平成25年度第1回柏市開発審査会会議録

1 開催日時

平成25年9月6日(金曜日)午前10時から午前11時まで

2 開催場所

柏市柏五丁目10番1号 
柏市役所本庁舎3階 庁議室

3 出席者

  • 委員
    小野会長、伊藤委員及び反町委員
  • 処分庁
    宅地課:横山課長、澤副参事、伊藤主幹(統括リーダー)及び藤井副主幹(市街化調整区域担当リーダー)
  • 事務局
    都市部:鈴木理事
    開発事業調整課:祐川課長、浅野副主幹(調整担当リーダー)及び金田主任

4 議題

議案第1号 開発行為の許可について 「社会福祉施設等」

5 議事(要旨)

 議案第1号については、事務局より内容の説明を行い審議の結果全員一致で異議のない旨の結論を得た。主な質疑応答審議内容は以下のとおり。

  • (委員)
    市街地に接しており、地域のニーズもあり、よいと思うが、確認したい事項がある。柏市道50860号線の交通量はほとんど無いのか。駐車場に直接面しているので確認したい。
  • (処分庁) 
    柏市道50860号線は、大津川につながっている。柏市道50860号線も大津川沿いも遊歩道のようにはなっておらず、柏市道50860号線は、畦道のようになっており、交通量はほとんどゼロである。柏市道50860号線に面している駐車場は、全て従業員用であり、朝、従業員が駐車して、夕方、従業員が帰るだけである。
  • (委員)
    おそらく畦道の拡張のようになるのだろう。了解した。もう一点確認したい。周辺の土地利用は農地となっているが、どういった区分の農地なのか。
  • (処分庁)
    周辺は田で現在はまだ稲刈りがされていない状況である。こちらは、前の地主がドライブインをやろうとして一度更地のようにした。その次に、植木業者が木を植えて現在のような木が多く立っている状況にした。地目は、一筆だけ田で、あとは全て雑種地である。
  • (委員)
    特に重要な農地というわけではないということか。
  • (処分庁)
    そうである。
  • (委員)
    大津川の近くということで確認したい。この辺りで過去に氾濫や洪水はあったのか。
  • (処分庁)
    柏市では過去の浸水の履歴を公表しているパンフレットとして浸水マップがある。それによると、この辺りは、特に浸水したという履歴は無い。もっと南の第一種低層住居専用地域の辺りや国道16号線のアンダーパスの辺りでは浸水の履歴があるが、この辺りについては特にそのような浸水の履歴は無い。
  • (委員)
    これは開発行為とは少し違うのだが、建築の内容のことで確認したい。厨房等に関しては、介護保険法の中の介護老人福祉施設の施設基準に従って行うとは思うが、保健所等に相談はしているのか。
  • (処分庁)
    施設に関しては、介護基盤整備室で募集を行い、そこで定めている施設基準があり、それに則って、例えば廊下の幅等の基準に適合しているとは聞いている。しかし、厨房等のことは聞いていない。
  • (委員)
    保健所の方では、本件は、集団給食施設になると思うが営業ではないので、直接指導はしていないと思うが、でき得るならば、保健所への確認だけはしてほしい。建築されてからこうした方がよかったということで後から問題が出てきたということが経験上あった。本件の厨房は、保健所が所管する法律上は指導の対象となる施設ではないが、また、施設基準には適合しているとは思うが、厨房等について保健所への確認だけはしてほしい。
  • (処分庁)
    了解した。
  • (委員)
    今回の場合、単体としては特に問題となるものはないと思う。そこで、今後のことで確認したい。本件は、第5期柏市高齢者いきいきプラン21に基づいて行われているとのことだが、 この第5期柏市高齢者いきいきプラン21は、柏市の総合計画の中で位置付けられているということでよいか。
  • (処分庁)
    本件は、福祉部局の個別計画である第5期柏市高齢者いきいきプラン21に則って募集と選定が行われたものであり、福祉部局では1期3年で個別計画を立てて行っており、本件は、上位計画である柏市第四次総合計画に位置付けられているというよりも、福祉部局の個別計画である第5期柏市高齢者いきいきプラン21に位置付けられているものである。
  • (委員)
    何故このような質問をしたかというと、各部局では必要な計画を立てており、他部局から、この地域の開発行為の計画として、それなりに根拠のある計画が出される可能性があるためである。この地域は、まだキャパシティがあるので、本件と同じような計画が他部局から出される可能性がある。そこで、各部局の計画が上位計画にどの段階で接続しているかを確認したい。本件は、今後の同様の案件に対するガイドラインを示す案件ということでよいか。
  • (処分庁)
    今回この地域で開発行為がされるということが、今後の隣接地の同様の開発行為についてのガイドラインになるということについては、この地域のうち、農用地となっているところでは開発行為はできないが、農用地以外では、バス停からの距離が300メートル以内の範囲であれば、開発審査会の議を経た上でだが、可能ということになる。
  • (委員)
    この地域では、今後、農用地以外の部分では、今回と同様の開発行為が行われ得るという柏市のガイドラインが示されたと確認した。

6 傍聴者

なし

7 次回開催予定日

平成25年10月25日(金曜日)午前10時から