平成22年度第1回柏市建築審査会会議録

1 開催日時

平成22年9月29日(水曜日)午後1時30分~午後3時30分

2 開催場所

  • 柏市柏五丁目10番1号
  • 柏市役所第2庁舎3階 庁議室

3 出席者

(委員)

杉山会長、横山会長代理、内田委員、佐藤委員、反町委員、寺嶋委員

(説明員)

建築指導課:鈴木課長、山中副参事、澤主幹、相田副主幹、古谷副主幹、松田副主幹、格内主査、永野主査、横田主事

(事務局)

都市計画部:浜田部長

開発事業調整課:祐川課長、平久主幹、佐々木主査

4 議題

建築基準法第43条第1項ただし書の許可に係る案件  1件

5 議事(要旨)

事務局及び説明員から、案件の内容を説明した後審議を行った。その際に表明された主な意見は次のとおり

 案件第1号(建築基準法第43条第1項ただし書の許可)

(委 員)本件に係る空地の大半が査定済みとのことだが、一部4メートルに欠ける部分については、隣接する宅地との境界が確定していないということか。

(説明員)そのとおりである。4メートルに欠けてしまっている部分については、境界が確定していない。

(委 員)それでは、空地を管理している柏市と、それに接している宅地の所有者との合意が得られないということか。

(説明員)市としては、元々4メートルの幅員で買収をしており、現況で4メートルに欠けている箇所については、宅地所有者との境界が確定せず、査定が進められない状況である。

(委 員)先ほどの説明の中で、4メートル未満の空地については、建て替え時にセットバックの指導をすると聞いたが、それでよいのか。

(説明員)市としては、幅員4メートルを確保しているという認識であるため、4メートルの空間を確保させる方向で進めて行きたい。

(委 員)ということは、建て替え時にセットバックすることについて、現在の所有者との合意は得られていないということか。

(説明員)境界が未確定であるため、合意は得られていない。

(委 員)今回対象範囲としている空地から更に北側及び南側の通路状の部分は、建築基準法上どのような取り扱いになるのか。

(説明員)昭和50年代後半に北側に向かって30メートル、南側に向かって60メートルを第43条の空地として取り扱っていた。今回は、申請宅地に必要な空地として、柏市道から位置指定道路に通り抜ける下水道用地の部分を空地とするものである。その他の部分については、今後申請に応じて検討する。

(委 員)将来的にこの空地扱いしている柏市の下水道用地が、市道になる可能性というのはあり得るのか。

(説明員)幅員4メートルの確保、市道等への接続状況などにより、難しいと聞いている。

(委 員)案内図上で、空地の北側から延びていった先の点線になるところまでは、道路として機能しているということか。

(説明員)元々下水道用地であり、点線部分は舗装していないものの、境界杭を明示して市有地として確保しているため、災害時の避難経路などの利用には支障はないが、現地は砂利の部分があったり夏場には雑草が生えてしまうような箇所がある。このため、図面上は破線になっている。

(委 員)反対に、空地の南側から延びていった先は広い通りに階段状で接しているようだが、これは道路としてつながっていないということか。

(説明員)先ほど同様元々が下水道用地であり、当初は水路のように使用していたようで、広い通りは西口3号線という道路であるが、この下を通るような経路となっている。西口3号線との高低差は5メートル近くあるため、階段で上り下りするようになっており、現在も空地沿いの住民が西口3号線に出る際にこの階段を利用している。

◎審議の結果

  当該建築許可について同意することに決した。

6 傍聴

(1) 傍聴者

0人

7 次回開催予定日

平成22年11月29日(月曜日) 午後1時30分から