平成27年度第4回柏市建築審査会会議録

1 開催日時

平成27年12月21日(月曜日)午後1時30分~午後2時15分

2 開催場所

柏市役所本庁舎5階 第2委員会室(柏市柏5丁目10‐1)

3 出席者

  • 委員
    坂本会長、平澤会長代理、髙野山委員、髙橋委員、田中委員
  • 説明員
    建築指導課 大久保課長、平久副参事、古谷主幹、齊藤副主幹、山中副主幹
  • 事務局
    都市部 鈴木理事
    開発事業調整課 澤課長、松田副主幹、佐々木副主幹

4 議題

建築基準法第43条第1項ただし書の許可に係る案件 1件

5 議事(要旨)

事務局及び説明員から、案件の内容を説明した後審議を行った。その際に表明された主な意見は次のとおり

案件第1号(建築基準法第43条第1項ただし書の許可)

  • 委員
    公図の道路状空地部分の分筆線は、4メートルの幅で切られているものか。現況は通路部分の後退をしていない箇所があるようだが、協定の中で将来的に後退することとなっているのか。
  • 説明員
    そうである。
  • 委員
    4メートルの分筆線は、協定がなされてから引かれたものか。
  • 説明員
    協定締結の際に、通路として扱う4メートル部分を分筆している。当初は、他に接道可能な道路のある宅地からの同意取得が難しかったが、通路のみに接する宅地の所有者それぞれが、他に接道可能な宅地所有者へ通路部分に当てる敷地面積に相当する自己敷地を提供し合うことによって、通路部分の確保をする協定を締結したという経過がある。
  • 委員
    協定で4メートルを確保するとなっているのであれば、未後退部分の幅員が確保されてから許可申請となるのではないのか。通路の幅員が4メートル確保できていない状況で許可できるのか。
  • 説明員
    許可基準では、現況幅員が4メートル未満でも将来的に4メートルに拡幅することが確実と見込まれるものを対象としており、今回の許可申請についてもその条件を満たしているため、許可相当と判断している。
  • 委員
    消防同意も得られているとのことだったが、その面においても大丈夫なのか。
  • 説明員
    現況の状態を確認の上判断されており、ホースの延長等についても問題ないということを聞いている。
  • 委員
    平成24年にも同じ通路に接する別の敷地に対して同意をしているが、その時と今回とで状況の変化はあるか。
  • 説明員
    平成24年に同意した敷地の前面通路の幅員が、許可前は4メートル未満だったが、許可後4メートルを確保する位置まで後退した。
  • 委員
    今回の申請敷地は公図と設計図面では形状が違うようだが、造成等によって設計図面のように変更するということか。
  • 説明員
    実際の敷地形状は設計図面のとおりで、特に公図の形状を変更するということはない。
  • 委員
    通路の先の崖は、どの程度下がっているのか。その先に通路が延びることはないという認識でよいか。
  • 説明員
    通路の終端に宅地が接していて、その先が崖になっており、4.6メートル程度下がっている。崖下の宅地との間に擁壁も設置されており、通路が今より先に延びることはない。
  • 委員
    他に接道可能な道路がある宅地が建て替えをする際には、建築審査会の審査対象にならないと思われるが、通路部分の後退についてはどこでチェックするのか。
  • 説明員
    建築確認が民間の確認検査機関で処分されたとしても、柏市への報告があるため、そこでチェックをすることとなる。

審議の結果

当該建築許可について同意することに決した。

6 傍聴者

0人

7 次回開催予定日

平成28年2月15日(月曜日) 午後1時30分から