平成26年度第2回柏市開発審査会会議録

1 開催日時

平成26年6月25日(水曜日)午前10時~午前11時30分

2 開催場所

柏市役所本庁舎3階 庁議室

3 出席者

  • 委員
    佐藤会長、秋田委員、金成委員、反町委員
  • 処分庁
    宅地課 横山課長、澤副参事、伊藤主幹、藤井副主幹
  • 事務局
    都市部 鈴木理事
    開発事業調整課 祐川課長、奥村副主幹、佐々木副主幹

4 議題

  • 議案第1号 建築物の新築等の許可について(公開)
    柏市開発審査会提案基準13「病院の看護師寮」

5 傍聴者数

なし

6 決定事項

  • 議案第1号 建築物の新築等の許可について
    本件は許可相当とすることに決定した

7 議事(要旨)

議案第1号の主な質疑応答審議内容は以下のとおり。

  • (委員)
    計画地周辺の土地利用状況は。
  • (処分庁)
    計画地周辺には、道の駅しょうなん、大井、岩井という集落、二松学舎付属高校、千葉柏リハビリテーション病院、手賀沼病院など。基本的には、既存集落が散在している状況。
  • (委員)
    計画地の周囲に何か建物があるという状況ではないのか。
  • (処分庁)
    そのとおり。
  • (委員)
    開発に伴い、道路拡幅、セットバック等は行われるのか。
    1階建てで、市街化調整区域の暗い場所なので防犯上少し心配なのだが、安全性の確保などはどのようにされているのか。
  • (処分庁)
    道路は現道のままで、拡幅等は行わない。
    出入り口はオートロック、他に防犯カメラ、警報装置などを二重、三重に設置することで、防犯機能を高めると聞いている。
  • (委員)
    外から入り易そうで少し不安。せっかく開発許可するのであれば、利用者にとって、より良い施設になってほしいので、空間と距離に配慮いただけるように指導してほしい。
  • (処分庁)
    精神的心の悩みなど離職する看護師が多いことから、開口部を設け、談話、食堂スペースを広くとり、空間を多くしたと聞いている。
  • (委員)
    市街化区域であればいいと思うが、調整区域なのでどちらかというと、内に開いていて、外側はもう少し閉じた空間でもよいかと思う。
  • (処分庁)
    道路面に緑地を配置している。植栽を適宜配置してバッファ的な機能をもたせて、まる見えということにはならない。
  • (委員)
    テラスの前に柵はあるのか。市道からアクセスできるのか。
  • (処分庁)
    擁壁約1.5メートルで立ち上げるので、容易に人が入れることにはならない。
  • (委員)
    市街化区域であれば、外からの視認性というのがあってもいいと思うが、市街化調整区域であれば、外からはあまり見えないようにして、内は開放的であっても、外からの視認性はある程度閉鎖型にしたほうが居住者も安心。離職率を下げることが目的ということなので、ここが怖いから辞めるということになっては本末転倒。外からはあまり存在が見えないようにすることも大事だと思う。
  • (処分庁)
    ご指摘は事業者へ伝えていく。 
  • (委員)
    提案基準は「過少等の理由により同一敷地内に設置することが困難にある場合」が条件となっているが、駐車場は相当広いが、稼働率を踏まえると困難ということか。
  • (処分庁)
    病院の形態として、ほとんど入院されている。病床数は440位。基本的には外来よりも入院患者が多いのですが、一部外来も行っている。介護のご家族も多くいる。昼間は、常時9割位利用されていることから、これ以上、駐車場を削減することができない状況。