平成29年度第2回柏市開発審査会会議録

1 開催日時

平成29年12月12日(火曜日)午後1時55分から午後2時35分まで

2 開催場所

柏市役所分庁舎2 2階 第1・2会議室

3 出席者 

(開発審査会委員)
佐藤会長、金成委員、反町委員
(事務局)
開発事業調整課 澤課長、永倉統括リーダー、大宮副主幹  
(処分庁)  
宅地課 伊藤課長、遠藤統括リーダー、棚田主任

4 議題

議案第1号 建築物の新築等の許可について      

「病院又は診療所に通院する患者の利便性を目的とした薬局」

5 議事(要旨) 

議案第1号について、処分庁より内容の説明を行い、計画について質疑応答し、審議の結果全員一致で異議のない旨の結論を得た。主な質疑応答審議内容は以下のとおり。 

  • 委員
    提案基準20の(4)と(7)にある、予定建築物の延べ面積は150平方メートル以下、高さを5メートル以下とするのは、薬局部分だけを切り出して判断するのですか。
  • 処分庁
    薬局のみで大きさと高さ、平屋建てであるかを見ています。
  • 委員
    提案基準20の(3)にある、敷地周長の7分の1以上が道路に接していることの判断は、薬局だけで見るのですか。敷地全体で見るのですか。
  • 処分庁
    建物が一体となっている敷地全体で見ています。
  • 委員
    敷地は全体で見るのに、建物は一部で見るということですか。
  • 処分庁
    二つの要件が重なっている案件と考えていただきたいのですが、薬局、住宅がそれぞれが立地できる要件を満たしており、両者を併せても立地できるものとして、これまで許可を行ってきており、今回も該当するものとして提案しています。
  • 委員
    薬局でなく住宅を増築する場合でも、建物としては許可できるものですか。
  • 処分庁
    住居部分の増築として認められます。
  • 委員
    医療施設として、新たに別の観点で許可を求めているということですか。
  • 処分庁
    診療所の近くに薬局は必要で、50メートル以内と厳しい立地基準もあり、それらに該当することで、診療所に通院する患者さんが便利に使える薬局を作れる基準としています。
  • 委員
    増築すると調剤薬局の駐車スペースが少なくなり、足りるのですか。診療所の駐車場は広そうですが。
  • 処分庁
    診療所には来客用駐車場が7台用意されており、止めたまま調剤薬局に歩いていけます。
  • 委員
    一体的に駐車場を使用してよい話になっているのですか。
  • 処分庁
    診療所として、そのような話になっています。
  • 委員
    道幅が狭いようですが、奥の方に住んでいる方はどう思っているのですか。
  • 処分庁
    都市計画課と協議を重ねてきましたが、薬局が出来ることで極端に交通量が増える心配はないということで、協議は調っています。
  • 委員
    区分所有ということですが、住居部分と薬局は使われる方が別ということですか。
  • 処分庁
    自己業務用として認めており、建物の薬局部分は事業者が所有して経営することを条件に、許可することで話をしています。
  • 委員
    借りるのではなく所有なのですか。区分所有の登記もされているのですか。土地もそれに合わせて登記しているのですか。
  • 処分庁
    建物、土地ともに、既に登記が済んでいます。
  • 委員
    区分所有が必要なのは建物のみですか。
  • 処分庁
    建物のみです。土地は借地でも可能です。
  • 委員
    敷地周長の図をもう一度見せてください。接道しているのは上の辺と斜めの辺と右の辺となりますか。
  • 処分庁
    そのとおり北側の県道と東側の市道が接道しています。

6 その他

包括承認基準に該当する開発行為の許可、裁判の結果について報告を行う。

7 傍聴

傍聴者 1人

8 次回開催予定日

平成30年2月7日(水曜日)午後2時から