平成24年度第2回柏市年都市景観デザイン委員会 会議録

開催日時

 平成24年度12月21日(金曜日)午前10時~12時

開催場所

 アミュゼ柏 1階プラザ

出席者

(委 員)
北原会長、宮脇副会長、
今津委員、清水委員、染谷委員、中村委員、丹羽委員、平倉委員、福委員、柳井委員、杉浦委員、宮本委員、山野辺委員  
(事務局)
吉川都市部長、南條都市計画課長、長妻主幹、井出主幹、片山主幹、永野副主幹、岡田副主幹、竹内主事、高橋主事補

案件

 柏市景観計画の変更について

議事要旨

(1)豊四季台重点地区の景観形成基準について

 委 員

  • 建物ボリュームを抑えるとしているが、建物の配置をずらす、棟間隔を空けるなど、規定の意図を明確にしておくのが良い。数字で決めることは、満たせば良いとなるので、必ずしも善しとしない。
  • 明確に数字を入れないと守られないと思う。数字を設けられない場合、「協議が必要」等の記載を。都度、事業者と調整できる仕組みの検討を。

 事務局

  • 数字で明確な基準は難しい。協議で、良好な景観誘導をする形が良いと考える。指導が出来ることを明文化する。

 会 長

  • 街並みの連続性が欲しい所では、建物間は離れないのが良い場合もあり、数字を書き過ぎない配慮も。考え方を書く等の対応を。

(2)ビル風について

 委 員

  • 建物間隔が狭いとビル風が起こる。高層で連続する場合、風洞計算をする等をチェックリスト項目に設けることは可能か。

 委 員

  • 全物件の風洞実験の義務化は難しいが、対策のアドバイスは可能。アドバイザー会議でいくらか行うことができる。

(3)景観法と重点地区の位置づけについて

 委 員

  • なぜ、全ての重点地区で新条例を適用しないのか。

 事務局

  • 意向確認中だが、景観法の罰則が適用になるため、地域に説明・同意を得た上で、新条例の重点地区に移行したいと考える。

 委 員

  • 新・旧条例が混ざる過渡期であると理解する。丁寧に説明する必要がある。ただし、柏の葉キャンパス駅前等、柏の看板となるまちを目指して頑張っている所は、早めの調整を。

(4)表現について

 委 員

  • 区域区分図で、学園文化施設地域を特出しする必要があるか。

 事務局

  • 区分を分かり易くするため、拡大して掲載している。
  • 全体を見ながら、事務局の方で判断させていただきたい。

 会 長

  • 柏市全域の話しで、ここを重視するのかという見方もあり得るので、ご検討を。

(5)その他

 委 員

  • 豊四季台を、柏駅から近く景観上重要な地区と考えれば、駅から地区へ向かう景観も重要。それに対しての、基準の有無を確認したい。主旨は、「基準は地区内の話だが、市は地区の前後空間も考えて欲しい」と言う主旨。

 事務局

  • 柏駅西口周辺で重点地区指定をする際には、検討する。既成市街地は、権利者個々の条件が異なるため、丁寧に試行錯誤・理解を得た上で進めたい。

 会 長

  • 重要な路線は、路線として整備していくことも必要。豊四季台を整備できれば、それを柏駅や、柏の葉までの軸線にする積極的な取り組みを。地元への働きかけは重要なので、宜しくお願いします。

傍聴

 傍聴者なし