平成23年度第2回柏市建築審査会会議録

1 開催日時

平成23年5月27日(金曜日)午後1時30分~2時25分

2 開催場所

柏市柏五丁目10番1号
柏市役所本庁舎5階 第2委員会室

3 出席者

  • 委員
    坂本会長、平澤会長代理、内田委員、籠委員、反町委員、髙野山委員
  • 説明員
    建築指導課:大久保課長、山中副参事、澤副参事、相田主幹、古谷副主幹、岡田主事補
  • 事務局
    都市部:鈴木次長
    開発事業調整課:祐川課長、平久副参事、堀江副主幹、佐々木主査

4 議題

建築基準法第43条第1項ただし書の許可に係る案件 2件

5 議事(要旨)

事務局及び説明員から、案件の内容を説明した後審議を行った。その際に表明された主な意見は次のとおり

案件第1号(建築基準法第43条第1項ただし書の許可)

案件第2号(建築基準法第43条第1項ただし書の許可)

(委員)
所有者一覧が添付されているが、分筆されたのはいつか。また、本来なら道路位置指定や開発行為とされるべき敷地であると思うが、今回ただし書道路として扱う理由と、説明にあった一連の建ち並びとはどこを言うのか教えていただきたい。
(説明員)
既存位置指定道路との接続部分における必要な寸法の隅切りが確保できないことから、空地の道路位置指定は断念しており、一連の建ち並びとは、申請敷地前面の道路状空地を挟んだ向かい側の1軒と道路状空地の末端に接し、申請敷地裏手にある1軒を指している。
(委員)
今回の許可が出ると、空地に接する他の敷地で今後建築する場合は、包括同意基準により許可することとなるのか。
(説明員)
道路状空地の幅員に4メートル未満の部分があるため、新たに建築許可の申請があった場合は、その都度建築審査会において審議することとなる。
(委員)
道路状空地が幅員4メートル未満であることについて、隣接地権者等は今回の建築許可のためにどのような理由で同意したのか。
(説明員)
幅員4メートルの計画線の中に築造されてしまっている塀などについては、将来建替えをする際に計画線の外側へ設置し、幅員を確保するという内容で承諾している。
(委員)
許可申請理由書の内容は、予めひな形などが用意されているのか。それとも申請者が自ら考えた文言で構成されているものなのか。
(説明員)
申請者によって違うが、作成方法がわからない者に対しては参考となるものを示している。
(委員)
道路状空地共有者からの同意書は、将来に渡ってただし書道路として使用することについて同意するという内容でしかない。塀が4メートル幅員の計画線内に入ってしまっている隣接敷地所有者については、将来自己の建て替えの際には塀を後退させるなどの文言で承諾を得るべきではないのか。
(説明員)
将来建て替えの際には、幅員4メートルの計画線を確保するという内容を含んで承諾を得ている。
(委員)
将来的に塀を後退するのなら、併せて規定に沿う隅切りを確保すれば位置指定道路にできるのではないか。
(説明員)
隅切り設置の必要な箇所の敷地は、既存の位置指定道路に接道しているため、設置しても恩恵を受けない隅切りの確保については、所有者に協力を得るのは困難と思われる。
(委員)
道路状空地の南側ががけのようだが、今回の許可の中では考慮しなくてよいものなのか。
(説明員)
がけ条例の規制の対象外であるため、今回は考慮の必要はないと考えている。

  • 審議の結果
    当該建築許可について同意することに決した。

6 傍聴

(1)傍聴者
0人

7 次回開催予定日

平成23年7月25日(月曜日)午後1時30分から