平成18年度第1回柏市都市計画審議会会議録

1 開催日時

平成18年7月24日(月曜日)午後1時30分から午後4時

2 開催場所

柏市役所 第2庁舎 5階 第5・6委員会室

3 出席者

(委員)

丸田会長、木村委員、成島委員、落合(実)委員、萩原委員、 落合(富)委員、中沢委員、深野委員、山野辺委員、佐々木委員、高辻臨時委員

(事務局)

綿谷都市計画部長、中川都市計画部次長、

再開発課:佐々木課長、井出副主幹、鈴木主査

宅地課:南條副参事

都市計画課:後藤課長、古市副参事、谷口主幹、鉾田主幹、佐藤副主幹、染谷副主幹、野口副主幹、飯島副主幹、伊藤主査、寺崎主事、小笠原主事

4 議題

議案第1号 柏都市計画地区計画(藤心四・五丁目地区)の決定について

5 議事(要旨)

審議の結果、議案第1号は全会一致で原案のとおり可決された。

6 主な質疑応答

(1) 議案第1号

1 現況について

問い 藤心地区の写真等ありましたら見せてください。

答え 現況写真で説明いたします。将来の道路勾配に合わせて切り土を行い、造成工事を進めている状況です。現段階では荒造成ですが、地区計画が決定されれば、それにあわせた造成工事を行っていきます。

問い 現況写真は、求める前に見せもらえると、説明が分かりやすいので今後はお願いします。

答え はい。

問い 以前に開発行為で反対があって出来なかったというのは。

答え 逆井・藤心地区は約36ヘクタールあります。昭和45年の当初線引きですと、そのときは農地がほとんどで、住宅がまばらに点在しておりました。通常の場合だと市街化調整区域の可能性が高い区域でしたが、区画整理が予定されておりましたので、そのために建ペイ率30%、容積率50%と低く抑えられ市街化区域に編入しております。

2 都市計画道路について

問い 都市計画道路は、今回の開発行為で造成する箇所のみですか。全体的な計画を教えてください。

答え 今回の開発行為に合わせて、都市計画道路用地がこちらの三方向となっております。逆井・藤心地区(逆井藤ノ台地区)の土地区画整理事業で実施され整備された都市計画道路と繋がる予定です。しかし、それ以外の用地につきましては、現在は民有地であり用地買収や事業計画は未定です。

問い 都市計画道路の幅員はいくつか。

答え 計画幅員は16mです。

3 地区計画について

問い 色で塗りつぶされていない箇所は地区計画から外れるのか。

答え 民間による未利用地の開発行為を行います。そのため、現在既存住宅のある土地や、民有地につきましては地区計画の対象外となります。

問い この地区計画は開発行為に伴う提案型ですか。提案は開発業者からですか。それとも地権者からですか。

答え 開発業者からの提案です。

問い 地区計画の規制の中身は、他の地区計画における制限内容と同等ですか。

答え 隣接する逆井・藤心地区の区画整理後の地区計画と同等の規制です。例としては、1区画の最低敷地面積を145平方メートルとしております。

問い 既存の住宅で、建替えの際はどのようになるのか。

答え 今回の地区計画に則して建築計画を行なってもらいます。

4 緑地保全について

問い 対象地区の大部分は山林が残されているはずだが、それがなくなってしまうのか。

答え 開発行為に伴う地区は、造成を行い樹木を伐採いたします。

問い 緑の保全担当と宅地造成を指導する担当は、市内部で調整をしているのか。

答え 調整を行なっています。

問い 都市計画道路内を暫定的に緑化することは、将来、最終断面で道路整備出来なくなるのではないか。緑が育ち移植する事に対して要望等がでるのではないか。

答え 住宅販売の際、重要説明事項に将来道路整備される旨を載せてもらいます。また、高木は将来移植する必要のない場所に植樹します。

問い 後々の管理問題を含めて、計画を立てる必要がある。

答え 今回の計画については、管理部門である都市緑政部と協議を行なっています。

7 報告事項

(1)第5回定期線引き見直し等の概要について

問い 人口の考え方は、第四次総合計画と同じですか。

答え 第四次総合計画(中期基本計画)に合わせています。

問い 白井・沼南地区はどこですか。詳しく教えてください。

答え 図面を使い説明。

問い 今回の報告は、最終的に審議会に諮るのですか。

答え 審議会に諮り、ご審議いただきます。

(2)柏市都市計画マスタープランについて

問い 今までこのようなプランが柏市にありましたか。

答え 柏市には、都市計画マスタープランはありませんでした。旧沼南町には沼南町都市マスタープランがありました。

問い 今回、麗澤大学との連携が計画されているが、他の市内大学との連携はするのですか。

答え 大学とは来年度から具体的に連携予定です。今年度中に体制を検討していきます。他の市内大学についても、意見交換できる場を考えていきます。

問い 大学との連携で市民からの意見を取り入れ、提案するシステムは良いことです。通常,市が取りまとめて審議会に諮るが、そうではない事が今回の特長でしょうか。

答え はい、大学と連携する事が特長です。

8 傍聴

(1) 傍聴者 0人

9 次回開催日時(予定)

平成18年10月5日(木曜日) 午後1時30分から午後4時