平成27年度第3回柏市建築審査会会議録

1 開催日時

平成27年10月30日(金曜日)午後1時30分~午後2時30分

2 開催場所

柏市役所分室1 2階 第1会議室(柏市柏5丁目10‐1)

3 出席者

  • 委員
    坂本会長、籠委員、後藤委員、髙橋委員、田中委員
  • 説明員
    建築指導課 平久副参事、古谷主幹、齊藤副主幹、山中副主幹
  • 事務局
    都市部 鈴木理事
    開発事業調整課 澤課長、松田副主幹、佐々木副主幹

4 議題

建築基準法第43条第1項ただし書の許可に係る案件 1件

5 議事(要旨)

事務局及び説明員から、案件の内容を説明した後審議を行った。その際に表明された主な意見は次のとおり

案件第1号(建築基準法第43条第1項ただし書の許可)

  • 委員
    空地となっている部分は、何故このような状態となっているのか。都市計画道路の区域となっていることと関係はあるか。
  • 説明員
    当初は、道路位置指定の部分を含めた全体を通路として築造したものと思われるが、その当時の道路位置指定は、延長の基準が取付道路から40メートルであったため、それ以外の部分は敷地延長等により建築が行われるなどして、建築基準法上の道路とはなっていないのではないかと思われる。なお、都市計画道路の区域となっていることとの関係はない。
  • 委員
    申請地の敷地にかかっている都市計画道路については、具体的に事業認定される可能性はどの程度あるのか。
  • 説明員
    担当部署から確認できたのは、当面の10年間のうちに優先整備する範囲には入っていないということのみのため、それ以降の予定について現時点では未定である。
  • 委員
    過去に同じ空地に面した別の敷地の許可申請に対して同意をしているが、今回もその過去のものと同じ条件での審査であるという考え方でよいか。過去の同意の際とは異なる条件が生じているということはないか。
  • 説明員
    過去の同意の際と条件は変わっていない。ただし、申請される建築物については、それぞれ個別に審査をすることになる。
  • 委員
    空地の突き当たりの先の細い空地状の部分についても、今回同意を得られているのか。
  • 説明員
    現状は舗装され、自転車や歩行者が通行できるようになっているが、実際は住宅の敷地の一部であるため、今回の空地として同意する範囲には入っていない。しかし、こちらを避難通路として使用しなくても問題がないよう、申請建物の防火性能を上げる等の計画としている。
  • 委員
    今回の通路は、自動車の通り抜けも転回もできない形態であるが、このような通路の延長は何メートルまで認められるのか。
  • 説明員
    延長の基準というものは特にないが、60メートルを超える場合は、2方向の避難が可能かどうかや申請建物の防火性能を上げることを判断の基準としている。

審議の結果

当該建築許可について同意することに決した。

6 傍聴者

1人

7 次回開催予定日

平成27年12月21日(月曜日)午後1時30分から