平成25年度第8回柏市建築審査会会議録

1 開催日時

平成26年2月20日(木曜日)午後1時30分~午後3時00分

2 開催場所

柏市役所本庁舎5階 第5・6委員会室(柏市柏5丁目10‐1)

3 出席者

  • 委員
    坂本会長、平澤会長代理、籠委員、反町委員、髙橋委員
  • 説明員
    建築指導課:大久保課長、山中副参事、相田主幹、古谷主幹、鈴木副主幹、安井主任
  • 事務局
    都市部:鈴木理事
    開発事業調整課:祐川課長、平久副参事、佐々木副主幹

4 議題

建築基準法第55条第3項第2号の許可に係る案件 1件
建築基準法の規定による許可に係る包括同意基準の制定に係る案件 3件

5 議事(要旨)

事務局及び説明員から、案件の内容を説明した後審議を行った。その際に表明された主な意見は次のとおり

案件第1号(建築基準法第55条第3項第2号の許可)

  • 委員
    今回の建築計画に当たって、近隣の住民から騒音等を懸念する声は出ていないか。
  • 説明員
    特に音等に関する苦情が出ているとは聞いていない。各種行事等で音の出る施設であることから、基本的には気を遣いながら行っているとは聞いている。
  • 事務局
    本課において紛争予防のための条例を所管しており、当該計画については、条例の規定に基づき敷地境界から計画建物高さの2倍の範囲の土地建物所有者に対して、事業者から計画の説明を行っている。また、その条例には近隣住民等から計画に対し、要望をすることができるという規定があるが、当該計画に関する要望は特段出ていないとの報告を受けている。

審議の結果

当該建築許可について同意することに決した。

案件第2号(建築基準法第55条第3項第2号の規定による許可に係る包括同意基準の制定)

  • 委員
    適用の範囲について、括弧書きで大学等を除いた理由と、敷地境界から壁面等を5メートル以上後退させるという基準を設けた理由を教えていただきたい。
  • 説明員
    大学等については、第一種及び第二種低層住居専用地域における建築が認められないことと、進学率についても高等学校は90パーセントを超えているのに対し、大学等は55パーセント程度の進学率に収まっているという傾向があり、その地域に本当に必要なものかどうかというのは、慎重に判断する必要があることから、適用の範囲からは大学等を除くこととしている。敷地境界からの5メートル以上の後退については、近隣への影響を日影だけで判断していいのかという考えがあり、人によっては圧迫感を感じるのではないかということで、あまりに敷地に接していて50平方メートルを超えるような建物については、隣地が道路なのか狭い敷地なのか畑なのかといったところも考慮した中で、決めていきたいというのが趣旨である。なお、実際に基準を運用していく中で、5メートルという数値があまり意味がないものということになれば、その都度基準を変更して、適正な運用を行っていければと考えている。
  • 委員
    大学等を低層の住居地域で建築する場合は、正式な許可を受けなければならない訳だから、許可を受けたものの範疇であれば、適用の範囲から除く必要はないのではないか。
  • 説明員
    先程説明したとおり、一般的な市立の小中学校等とは性格が違うものと考えており、例えば大学等の許可対象については、その時点においてこの条件だったらというような個々の事情などで許可をしていると考えられるので、包括ではなく個別に慎重な判断をしていきたいと考えている。

審議の結果

当該包括同意基準の制定について同意することに決した。

案件第3号(建築基準法第56条の2第1項ただし書の規定による許可に係る包括同意基準の制定)

意見等は特になし

審議の結果

当該包括同意基準の制定について同意することに決した。

案件第4号(建築基準法第44条第1項第2号の規定による許可に係る包括同意基準の制定)

  • 委員
    この基準に当たらないような停留所の計画というのは考えられるか。
  • 説明員
    もしそのような計画であれば、個別に審査会で審議する案件となると思われる。

審議の結果

当該包括同意基準の制定について同意することに決した。

6 傍聴者

0人

7 次回開催予定日

平成26年3月20日(木曜日) 午後1時30分から