平成20年度第5回柏市開発審査会

1 開催日時

平成20年12月19日(金曜日) 午前10時00分~午前11時00分

2 開催場所

柏市役所第2庁舎5階第3委員会室

3 出席者

(開発審査会委員)

小野会長、保田職務代理者、芦部委員、清家委員、伊藤委員

(事務局)

日暮部長、結城次長、猪野宅地課長、谷口副参事、横山主幹、松田副主幹、荒木副主幹、大竹主査

4 議題

1. 議案番号第1号 開発行為の許可について

提案基準20番 住居系地域における既存用途不適格建築物等の移転

(事務所)

5 議事(要旨)

(1)事務局より議案番号第1号について説明を行い、審議の結果全員一致で許可相当の結論を得た。主な質疑応答審議内容は以下のとおり。

委 員: 「下水道の整備等に伴う一般廃棄物処理業等の合理化に関する特別措置法」の主旨について説明をお願いしたい。

事務局: 近年下水道普及に伴う、浄化槽清掃を生業とする業者の経営が厳しいものとなったということで、その業務の安定をするように支援する主旨と聞いている。

委 員: 資金面とかの優遇措置はあるのか。

事務局: 法的にはそういう措置もあるが、柏市の場合は、その法を適用した訳ではなく、一般廃棄物収集運搬業の参入を法の主旨に鑑み許可した。

委 員: 提案基準により検証し、基準に合致しており特に問題がなければ良いと思われる。

委 員: 「環境対策の観点から支障がないもの」の基準について、特に今回一般廃棄物収集運搬の事業拡大することについて、この場所で積替え保管をするのは問題ない業務なのか。

事務局: 積替え保管所付で一般廃棄物収集運搬業の許可を行っている。環境対策はゴミの飛散措置としてブルーシートを架ける、2m以下の積上げ、臭いについて生ゴミ関係は塵芥車で集めた物は市の焼却工場へ直搬し、現地はプラスチック・鉄類・資源になる紙類などの分別すべきものを仕分けし、保管する。

また、一般廃棄物収集運搬業の運搬の許可について、2年毎に更新することになっていて環境部で立入調査をし監督すると聞いております。

委 員: 2年に一回立入調査という主旨でいえば、ある程度の業務範囲内で納まるので問題ないが、今後産廃の許可を取得し業務拡大しないのか。

事務局: 浄化槽汚泥、仮設トイレのし尿は一廃、業務の一部はレストランの油粕、清掃(池・U字溝)に伴うヘドロは汚泥といことで産廃の部類に入るものもある。この産廃は、バキューム車で収集運搬できる物で、ストックせずに中間処分場(野田・越谷)へ、その日の内に搬入すると聞いております。

委 員: 敷地設定について。

事務局: 開発行為は主として建築物を建築する目的で行う土地の区画形質の変更を開発行為と捉えている。申請地はすでに平成19年に屋外施設として、駐車場として整備されていること、今回は主たる目的が建築物の建築という主旨から最小限の敷地設定にするという観点から、建物とそれに伴う周辺の部分にとどめております。

委 員: 環境対策の観点についてお願いしたいが、敷地奥側駐車場の部分は、

グリッドフェンスとなっているが、廃棄物の積替え保管の取扱量が増大することにより、後背の近隣住民の配慮上、目隠しフェンスを必要とされることになった場合は市も指導してもらいたい。

事務局: 事業者と市環境部に伝えておきます。

6 傍聴

傍聴者 2人