平成28年度第3回柏市建築審査会会議録

1 開催日時

平成28年6月30日(木曜日)午後1時30分から2時45分まで

2 開催場所

柏市役所本庁舎5階 第2委員会室(柏市柏5丁目10‐1)

3 出席者  

  • 委員
    坂本会長、平澤会長代理、籠委員、高野山委員、髙橋委員、田中委員
  • 説明員
    建築指導課 平久課長、染谷副参事、古谷副参事、鈴木副主幹、久保主査、福岡主査
    学校施設課 伊藤副主幹、竹内主任
  • 事務局
    都市部 多田理事
    開発事業調整課 澤課長、奥村副主幹、山中副主幹

4 議題

  1. 建築基準法第44条第1項第4号の許可について 1件
  2. 建築基準法第44条第1項第2号の許可について 1件

5 議事(要旨)

案件第1号(建築基準法第44条第1項第4号の許可)

案件第1号については、事務局及び説明員から、案件の内容を説明した後審議を行い、審議の結果、当該建築許可について同意することに決した。主な質疑応答審議内容は、以下のとおり。

  • 委員 
    小学校は、いつ建築されたのですか。
  • 説明員
    平成24年度です。
  • 委員 
    その小学校を建築する時から、道路の反対側に中学校を建築して、道路上空通路でつないで、給食室やプール、教室などを共用使用する計画をしていたのですか。
  • 説明員
    はい、そのとおりです。建築された平成24年度に入学した小学校一年生の子供達が、中学校に入学する平成30年度に、今回の中学校のオープンを予定しています。 
  • 委員
    「道路の上空に設ける通路の取扱等について」の基準について、昭和32年の当時建設省の通達とありますが、現在までに見直しや改正等がありましたか。
  • 説明員
    平成12年の地方分権一括法等の施行により、国等からの「通達」等は「技術的助言」とみなされており、その基準の名称は変わりましたが、基準の内容については、昭和32年の通達から変更はありません。
  • 委員
    道路上空通路と小学校・中学校の各階床高さ及びエレベーター着床階には、それぞれ少し高低差がありますが、エレベーターを生徒が利用することはできるのですか。
  • 説明員
    エレベーターは、基本的には給食関係と身体障害のある生徒のバリアーフリーとして、各階床と中間階床に着床して、エレベーターが着床した側の正面か背面のどちらかの扉が開いて、身体障害のある生徒のバリアーフリーとして利用することができます。
  • 委員
    資料14ページのパースのように、今回の工事で、電柱を地中化する計画はないのですか。
  • 説明員
    区画整理事業では、電柱の地中化は想定されていません。また、高圧線や低圧線を含めて、電線のルート的には現在と同じような復旧になると思います。その工事については、電線に関係する近隣の住宅や工場等の電力供給に配慮して、活線作業で電線の切り回し工事をおこない、周辺住民等に影響が少ないように、最短作業で1時間位の停電を伴う工事になると思います。
  • 委員
    柏市の学校の建築物なので、計画通知として柏市で建築確認することになりますね。
  • 説明員
    そのとおりです。
  • 委員
    過去に沼南地区の校舎設置工事の時に、(仮設)と工事名称等に記載されていましたが、今回は(仮称)と工事名称等が記載されていますが、その違いは何ですか。
  • 説明員
    以前の沼南地区の校舎設置工事の時は、建築物がプレハブをリースする形式だったので、(仮設)の名称が入りました。今回の建築物は本設として建築するので、(仮設)ではありません。また、基本的にプレハブ建築物は柏市の場合、プレハブリース期間が6年間です。それを過ぎると無償で譲り受けます。そのため、工事名称等は(仮設)と記載されますが、本設と変わらない建築物のグレードで建築をしています。 

案件第2号(建築基準法第44条第1項第2号の許可)

案件第2号については、事務局及び説明員から、案件の内容を説明した後審議を行い、審議の結果、当該建築許可について同意することに決した。主な質疑応答審議内容は、以下のとおり。

  • 委員
    今回のような、道路内の建築物許可について、近年の事例としては、いつ頃ありますか。
  • 説明員
    4年前に北柏駅で、バリアーフリー対応のためのエレベーター設置に伴う、道路内の建築物許可の事例があります。
  •  委員
    今回は、道路内にエレベーター部分が出ているので、建築審査会案件ですが、仮に、自由通路や駅舎が鉄道敷地内に収まっていれば、建築確認だけで建築工事ができたのですか。
  • 説明員
    そのとおりです。建築確認だけで、建築許可は不要となります。また、今回の申請地及び周辺は、平成9年の沼南町時代に区画整理事業が認可され、それから事業が施行されております。そして、当初から自由通路等の要望があったのですが、関係者等の合意形成が、だいぶ後になってからと聞いております。そのため、本来であれば鉄道敷地内に計画するのが一般的ですが、関係者等の合意形成が遅れたため、今回の道路内の建築物許可となったようです。
  •  委員
    西口の駅前広場は、今後市道になるのですか。また、東口の区画整理事業等の計画はあるのですか。
  • 説明員
    西口の駅前広場等は、今後市道になります。東口については、都市計画的に県道から駅東口まで都市計画道路が定められています。しかし、地権者等の合意形成の関係で、今後の計画等の進展については、不透明なのが現状です。そのため、東口の区画整理事業等の施行については、コンセンサスが得られていない状況と考えています。 

6 傍聴者

 0人

7 次回開催予定日

平成28年9月30日(金曜日)午後1時30分から