副参事、友滝主幹
議題
議案第1号 開発行為の許可について(公開)「病院又は診療所に通院する患者の利便性を目的とした薬局」
議案第2号 開発行為の許可について(公開)「病院又は診療所に通院する患者の利便性を目的とした薬局」
議事(要旨)
議案第1号、議案第2号について、処分庁より内容の説明を行い、計画について質疑応答し、審議の結果、全員一致で異議のない旨の結論を得た。主な質疑応答審議内容は以下のとおり。
- 金成委員
議案第1号の土地利用計画図中央にあるスロープは、病院側につながる出入り口ということではないのですか。
- 処分庁
敷地内に高低差があり、車椅子等の利用者が薬局に入るためのものです。
- 金成委員
議案第2号の南方は病院の入り口となる道路ですか。 - 処分庁
病院の出入り口に接しています。 - 金成委員
両方の薬局は病院側から直接入ることは想定されていないのですか。 - 処分庁
議案第2号の薬局は周囲がフェンスで囲まれています。議案第1号の薬局は化粧ブロックが1段あり、病院と区域は分けられています。 - 佐藤会長
議案第1号の薬局は病院側からは入れず、市道を回って行かなければならないのですか。 - 処分庁
物理的には病院側から入ることも可能です。 - 岩岡委員
議案第2号の薬局は病院側から入れないということですか。 - 処分庁
フェンスで囲まれており、それを越えて入ることは出来なくなっています。 - 岩岡委員
議案第2号の薬局の南西側は病院の出入り口ですか。議案第1号の薬局の南側は何になりますか。 - 処分庁
議案第2号は病院の駐車場の出入り口になり、議案第1号は病院の敷地になります。 - 岩岡委員
法令で面積等が決まっていて、調剤薬局が2軒並ぶ形となったのですか。 - 処分庁
市街化調整区域の建築には立地基準があり、それに従った計画となっています。 - 岩岡委員
両者の薬局の用途は異なるのですか。 - 処分庁
調剤薬局で用途は同じですが、事業者が異なります。 - 岩岡委員
事業者はお互いに隣に調剤薬局が出来ることを分かっているのですか。 - 処分庁
分かっていると思います。 - 田中委員
病院の移転に伴って、現在の調剤薬局を閉店して移行するのですか。 - 処分庁
既存の病院が、仮に病院機能を廃止するようであれば存続は難しいと思いますが、今のまま調剤薬局の営業は続けられる状況にあります。 - 田中委員
事業所番号は同じで、敷地が変更となる変更届になるのですか。 - 処分庁
保健所への申請が済んでおらず、廃止の情報も入っていません。 - 岡部委員
市街化調整区域に病院が出来ると、医薬分業で調剤薬局が必要となりますが、開発審査を病院と一体的に行うことはできますか。 - 処分庁
審査の基準が異なるので一体的には出来ませんが、同じ時期に申請があれば、同じ審査会で審議することは可能です。 - 岡部委員
一体的に計画される利益もあるかと思い、質問しました。
- 岩岡委員
薬局の規模は病院の規模と関連しないのですか。 - 処分庁
市街化区域であれば大きな薬局も作れますが、市街化調整区域は千葉県の基準を準用しており、他の病院の周辺でも同一規模の調剤薬局が複数並ぶ状況となっています。 - 佐藤会長
それは、やむを得ないということですか。 - 処分庁
基準上やむを得ない形となります。 - 岡部委員
大きな病院が市街化調整区域に出来ることが多くて、調剤薬局が複数並ぶよく見かけますが。 - 処分庁
採算が成り立つ範囲で、複数の調剤薬局が並ぶ形が見受けられます。 - 岡部委員
都市計画的には問題はないのでしょうか。 - 処分庁
都市計画的な課題として、景観などあるかと思います。 - 金成委員
病院が12月に開院することは、許可等の手続が済んで確定していて、既存の病院に当てはまることでよろしいのですか。
- 処分庁
病院が12月に開業することは、手続等整っています。
傍聴
傍聴者 2名
次回開催予定日
令和元年6月19日(水曜日)午後2時から